「第32回日本ゴールドディスク大賞」、発表

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「第32回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストが発表されている。

◆「第32回日本ゴールドディスク大賞」関連画像

今回は61作品・アーティストが受賞となり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は安室奈美恵が21年ぶり2度目の受賞、洋楽部門は、ザ・ビートルズが2年ぶり6度目の受賞に輝いた。また「ベスト・エイジアン・アーティスト」では、BIGBANGが2年連続2度目の受賞を果たしている。

日本ゴールドディスク大賞は、一般社団法人日本レコード協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰している。本賞の選考基準は「CD、ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績」となり、第32回日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2017年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与している。

◆アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):安室奈美恵

第11回日本ゴールドディスク大賞以来、21年ぶりとなる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞した安室奈美恵。今回は25周年オールタイム・ベストアルバム『Finally』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5アルバム」(邦楽)も受賞し、合わせて3冠を獲得した。

「このような賞を頂き、光栄に思っております。
大切に作り上げたアニバーサリーライブやアルバム『Finally』を通して、感謝の想いが、たくさんの方に届いていれば嬉しいです。
応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとうございます」──安室奈美恵

◆アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):ザ・ビートルズ

2017年、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の発売50周年を記念したスペシャルエディションが世界的なヒットを記録したザ・ビートルズは、2年ぶり6度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)受賞。洋楽部門では最多の受賞アーティストとなった。

◆ベスト・エイジアン・アーティスト:BIGBANG

2年連続2度目の「ベスト・エイジアン・アーティスト」受賞となるBIGBANGは、『MADE』で「ベスト3アルバム」(アジア)、『BIGBANG10 THE CONCERT : 0.TO.10 -THE FINAL-』で「ベスト・ミュージック・ビデオ」(アジア)を受賞し、3冠を獲得している。

「メンバーの皆が感謝の気持ちで胸がいっぱいです。2017年に続き2018年もこのような賞を頂き、本当にありがとうございます。僕たちBIGBANGにとって日本のファンの皆さんは無くてはならない尊い存在です。必ず戻ってきます。再会の日により素敵なパフォーマンスや歌でもう一度楽しい時間を過ごしましょう!」──BIGBANG

◆ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):NGT48

対象期間中にデビューしたアーティストのうち、CD等の売上合計が最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、2017年4月12日に「青春時計」でデビューしたNGT48が受賞した。

「この度は、「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」そして「ベスト5ニュー・アーティスト」という大変光栄な賞をいただき、本当にありがとうございます。
NGT48はわたしの大好きなグループです。このような賞を、個人的には芸能活動10年目にいただけるのも、NGT48のおかげです。とても光栄に思います。
そしてこの賞は、メンバー、スタッフさん、応援してくださるファンのみなさん、
そして新潟県のみなさん、全ての方たちと共に受賞した賞だと思っております。今後ともこの賞に恥じない活動を続けていきたいと思います。
本当にありがとうございました!」──NGT48キャプテン 北原里英

◆ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(アジア):TWICE

「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(アジア)はTWICEが受賞。彼女たちはこのほか、「ベスト3ニュー・アーティスト」(アジア)、『#TWICE』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)および「ベスト3アルバム」(アジア)、「TT-Japanese Ver.-」で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)の計5部門に輝いた。

「昨年日本でデビューして、まだ1年も経っていないにもかかわらず、このような賞をいただけて、とても嬉しく思っています。応援してくださったONCE(ファン)の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、皆さんに楽しんでいただけるよう頑張っていきます。ありがとうございました。」──TWICE

◆アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『Finally』/安室奈美恵

「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、安室奈美恵の25年の歴史を辿るオールタイム・ベストアルバム『Finally』が受賞した。安室奈美恵の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)受賞はこれが初めて。『Finally』は、2017年発売のアルバム作品で昨年唯一の邦楽2ミリオン認定作品となっている。

◆シングル・オブ・ザ・イヤー 「願いごとの持ち腐れ」/AKB48

「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、AKB48の「願いごとの持ち腐れ」が獲得した。彼女たちの同部門受賞は8年連続となる。AKB48はこのほか、「11月のアンクレット」「シュートサイン」「願いごとの持ち腐れ」「#好きなんだ」で「ベスト5シングル」を受賞し、5冠を獲得した。

「いつも応援してくださっている皆さまのおかげでシングル・オブ・ザ・イヤーを8年連続で受賞させていただきました。本当にありがとうございます!
受賞させていただいた「願いごとの持ち腐れ」という曲は2017年の「第84回NHK全国学校音楽コンクール」の中学校の部の課題曲になっていました。たくさんの中学校の皆さんにも歌っていただいたり、聴いていただけたのかなと思います。
これからもAKB48の応援をどうぞよろしくお願い致します」──AKB48グループ総監督:横山由依

◆ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):「打上花火」/DAOKO×米津玄師

対象期間中に配信が開始された有料ダウンロード数の合計が最も多い作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)は、DAOKO×米津玄師の「打上花火」が受賞した。

「光栄です。色々な巡り合わせで頂けた賞だと思います。私にとっても特別な曲です。ひろくひろく、いつまでもどこまでも届きますように」──DAOKO

◆特別賞:「ダンシング・ヒーロー ジ・アーカイブス」/ 荻野目洋子

「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」が発売から32年の時を超えて再びのヒットとなった荻野目洋子は、「ダンシング・ヒーロー ジ・アーカイブス」で特別賞を受賞した。1987年の第1回日本ゴールドディスク大賞で「アルバム賞ヤングアイドル(ソロ)」に輝いて以来、2回目の受賞となる。

「時代を越えて世代を越えて、この歌を評価して頂けたこと、本当に嬉しく思います。
「ダンシング・ヒーロー ジ・アーカイブス」には、30余年の歴史が刻まれています。
関わって下さったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!
盆踊りやダンス部で踊ってくださったり、ネタとして使って頂いたり、忘年会新年会のカラオケで歌ってくださった全ての皆様に、有難うと言いたいです。1986年にレコーディングした当初からキーは変わっていませんが、その時代そのシチュエーション毎に親しまれ方が進化していく曲はなかなか無いと思うので、これからも大切に歌っていきたいと思います」──荻野目洋子

◆特別賞:『“GIGS”CASE OF BOOWY-THE ORIGINAL-』/ BOOWY

BOOWYのデビュー35周年を記念して発売された『“GIGS”CASE OF BOOWY -THE ORIGINAL-』も特別賞を受賞している。同作は、1987年夏に開催された2夜限りの伝説のギグ<“GIGS” CASE OF BOOWY>より、神戸と横浜、それぞれの完全セットリストを新たにトラックダウンしてコンプリート収録したスペシャルボックスだ。BOOWYの受賞は、2004年の第16回日本ゴールドディスク大賞「ミュージックビデオ・オブ・ザ・イヤー(長編)」以来となる。

※BOOWYの2つ目の「O」の正式表記は「O」にストローク

◆ゴールドディスク大賞オフィシャルサイト
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