ヴィニー・アピス、兄カーマインとの違いを語る

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昨秋、兄カーマインと制作したアルバム『Sinister』をリリースしたヴィニー・アピスが、『WSOU』のインタビューで、2人のドラミング・スタイルの違いについて語った。

◆カーマイン&ヴィニー・アピス画像

「俺はよりラウドでヘヴィなバンドとプレイしてきた。サバスやディオだ。それに、ヘヴィな音楽が好きだから、俺はすごくパワフル、でもダイナミックなことがドラムでできる。どうプレイしようが、ダイナミックにプレイしなきゃならない。カーマインは違うタイプのアーティストとプレイしてきた。ロッド・スチュワートとかだな。オジーとも少しプレイしてたけど、ほんとにヘヴィなものはプレイしてない。だから、力強いってことには気を払っていない。彼はより巧みで、よりショーマンシップなプレイをする。スティックをくるくる回したりとかさ。俺はそれはしない」

それでも、兄弟だからなのか、2人が揃うとフィーリングがぴったり合うそうだ。「俺らはそうやって、それぞれ別のバンドでプレイしてるが、一緒にプレイすると俺ら両方が持つ同じフィーリングがあって、調和しながら上手くプレイできるんだ。俺らのライブは、1つのビッグ・モンスター・ドラムみたいなサウンドだ」

2人は一緒にツアーを行なったことはあったが、アルバムを制作するのは昨年が初めてだった。



Ako Suzuki
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