オサム・サトウ、世界で注目される伝説のゲーム『LSD』サントラが奇跡のリヴァンプ、MV公開

1998年にリリースされ、世界中から熱狂的人気を得るビデオゲーム『LSD』のサウンドトラックが、発売から20周年を記念して新たにリヴァンプ（ゲームなどで改造時等に使われる用語）され4月11日にリリースとなる。

オサム・サトウが手がけ、当時プレイステーション用ゲームとして発売された『LSD』は、夢の中のような仮想現実の世界を、ただひたすら彷徨い続けるという他に類を見ない奇怪な作品として、今なお世界中に多くのファンを持っている。またそのサウンドトラックでは、ケン・イシイやμ-ZIQ、ジミ・テナーなどの人気テクノアーティスト達がリミックスを手がけている事でも話題となった。

昨年には全英1位も獲得したロックバンド“alt-J”が新作アルバム『RELAXER』のジャケットやプロモーションムービーで『LSD』の映像を使用するなど、リアルタイムではない世代からの注目も高まっている。

今回そんな伝説のゲーム『LSD』、およびそのサントラ盤CD『LSD & REMIXES』の発売から20周年を記念し、オサム・サトウ本人や新たにQuarta 330、オカモトレイジ（OKAMOTO’S）とジョルジオギヴン、長谷川白紙といった新世代の注目アーティストのリミックスも追加、マスタリングを砂原良徳が手がけ「LSD REVAMP」としてリイシューされることとなった。


本日3月28日より収録曲「FUNKY SOLUTION 2018」のミュージックビデオがオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開。このMVはサトウとも親交の深いクリエイター谷田一郎によるもので、AI実装のマネキンがLSDテクスチャをマッピングしてベリーダンスをするという、『LSD』本編に劣らず強烈なインパクトを持った映像作品となっている。

またCD発売に併せ、トーキョー カルチャート by ビームスで、4月6日よりリリースイベント＜OSAMU SATO presents LSD REVAMPED 〜NEO PSYCHEDELIA〜＞が開催される。伊藤桂司（アーティスト）、谷田一朗（映像作家）、いしいしんじ（小説家）、信國大志（ファッションデザイナー）、飯田和敏（ゲーム作家）など、さまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーション作品の展示やオサム・サトウがデザインしたTシャツやグッズの販売が行われる。http://www.beams.co.jp/news/846/





◆『LSD REVAMPED』 オフィシャルサイト（MUSICMINE）