【ライブレポート】BiSプー・ルイが卒業「私の人生の1番の汚点であり、1番の誇りです」

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BiSが3月4日、東名阪ツアーのファイナル公演<BiS 2ND BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??>を東京・両国国技館にて開催。リーダーのプー・ルイがグループを卒業し、6人体制の新生BiSとして新たなスタートを切った。

◆ライブ画像

開演にあたり、所属事務所WACKの代表・渡辺淳之介が指揮を執り「BiS、GANG PARADEトレード終了の儀」を執行。GANG PARADEがアヤ・エイトプリンス所属ラストパフォーマンスとして「Beyond the Mountain」を、アヤとのハイタッチで入れ替わったカミヤサキを含む新体制のGANG PARADEが「FOUL」を披露した。



「レンタルトレード終了の儀』が終わると、カミヤは国技館でBiSをパフォーマンスすることなくステージを去り、ここから7人体制のBiS(プー・ルイ/キカ・フロント・フロンタール/ゴ・ジーラ/パン・ルナリーフィ/ペリ・ウブ/ももらんど/アヤ・エイトプリンス)によるツアーファイナルがスタート。


新曲「DiPROMiSE」のイントロを引用した壮大なSEにのせた照明演出が終わるとメンバーがステージに現れ、まずはBiS再始動の楽曲「BiSBiS」。プー・ルイコールの大合唱が早速起こり、プー・ルイが「アリーナ! 升席! 2階より上!! 最後だからって、2階より上も埋まりやがって!! でも、愛してるよー!!」と叫び、序盤から初期BiSのキラーチューンを連発する。「nerve」では、GANG PARADEから戻ってきたアヤが「国技館、今日は最高のぶつかり稽古にしようぜー」と研究員(※BiSファンの総称)を国技館風に煽った。

パンが「BiSは、2013年にも国技館のステージに立ちました。そして、今、この7人で満員の両国国技館のステージに立っている3月4日、1曲1曲を噛み締めて歌います。聴いてください、レリビ!」と曲フリをすると、ここから怒涛の15曲連続パフォーマンスへ。「primal.」では会場がピンクのサイリウムで埋まり卒業を祝福する感動的な雰囲気が会場を包み込み、「gives.」を終えるとプー・ルイが語り出した。


「2018年3月4日、私プー・ルイはBiSを卒業します。再結成したばかりのときは、みんなアイドル初心者で、私しか教える人がいなくて、これはどうしたもんかってすごく悩んだりもしました。ゴ・ジーラは感情がなかったし、キカはいいやつだけど不器用すぎる人だし、アヤは美人だけど残念だし、ペリはとてつもなく生意気だし、パンはすぐ泣くし、ももは最初からかわいかったけど、でもおはようございますも言えなかったもんね。でも今はそんなの感じないくらいみんな頼もしくなりました。

そうやってみんなが成長して、進化していく中で、私だけの時間が止まったままで、私だけが2014年に取り残されていました。みんながこんなに頼もしく変われたんだから、私もBiSという愛しい呪いを断ち切らないといけません。世界は変えられなかったけど、BiSを作って、私の世界は変わりました。BiSはこれからも姿形を変えて、どんどん続いていきます。そうして続いていった先で、もっともっとおもしろい未来を見せてくれると信じています。ゼロからはじまったアイドル研究会。アイドルになりたいという私のただのわがままではじまったBiS。今日はこんなにたくさんの人が来てくれていて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

何者でもない私をこんなふうなアイドルにしてくれたのは、研究員のみんなです。本当にありがとうございます。BiSは私の人生の1番の汚点であり、1番の誇りです。今日はBiSと私の戦いに、自分の手で決着をつけてやろうと思います。止まってしまった時間を進めます。」

そして披露されたのは、プー・ルイとBiSとのはじまりの曲「BiS」。涙を流し、BiSとしての最後のパフォーマンスを終えたプー・ルイは潔くステージを降りていった。


アンコールとして会場から「プー・ルイ、やめないで」コールが巻き起こり、再登場したのは新衣装を身にまとった6人体制の新生BiS。ここで、ペリ・ウブが新体制の所信表明として、47都道府県を周る全国ツアー<I don’t know what will happen TOUR>の開催を発表。

また、「BiSはこれまでたくさんの傷跡と汚点と歴史を残してきました。これまでBiSに関わった全ての人がいたから、今のBiSの形があります。今ここにいる人たち、前に来てくれていた人たち、去っていった人たち。きっとぞれぞれのBiSがあるんだと思います。そして、今私たち6人がBiSとしてここに立っています。BiSはいつだって最高でした。でも、私たちが最高の、最高の、最高のBiSを作ります。私たちがBiSです! 胸いっぱいの愛を込めて。」と語り、新曲「WHOLE LOTTA LOVE」を初披露。

熱狂のパフォーマンスでアンコールを締め、「誰もIDOLを殺せない。」のキカの一言とともにステージは暗転し、BiSの大きな節目となった国技館公演は幕を閉じた。

撮影◎sotobayashi kenta

セットリスト

1.BiSBiS
2.Give me your love 全部
3.nerve
4.My Ixxx
5.レリビ
6.CHANGE the WORLD
7.IDOL
8.SOCiALiSM
9.太陽のじゅもん
10.ロミオの心臓
11.NOT the END
12.Never starting song
13.SAY YES
14.I can't say NO!!!!!!!
15.明日が来るなら
16.NOT SPECiAL
17.Human after all
18.primal.
19.gives.
プー・ルイMC
20.BiS

ペリ所信表明
EN1.WHOLE LOTTA LOVE

ツアー情報

<I don’t know what will happen TOUR>
2018年
4月15日(日)沖縄・output
4月28日(土)神奈川・F.A.D YOKOHAMA
4月30日(月)埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
5月02日(水)千葉・柏PALOOZA
5月05日(土)群馬・高崎clubFLEEZ
5月12日(土)北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION
5月13日(日)北海道・札幌KLUB COUNTER ACTION
5月19日(土)和歌山SHELTER OPEN
5月20日(日)奈良NEVERLAND OPEN
5月26日(土)宮崎SOUND GARAGE MONSTER
5月27日(日)鹿児島・SR HALL
5月31日(木)東京・Shibuya WWW

リリース情報

再メジャーデビューダブルA面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」
2018年3月7日(水)発売
■初回生産限定盤:CRCP-10392/¥3,800+tax
■通常盤:CRCP-10393/¥1,000+tax

[CD]
1.WHOLE LOTTA LOVE
2.DiPROMiSE
3.WHOLE LOTTA LOVE instrumental
4.DiPROMiSE instrumental

[DVD] ※初回生産限定盤のみ
2017.10.6.「IDOL is DEAD」@赤坂BLITZライブ映像
1.SOCiALiSM
2.CHANGE the WORLD
3.ぎぶみあちょこれいと
4.Never Starting Song
5.パプリカ
6.I can't say NO!!!!!!!
7.Give me your love 全部
8.nerve
9.My lxxx
10.NOT the END
11.IDOL
12.ロミオの心臓
13.Happy Birthday
14.twisted grunge
15.Fly -Brand-new BiS ver-
16.gives
17.BiSBiS

EN1.primal.
EN2.レリビ

特典会・リリースイベント情報

<プー・ルイ、ラスト特典会>
※プー・ルイのみ
2018年3月31日(土)東京・アットビジネスセンター 渋谷東口駅前
東京都渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル 5階
http://abc-kaigishitsu.com/shibuya/access3.html

<BiS早朝全員チェキ会>
2018年3月31日(土)東京・日本クラウン 本社
東京都品川区北品川6-5-27 御殿山ビル3F
一部 7:00~7:45 (集合時間 6:45~7:00)
二部 8:00~8:45(集合時間 7:45~8:00)
※BiS(アヤ・エイトプリンス/キカ・フロント・フロンタール/ゴ・ジーラ/パン・ルナリーフィ/ペリ・ウブ/ももらんど)+プー・ルイ

<BiS 「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」リリースイベント(ミニライブ&特典会)>
※6人体制(アヤ・エイトプリンス/キカ・フロント・フロンタール/ゴ・ジーラ/パン・ルナリーフィ/ペリ・ウブ/ももらんど))
2018年
3月5日(月)19:30~ 東京・タワーレコード新宿 7F
3月6日(火)19:00~ 東京・タワーレコード渋谷 B1F CUTUP STUDIO
3月7日(水)19:00~ 東京・ダイバーシティ東京 プラザ 2F フェスティバル広場
3月9日(金)19:00~ 大阪・タワーレコードNU茶屋町
3月11日(日)14:00~ 東京・LaQua ガーデンステージ
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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