DOLL$BOXX、7月に主催フェス＜DOLL$ FESTA＞開催を発表

ガールズ・ラウドロック・バンドDOLL$BOXXが4月15日、TOKYO DOME CITY HALLで全国ツアー＜Live Tour 2018「high $pec High Return」＞の初日公演を開催した。全18曲約2時間におよんだステージのアンコールでは7月29日に川崎CLUB CITTA'にて自身主催フェス＜DOLL$ FESTA＞を行うことをサプライズ発表、超満員の客席が沸いた。

◆DOLL$BOXX 画像

DOLL$BOXXは、Gacharic Spinのはな(Dr)、F チョッパー KOGA(B)、TOMO-ZO(G)、オレオレオナ(Key)と、Fuki CommuneのFuki(Vo)が合体を果たした5ピースバンドだ。2018年2月25日開催の＜Gacharic Spin 全国ツアー「止まらない2018」＞福岡公演の対バンとして登場したが、ワンマン公演は2017年12月にEX THEATER ROPPONGIで行われた前回全国ツアーのファイナル公演以来。観客の期待は開演前から異様な高まりをみせていた。


会場が暗転し、オープニングSEが流れ始めると、ステージ後方の紗幕に幻想的な5人のシルエットが浮かび上がった。その紗幕の向こう側には、クールジャパンファッションを代表する世界的ブランド“h.NAOTO“プロデュースによる黒を基調とした衣装を身にまとったメンバーが登場。糸の切れた操り人形のごとくメンバーがおもむろに動き出し、それぞれのポジションに移動した。

オープニングナンバー「Loud Twin Stars」のイントロと共にメンバーが激しく躍動すると、会場のヴォルテージはいきなりMAXに。今回のライブは、2012年リリースの1stアルバム『DOLLS APARTMENT』と、2017年リリースのミニアルバム『high $pec』収録曲が全編に散りばめられ、Fukiのハイトーン・ヴォイスと、Gacharic Spin楽器チームの演奏スキルの高さが、存分に発揮される構成となっていた。


「世界はきっと愛を知ってるんだ」で本編が終了すると、観客からの鳴り止まないアンコールの声に応えてメンバー全員が再登場。「ブラックサバイバル」をパフォーマンスし、全18曲約2時間のステージもエンディングを迎えた。そして最後にFukiよりサプライズ発表が。

「私達DOLL$BOXXが主催するフェスを執り行います。その名も＜DOLL$ FESTA＞。日にちは7月29日、日曜日です」──Fuki

これには会場がひときわ大きな歓声に包まれた。＜DOLL$ FESTA＞会場は川崎CLUB CITTA。DOLL$BOXXの他、Gacharic Spin、Fukiがボーカルを務めるFuki CommuneとUnlucky Morpheusという豪華ラインナップが登場する予定だ。

DOLL$BOXXは4月29日に日比谷野外大音楽堂で行われる＜NAONのYAON 2018＞出演を挟んで、全国ツアー＜high $pec High Return＞を再開、5月12日に大阪BIGCAT、6月17日に名古屋Electric Lady Landでワンマンライブを行うなど、7月29日の自身主催＜DOLL$ FESTA＞まで一気に駆け抜けていく。