【インタビュー】EXILE THE SECOND、ニューALは「一緒に旅をしている感覚で聴いてもらいたい」

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EXILE THE SECONDが3月28日に約1年ぶりのオリジナルニューアルバム『Highway Star』をリリースする。

◆ミュージックビデオ・アーティスト写真

本作は“さらなる先を目指しハイウェイを突き進む”というテーマのもと制作されたもの。昨年10月末からスタートした全国ツアー<EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”>を通して成長を重ねた彼らが目指す“さらなる先”とはどんなものなのか。このインタビューから感じ取って欲しい。

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■未来を想像しながら楽しんでもらえる作品になった

――まずは前アルバム『BORN TO BE WILD』から今作までの流れを振り返らせてください。2017年6月に「Summer Lover」、続いて9月に「Route 66」をリリースした後、全国ツアーを経て今作という流れでした。

黒木啓司:まず「Summer Lover」に関しては、自分の意見を強く反映してもらった曲なんです。というのも、前回のツアー<“WILD WILD WARRIORS”>の幕張メッセ公演でTAKAHIROくんを迎えて「Together」を披露した時に、EXILE THE SECONDにもこういう楽曲が欲しいと思って。EXILE THE SECONDらしいカッコよさを提示するだけではなく、エンタテインメントとして振り幅やバランスは大切だな、と。実際、ライヴでも盛り上がりますし、お客さんも歌詞を口ずさんでくれています。EXILE THE SECONDとして今までやってこなかった楽曲に挑戦できたのは、とても意味があったと思います。

EXILE NESMITH:その後に「Route 66」という凄くコンセプトの強い楽曲と出合えたのも、いい流れだったと思います。当時すでに2018年のEXILE再始動に関する具体的な話が進んでいたこともあり、この『Highway Star』というアルバムタイトルは今年のEXILEのツアータイトル<STAR OF WISH>とつながっていたりもする。出あうべき楽曲と出あってでき上がったアルバムですし、未来を想像しながら楽しんでもらえる作品になったと思います。

▲橘ケンチ

――『Highway Star』というタイトル自体にはどんな想いが込められているのでしょうか?

橘ケンチ:EXILE THE SECONDは、いろんなものをオマージュしながら自分たちの色に染めていくような表現も特徴のひとつだと思うんです。この『Highway Star』というタイトルは、ハードロックバンド・DEEP PURPLEの名曲と同名で、ロック色が強い今回のアルバムにハマると思ったのと、もともと「Route 66」の歌詞の中に入っているワードでもある。さっきNESMITHが言った通り、今年のEXILEのツアータイトル<STAR OF WISH>につながっていたり、この6人がハイウェイを突っ走っていくようなイメージも、今のEXILE THE SECONDにぴったりだと思っています。

――そんな3rdアルバム『Highway Star』ですが、どのような青写真を描いて制作に入ったのでしょうか?

EXILE SHOKICHI:全国ツアー<EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”>をイメージして作ったアルバムと言っても過言ではないです。ライヴを意識しながら制作した楽曲がほとんどですが、もちろん今回のツアーからのフィードバックを受けてでき上がった楽曲もあります。

――アルバムの先行シングルとしてリリースされた「アカシア」について教えてください。

EXILE SHOKICHI:前シングルの「Route 66」は、ロックンロール、ポップス、HIP HOPなど、いろんなジャンルをミックスアップしてEXILE THE SECONDオリジナルの楽曲を作ろうと思って制作していきました。そういうオリジナリティを表現することは、凄く意味のあることだなと感じたんです。そこから次はちょっとレゲエのテイストを取り入れてみたいと考えました。自分たちのライヴで表現しているセクシーなパートはEXILE THE SECONDのひとつの強みにもなっているので、そこにもアプローチできる楽曲にしたかったんです。それにレゲエというアプローチは、今までEXILE TRIBEの中でも挑戦していなかった部分でもあったんですね。もちろん今回もレゲエとJ-POP、そしてR&Bのメロディラインを取り入れているので、ジャンルを限定しないEXILE THE SECONDオリジナルの楽曲ができたと思っています。ミュージックビデオやジャケットなどのアートワークでも、今のEXILE THE SECONDにハマる表現ができたんじゃないかなと思います。

――危険な恋と葛藤を描いた大人のラヴストーリーを表現できるのも、EXILE THE SECONDらしさですよね。

EXILE SHOKICHI:そうですね、今まで派手な曲は結構やってきましたし、キャッチーな曲もやってきたのでそういった表現にも臨めたんだと思います。タイトルの「アカシア」って、“秘密の恋”という花言葉を持っているんです。秘密の恋…、EXILE THE SECONDはそんな危険なゾーンにも食い込んでいこうかなと(笑)。

EXILE NESMITH:おぉ~、チャレンジするね。

EXILE SHOKICHI:はい、チャレンジです!

▲EXILE NESMITH

――EXILE NESMITHさんは、今作「アカシア」をどのような楽曲だと感じていますか?

EXILE NESMITH:今の自分たちだから表現できる歌詞の世界観やパフォーマンスを提示できた楽曲だと思っています。ミュージックビデオもかなり攻めた内容になっていて、メンバーそれぞれが女性と絡むシーンがあったり。そういった表現ができることも、EXILE THE SECONDの武器であり、この2年間の活動の中で発見できた魅力だと思っています。

EXILE SHOKICHI:凄く意味深な言葉がたくさん散りばめられているので、しっかりとリリックも読んで欲しいですね。そして「アカシア」と「花鳥風月」という曲同士のつながりも楽しんでいただきたいです。

――パフォーマーの視点では、今作「アカシア」をどのような楽曲だと感じましたか?

EXILE AKIRA:今の僕たちだからこそ表現できる音楽性やパフォーマンス、等身大の色気が表現できた楽曲だと思います。「アカシア」にはレゲエのテイストが入っているんですけど、曲調は違いますがEXILEの「Ti Amo」を彷彿させるような、ちょっと切ないメロディも印象的でした。きっと1年前では、この楽曲は作れなかったんじゃないかなと思います。今までの経験などいろんなものが点でつながって線となって、この「アカシア」に辿り着いたと思っています。

EXILE TETSUYA:パフォーマンスはレゲエのコレオグラファーの周平さんとSAYAKAさんとセッションしながら作ったので、今まで経験したことのない音の取り方や身体の使い方にも挑戦しています。先行シングルとして発売した「アカシア」のカップリング曲で「WON’T BE LONG」のレゲエ・カバーをさせてもらったんですが、そこでも周平さんとSAYAKAさんに振りつけをお願いしたんです。めちゃくちゃいいヴァイブスでしたし、レゲエの世界でダンスと向き合っている方たちなので、凄く勉強になりました。

――レコーディングの際に意識したことや新たな挑戦になったことがあれば教えてください。

EXILE NESMITH:男性と女性の関係性が見えるような歌い方というのは意識しました。

EXILE SHOKICHI:あとは、オリジナリティを失わないこと。自分の声を客観的にプロデュースしながら、淡々と歌わないように気をつけました。息使いや声の終わりとか、そういった細かい部分にも情熱が伝わるようにエモーショナルな表現を心がけました。

▲EXILE SHOKICHI

――ミュージックビデオの見どころは?

橘ケンチ:今回のミュージックビデオは、ひとりの女性をメンバー6人で取り合うという、ちょっと危険な恋を彷彿とさせている内容です。ダンスシーンよりもイメージシーンが多くて、女性との関係性をメンバーそれぞれのキャラを出しながら撮っていきました。今までのEXILE THE SECONDはパーティ・チューンやHIP HOPテイストの印象が強かったと思うんですけど、僕たちがライヴで培ってきた等身大のセクシーさを、今回やっと作品として表現できた感じですね。

黒木啓司:EXILE THE SECONDのライヴを、ファンの方が自然発生的に18禁ライヴと呼んで盛り上がってくれているんですが、やっぱりキスをするかしないかの瀬戸際だったり、触るか触らないかのギリギリのところが一番ドキドキするじゃないですか。今回のミュージックビデオでは、そんなギリギリのラインを攻めた映像が詰まっています。

EXILE AKIRA:EXILE TRIBEの中でも女性のパフォーマーやモデルとの表現が多くなってきている今、ただのカッコつけや見せつけ、お飾りとして女性を起用するのではなく、作品に不可欠な人物として描きたかったんです。決してチープなセクシーさではなく、表現したかったのは様々な恋愛のカタチ。6人それぞれが、ひとりの女性に対してまったく異なるアプローチをしています。僕は愛おしい男女のアプローチ表現とは真逆で、女性を突き離すような表現をしています。同じ人間同士、愛し合った者同士だからこそ芽生える嫉妬。許せない、許されないけれど、愛してしまう。そんな揺れる心情を自分のパートでは表現しています。6人のバランスを見た上での自分なりの愛情表現を「アカシア」の世界観から膨らませました。

――続いてはアルバムの全曲解説をお願いしたいと思います。


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