作曲支援ツールを備えたDAWが進化、ループの自動スライス&MIDIアサインできるサンプラーを搭載した「Tracktion Waveform 9」

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「音楽を作ること」に重点を置いたDAWソフト「Tracktion Waveform」がバージョンアップ。ReCycleのようにループをスライスしてMIDIアサインできるサンプラーなど多くの新機能を搭載した「Waveform 9」がTracktion Corporationより登場した。

昨年5月に日本上陸を果たした「Waveform」は、おすすめのコード進行を教えてくれるMIDIパターン・ジェネレーター、リアルタイムでのコードの入力を支援するコードプレイヤーなど「音楽を作ること」に重点を置いた機能が多くのユーザーに評価されてきた。そんな「Waveform」が1年足らずで大幅に機能を追加、バージョン9へと進化した。今回もMac、Windowsに加え、Linuxもサポートする。


▲Multi-Samplerでは感度を設定するだけでカンタンにビートのスライスが可能。サンプラー内で録音したり、録音済みトラックから素材を追加することもできる。

新機能の目玉は「Multi-Sampler」インストゥルメント。サンプラーの基本機能に加え、ハードウェアサンプラーの時代に絶大な人気を誇ったソフトウェアReCycleのように、ワンクリックでインポートしたループをスライス、MIDIをアサインする機能を搭載。創造的な処理やサウンドの保存・呼び出しもかつてないほどに直感的に行うことができる。

このほか、パラメーターをリアルタイムに変化させる新しいモディファイア、楽曲のコード進行/アレンジをより豊かなビジュアルで確認できる新しいコードトラック、お気に入りのプラグインから操作したいパラメーターのコントロールだけを取り出してオリジナルのインターフェイスで操作できるプラグイン・フェイスプレートなども新たに搭載。また、Waveformの最大の特徴の一つ、複雑なDSPチェインを直感的に構築できるプラグイン・ラック機能には、スタック・ビューと自動接続機能を追加(RACKS 2.0)。マクロ・パラメーターを作成、アサインすることで、複雑な操作になりがちなインストゥルメントやエフェクトのお気に入り機能をすぐに操作できるマクロ・パラメーターも用意される。


▲プラグインのパラメーターを時間軸で変化させるモディファイア。画面は上から2~64の双方向ステップに対応したステップシーケンサー、ドラッグで波形をカスタマイズできるブレイクポイント、サウンドにいきいきとした動きをつけるLFO。LFOにはランダムとノイズが追加されている。


▲新しいコードトラックでは楽曲のコード進行・アレンジを豊かなビジュアルで確認可能。MIDIパターンジェネレーターと組み合わせれば、複数のMIDIクリップを同期させながら、異なるコード進行を素早く切り替え、実験することができる。

「Waveform 9」は、付属プラグインの違いから3つのグレードを用意。バージョン8からのアップグレードもラインナップする。

製品情報

◆Waveform 9 Basic
価格:12,380円(税込)
◆Waveform 9 + Pack
価格:18,080円(税込)
◆Waveform 9 Ultimate Pack
価格:29,480円(税込)
◆Waveform 9 Basic Upgrade
価格:6,680円(税込)
◆Waveform 9 + Pack Upgrade
価格:12,380円(税込)
◆Waveform 9 Ultimate Pack Upgrade
価格:21,480円(税込)
発売日:2018年3月13日
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