ストーン・テンプル・パイロッツ、新作をまたもやセルフ・タイトルにした理由

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ストーン・テンプル・パイロッツは新シンガー、ジェフ・グートを迎え初めて制作し、先月発表したニュー・アルバムを前作(2010年)同様セルフ・タイトルにしたが、ベーシストのロバート・ディレオがその理由を説明した。

◆ストーン・テンプル・パイロッツ画像

ディレオはUnited Rock Nations Radioのインタビューでこう話した。「俺ら、アートワークも曲もすごく気に入っていて、名前をつけたくなかったんだ。あのアルバムに何か、例えば『New Beginning(新しい始まり)』とかいうタイトルをつけていたら、ものすごく仰々しくなっていただろう。曲に語らせ、リスナーがそれぞれ自分の好きなことを探り出せるようオープンにしておきたかったんだ」

前作、6枚目のスタジオ・アルバム『Stone Temple Pilots』は故スコット・ウェイランドと制作した最後のアルバムとなった。彼らはその後、2013年に故チェスター・ベニントンとレコーディングしたEP『High Rise』をリリース。最新の3作品全てが別のシンガーと作られたことについて、ディレオは「個人的には、いつだって誰とであれ、俺らは最高の曲を作ることに専念してる。スコットとであれ、チェスター、いまはジェフとであれ、それが俺らにとっては最も重要なテーマだ」と話した。

ストーン・テンプル・パイロッツは7月に新ラインナップで初来日。恵比寿LIQUIDROOM(2日)で一夜限りの特別公演を開く。

Ako Suzuki
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