小島梨里杏、カラオケの『DAM CHANNEL』15代目MCとしてはつらつと登場

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■カラオケにはおばあちゃんが先にハマっていたので二人で行くことが多い
■カラオケって聞くとイコールおばあちゃんっていうくらいなんです私の中で


――15代目MC就任おめでとうございます!

小島梨里杏(以下、小島):ありがとうございます!今日が初めての収録日なんですけど、楽しさと難しさが混在していました(笑)。

――小島さんは、Eテレ「天才てれびくんYOU」のMCを務めていますし、こういうお仕事は得意なのでは?

小島:「天才てれびくんYOU」はMCという立ち位置ではあるんですけど、あの番組はドラマ仕立てになっていて、「小島主任」っていう役なんです。なので、こういうインタビューで相手の方からお話を引き出すお仕事をあまりしたことがなくて。ちゃんとMCでゲストをお迎えしてインタビューするのは初めてなんです。

――「DAM CHANNEL」の新MCに選ばれたときのお気持ちを教えてください。

小島:まず「えっ!?私!?」っていう驚きが一番にきました。今までそういうお仕事をしてこなくて、お芝居が多かったので、「まさか、そんな私がここに!?」っていう感じで(笑)。でも、音楽が幅広く好きでカラオケにもよく行っていてDAM CHANNELも家族や友だちとカラオケに行って見ていたものなので、その中に自分がいるっていう感覚がいまだに不思議です。

――今日始まったばかりですものね(笑)。今までずっと見てきたものにご自分が出るっていう特別感がありますか。

小島:特別感はありますね。まず私のおばあちゃんがすごくカラオケが好きなんですよ。私を誘って二人で行ったり、私もおばあちゃんを誘ってカラオケに行くぐらい、もともとカラオケ好きということもあって。だから、おばあちゃんに報告できるのも嬉しくて。すごく喜んでくれました。

――MCとしてトライしてみたいことはありますか?

小島:そうですね、例えば私が好きなアーティストさんとか、今まで共演した声優さんとか、知り合いの方を招いたりすると、より盛り上げられるのかなって思います。それはちょっと挑戦してみたいですね。それと、もともと大人数で話すよりも1対1で人とお話することがすごく好きなんです。「DAM CHANNEL」はそういう形態に近い番組ですし、音楽も好きですし、お話を聞くという意味では好きなものが重なったお仕事ですごく嬉しいです。好きなものだからこそ、もっと上手く引き出せたらなって思っています。今日やってみて、だんだん「こういうことなんだ」ってちょっとわかってきた感じです。

――もともと女優さんですし、そのあたりの感覚は鋭いんじゃないですか?

小島:あはははは。そうだといいですけど(笑)。


――プロフィールの趣味の覧に「人間観察」と書いてますし、そういうところはトークに役立てられそうですね。

小島:そうですね、先ほどもリーマンマイクさんをお迎えしてトークしたんですけど、それぞれのキャラクターが分かれていたりとか、GARNiDELiA(ガルニデリア)さんとかも、アー写とのイメージとはちょっと違っていて。tokuさんはアー写だとクールで喋らないイメージを勝手に持っていたんですけど、実際お会いしてみたらとても柔らかくてふわっとした感じの方で。最後にサインをいただいたんですけど、顔文字みたいなマークを描いてもらって、それがもうtokuさんにしか見えなくて。そういうギャップを見つけるのも面白いなって思いました。

――今後は「DAM CHANNEL」をどんな番組に創り上げていきたいですか?

小島:カラオケって幅が広くて、私より下の年代の人もいれば、私の祖母がカラオケに行っているように、年配の方もカラオケにいらっしゃると思うので、色んな人を迎えての「DAM CHANNEL」ということになると思うので、自分も今まで挑戦したことがないような音楽を聴いたりする楽しみも増えてきていて。演歌とかもおばあちゃんから聴くことが多いので、一緒にカラオケに行って勉強したいなと思ったりとか。最近は自分が好きな音楽だけじゃなくて、知らないことをどんどん覚えたいと思っています。もとから好奇心が旺盛な方で、「なんだろう、なんだろう?」って、自分で探すのが好きなので。

――これから音楽知識が広がりそうで楽しみですね。小島さんにとってカラオケってどんな存在ですか?

小島:発散する場所というイメージはありますし、自分を表現する場所でもあると思います。私は自分が歌っていて気持ち良いっていうのもありますけど、家族とかで行くと「みんなが楽しんでるかな?」っていう部分を気にしちゃうんです。突然、おばあちゃんが絶対聴かないような、水曜日のカンパネラを歌ったりして。おばあちゃんも結構好奇心があるので、「なにこの歌!?」とか興味を持ってくれるんです(笑)。私は結構踊ったりもするし、それともともとお芝居をしているせいなのか、歌詞に沿って感情移入してすごく真剣に歌うことも好きですし、状況を見て「ちょっと盛り上げた方がいいのかな?」っていうときは、楽し気な曲を入れたりします。

――サービス精神旺盛ですね。

小島:人が笑ってくれるのがすごく嬉しいんですよ。まさか私がそんなことはしないと思われているみたいなんですけど、この前も友だちとカラオケに行ったときに、私がトイレか戻ってきたら、荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」を友だちが歌っていて。部屋に入ったら「梨里杏、はい」ってマイクを渡されたので、すぐに「今夜だけでも シンデレラボーイ♪」って歌い上げて(笑)。そしたらみんなが唖然として「えっ梨里杏ってそんなことするの!?」って思われたんですけど。合いの手を入れたり、ふざけるのが好きなんですよ。

―― 思い出に残っている曲ってありますか?

小島:YUIさんの「Good Bye Days」は、私が中学生くらいのときに、『タイヨウのうた』っていう映画があって、自分の意思を持って映画館に行って映画を観たのが初めてだったんです。そのときにYUIさんが「Good Bye Days」を歌っていて、そこからハマって行ったんですけど、いまだに「Good Bye Days」を歌うと泣きそうになっちゃいます。一人で歌ってたら泣いちゃうかもしれないです(笑)。


――それぐらい感情を込めて歌いたいときは、一人でカラオケに行くんですね。

小島:はい、そうなんです。

――何歳くらいからカラオケに行き出したか覚えてます?

小島:ちゃんと行き出したのって高校生くらいですね。家族でカラオケに行くのが好きと言っても、家族に恥ずかしがりやさん多くて(笑)。最近、父が「カラオケに行こう」とか言ってくるんですけど、前はあんまり家族で行っていませんでした。母も姉も「恥ずかしい」みたいな感じで歌わなくて、私とおばあちゃんが歌う、みたいな。隔世遺伝なのかなっていうくらい(笑)。高校生くらいに私がハマったんですけど、おばあちゃんが先にハマっていたので、二人で行くことが多くなったんです。カラオケって聞くとイコールおばあちゃんっていうくらいなんです、私の中で。

――ちなみにおばあちゃんは今おいくつですか?

小島:83歳くらいですね。

――そうなんですか!?お元気ですね。

小島:そうなんです、すごく元気です。おばあちゃんは、カラオケのファイルを作っていて、アーティスト名とカラオケの番号を書いてあって、そこに自分に合ったキーのプラスマイナスもメモしてあるんですよ。カラオケに行くとそれを渡されて、私が番号を入れてキーを調整してあげるんです。おばあちゃんの方が私より行ってるかもしれないですね。結構意識が高くて、ちゃんと歌いあげたい人なんですよ。だからキーもちゃんと合わせるんですよね。そういうストイックさってすごいなって思います(笑)。

◆インタビュー(2)へ
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