【インタビュー】Rani、ソロ2年目の大解剖。「本当の自分を曝け出しています」

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■自分のライブもカロリーを消費しにくる場所みたいにしたくて、ロックな方向にシフトしたかったんです。

――Hysteric Lolitaの解散を経て、2017年9月にソロデビューされましたが、ソロアーティストとして活動していくにあたって、どんなヴィジョンを描いていたのでしょう?

Rani:ソロではもっとロックにシフトしたいと思っていました。それは、自分が根本で憧れているのがヴィジュアル系というのがまずあって。それに、世の中にはいろんなアーティストさんがいて、お客さんがしっぽり聴いて良い曲だなと思うライブもあるし、暴れるといってもジャンプしたり、拳を振る程度のライブもあれば、もうずっと2ステして、サークルモッシュみたいなライブもあるじゃないですか。私はずっとヘドバンして、サークルモッシュというようなライブをしたいんです。自分がそれで育っているので、絶対にそのほうが楽しいと思ってしまっているんですよ。the GazettEさんのライブとか、ハンパないですから。次の日、起きれないんですよ(笑)。もうね、ライブが終わった後は首が座らなくて、顔が斜めになったままの状態で友達と会話するという(笑)。the GazettEさんのライブは曲しか聴いていなくて、ステージを見ないんです、ずっと暴れていて。私は本当に暴れる専門なので、3時間くらいライブがあって、ステージを見るのは全体で集計しても15分間くらいです。周りで「キャアーッ!」って歓声が上がって、なんだろうと思ってステージを見ても分からなくて。友達に聞いたらメンバー同士がふざけてキスをしたらしいけど、私はそれを見逃すという。そういう感じで、どんなライブだったかは後日仲良しで集まってDVDで観る…みたいな(笑)。

――キテますね(笑)。たしかに、そういうリスナーだったなら、自分も激しいライブをしたくなる気持ちが分かります。

Rani:そう。自分のライブもカロリーを消費しにくる場所みたいにしたくて、ロックな方向にシフトしたかったんです。それで、ソロの曲は元ギルガメッシュのЯyoさんに作ってもらうことにしました。そうしたら、めっちゃカッコいい曲ができて、歌詞も自分で書けたし、もう……感無量です。

――それが、2017年9月に発売されたソロデビュー・シングル「××警告」ですね。タイトル曲の「××警告」もカップリングの「デビガール」もスタイリッシュなロック・チューンですごくカッコいいですし、今言われた通りRaniさんが2曲共に歌詞を書かれていることも見逃せません。

Rani:ソロでは自分で歌詞を書きたいなと思って、書かせてもらいました。「××警告」は、“自分に正直に、自分らしく生きろ”ということを、わりと強い口調で歌っています。歌詞を書くのはめっちゃ難しいけど、自分が言いたことを言えるからHysteric Lolitaの頃よりも歌に感情を入れやすいというのがあって。特に、ライブとかで歌った時に、説得力が増す気がするんですよ。去年<イナズマロック フェス 2017>に出演させてもらったんですけど、その時に歌詞がめっちゃ好きですといってCDを買ってくれる人とかがいて、それがすごく嬉しかったんです。だから、歌詞を書くのは大変だけど、逃げずに自分で書いていこうと思っています。

――ファンの皆さんも嬉しいと思います。「××警告」に続く作品の構想などは、ありますか?

Rani:次もロック色の濃いものになるのは間違いないです。今はまだHysteric Lolitaの曲とかも歌っていて、あのバンドは聴かせるような曲が多かったから、みんなでジャンプしたりするような曲が少ないんですよ。なので、お客さんを動かせるような曲が欲しいなと思って。次のシングルは、そういう方向性になると思います。

――リリースが楽しみです。話を聞いて思ったのですが、ソロアーティストとして活動していくにあたって音楽性やヴィジュアル・イメージ、ライブのあり方といった全てのことを自身で決められたんですね。

Rani:そうです。今言われて気づきましたけど(笑)。たしかに、周りのスタッフとかにこういうイメージでいこうとか、こういう音楽性でいこうと言われたわけではなくて、自分で決めました。衣裳も自分で決めたし。だから、ソロの私は、本当の自分を曝け出しています。

――そうであれば、今後の活動ではより充実感が得られると思います。


──ここからちょっと音楽から離れた話になりますが、ソロ活動を始めてから『MUSIC B.B.』というTV番組で『Raniとガヤ飲み。』というレギュラー・コーナーに出演されていました。

Rani:私はお酒が好きで、めっちゃ飲むんです。両親と、おじいちゃん、おばあちゃんがすごく酒豪で、その血を受け継いでいるんだと思います。特に、お母さんのほうの血筋がめっちゃ強いんですよ。曾おばあちゃんは101歳まで生きたんですけど、亡くなる直前くらいまで酒を飲んでいた…みたいな(笑)。うちの母親は“ザル”で本当に強いんですけど、「私のお母さん(Raniさんのおばあちゃん)は、もっと凄い。あの人はザルを越えて“ワク”だ」と言っています(笑)。

――凄いことになっていますね(笑)。特に好きな酒などはありますか?

Rani:日本酒! 日本酒が好きです。

――その若さで日本酒が好きということは、筋金入りな気が……(笑)。

Rani:たしかに、いろんなお酒を飲んできて、やっぱり日本酒だよなということになりました(笑)。ビールから入ったんですけど、ビールは太るんですよ。ビックリするくらい太って、これはマズいなと思って減らすようにして。普段は、基本的にハイボールですけど、特別な日とかは日本酒です。それに、『Raniとガヤ飲み。』をやっていたから、お陰様で差し入れとかでめちゃくちゃ日本酒を貰えるんですよ。なので、ライブ終わりとかに自分の家で、「私、お疲れ!」といって日本酒を飲んだりします。

――独り飲みですか……シブいなぁ。では、“飲む時にツマミがないとダメな派”か“なくても平気派”では、どちらでしょう?

Rani:なくても、いけちゃいます。一時期ツマミがないとダメな時期があったんですけど、ツマみながら飲むとやっぱり太るじゃないですか。それで、ツマまないようにしていたら、平気になりました。

――ツマミなしでもいけるということは、やっぱり強いですね。

Rani:いや、強くはないと思います。普通です。それに、ワインは苦手なんですよね。ワインとシャンパンはダメです。生まれて初めて記憶を飛ばしたのは「鏡月」だったけど、どうしようもないくらいやらかしたのはシャンパンでした。それがトラウマになっているし、ワインとシャンパンはすぐに酔うんですよ。だから、友達とお肉とかを食べる時にオシャレして赤ワインを飲むんですけど、一杯で良いかなという感じです。肉の味が分からなくなって、もったいないかな…というのもあるし(笑)。『Raniとガヤ飲み。』で一度ゲストの方に合わせて赤ワインを飲んだことがあるんですけど、その時は最後のほうのことを全然覚えていないです。酔ってくると気持ちが大きくなって、「全然いけるよ」みたいになるじゃないですか。それで、空ける、空けるという状態になってしまって記憶が飛びました(笑)。

――飛びましたか(笑)。飲みながら番組ができるということは、ワインやシャンパンは別として、飲んでもあまり変わらないタイプ?

Rani:変わらない時間が長いんですけど、その後一気に“ドーン!”と来ます。

――“ドーン!”と来ると、どうなるのでしょう?

Rani:わからない。(女性のメイクさんに向かって)どうなります?

メイクさん:かわいくなります(笑)。語尾が伸びるよね。

Rani:そうそう、トロトロするらしいです。色気が出ると言われました(笑)。

メイクさん:「あのねぇ、わたしねぇ」みたいになる。持って帰ろうかなという感じになります(笑)。すごく、かわいいです。

Rani:うぇ~、キモ(笑)。そういう状態になっても記憶が残っている日もあれば、見た感じはそんなに変わらないのに飛んでしまう日もあるんですよ。多分その時のメンタルとかコンディションで、だいぶ変わるんじゃないですか。

――“ドーン!”と来る前に、飲むのをやめるというのは……。

Rani:できないんですよ。飲んじゃうんですよねぇ……。そういえば、さっき話した『Raniとガヤ飲み。』で赤ワインを飲んだ日は記憶が飛んだ後、気がついたら駅のホームで寝ていました(笑)。

――ええっ!? そ、それは、かなり危険なのでは。

Rani:でも、そういうことは結構あります(笑)。寝ながら電車に乗っていて、目が覚めて、“ヤバい! ここは自分の最寄り駅じゃない。降りなきゃ”と思うんですよ。で、そこで力が尽きてしまうんです(笑)。どの電車に乗れば自分の家に帰れるのか分からなくて、“めんどくさい、疲れた、もう良いや寝よう”ってなって、そのまま寝ちゃうんです、多分(笑)。ただ、そのまま泥酔して、終電を逃したりすることはないです。

――ひと眠りすると復活するタイプですね。

Rani:そう、踏みとどまれます。昔は、ヤバい時もありましたけどね。酔っぱらって電車に乗って、眠ってしまって、ハッと目が覚めたら終点だったんです。でも、私の家の最寄り駅は終点から3つ戻ったところだから、特に問題なくて。めっちゃトイレに行きたかったから、トイレに行って戻ってきて、電車に乗って、座ったらまた眠っちゃって。ハッと起きたら自分の駅を通り越していて、慌てて戻ったらまた寝過ごして、また戻って寝過ごして…という。全然家に辿り着けないんですよ(笑)。これは座るからダメなんだと気づいて、立って帰りました。6時くらいに電車に乗って、家に着いたのが11時とかだった(笑)。でも、ケータイとか財布とか、よく無くならなかったなと思って。

――そ、そうですね(笑)。でも、危険ですから、終電を逃しそうな時はマネージャーさんなどに車で送ってもらったほうが良いと思います。

Rani:そうですね。夜中に飲み始めて朝までなら大丈夫……というか、最近は夕方辺りから朝まででもいけちゃうんですけど、弱い時とかあるじゃないですか。終電間際くらいの時間帯に限界きて、ムリ…みたいな(笑)。そういう時は、タクシーに乗って帰るようにしています。

――良い傾向です。

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