ビリー・ギボンズ（ZZトップ）のシグネチャー・ボーカルマイク「V7 BFG」＆楽器収録用ダイナミックマイク「V7 X」

数多くのマイクロフォンとリフレクションフィルターをリーズナブルな価格でリリースしているsE Electronicsから、ZZトップのビリー・ギボンズ（Billy F. Gibbons）のシグネチャー・ボーカルマイク「V7 BFG」と、楽器収録用ダイナミックマイク「V7 X」が登場。フックアップより3月9日に発売される。

sE Electronicsが2016年よりリリースを開始した「Vシリーズ」は、ライブパフォーマンスにおけるボーカル用マイクとして人気を集めているダイナミックマイク。そのラインナップに新たに2モデルが加わった。シリーズのフラッグシップ・モデルである「V7」をお気に入りのアーティスト、ZZトップのビリー・ギボンズ（ギタリスト/ボーカリスト）のシグネチャー・モデルが「V7 BFG」。そして、「V7」を基に楽器用にチューニングされたのが「V7 X」だ。

■ビリー・ギボンズのシグネチャー・モデル「V7 BFG」


ビリー・ギボンズのシグネチャー・モデル「V7 BFG」は、すっきりとしたオープンなサウンドが特徴の“DMC7”カプセルを採用、驚くほどナチュラルにボーカルを捉えられるよう設計されている。その秘密は、革新的な特殊アルミニウム製のボイスコイルにある。スーパーカーディオイドの指向性を持つカプセルデザインにより、ハウリングを抑えながらも高いゲインを得ることが可能。また内蔵ショックマウントにより、ハンドリングノイズも最小限に抑えている。


ボディは堅牢な亜鉛合金による金属製で、ステージ上の酷使にも十分耐える仕様。さらにこのシグネチャー・モデルではオリジナルの「V7」とは異なる、美しく磨き上げられたクローム仕上げを採用。ステージで目を引くことは間違いなしのルックスとなっている。

不要な吹かれやポップノイズなどを効果的に軽減する内部ウィンドスクリーンも特徴の一つ。ビリーのカスタムカラーであるロイヤルパープルのウィンドスクリーン以外に、交換用にブラックカラーのウィンドスクリーンも同梱する。



■さまざまな楽器の収録に最適な「V7 X」


「V7 X」は、さまざまな楽器の収録に最適な音響特性を持ったマイク。特殊アルミニウムボイスコイルを備えた「V7」と同じ技術を踏襲した“DMC7 X”カプセルを採用。「V7」がボーカルに最適化されているのに対し、「V7 X」のカプセルは楽器用としてのチューニングを施している。また、スーパーカーディオイドの指向性を持つカプセルデザインは、収録する楽器のサウンドを周囲のソースからしっかりとアイソレート。ハウリングを抑えながらも高いゲインを得ることができ、スタジオでもステージでも威力を発揮する。

楽器用に新たに開発された”DMC7 X”カプセルは、「V7」同様に一般的な銅製のものではなく、軽いアルミ製のボイスコイルを採用。なめらかでバランスの取れた高域帯がプレイヤーのあらゆるニュアンスを捉え、さらに共振が抑えられたパワフルな低域帯特性によって、4x12のギターキャビネット、タム、スネア、ホーン、ロータリーオルガンの他、幅広いソースに於いて音量感、自然さ、明瞭さを確実に収録。カプセルのコア材もネオジム製マグネットにより高出力を実現している。


ボディは堅牢な金属製で、へこみや錆にも強いステンレススティールメッシュグリルを採用。さらにこのモデルとすぐにわかるユニークなデザインと色使いも魅力。ユニークなグリルデザインによりアンプやステージフロアの上に置いた際に転がらない点や、機械的な振動を極限まで抑える内蔵ショックマウント、不要な吹かれやポップノイズなどを効果的に軽減する内部ウィンドスクリーンも見逃せない。ウィンドスクリーンは“sEレッド”に加え、交換用にブラックカラーのウィンドスクリーンもスペアとして同梱する。