【インタビュー】FUKI、ナチュラルかつ切ない歌声で届けるラブソングの至宝カバー「I LOVE YOU」

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ライヴでは、オリジナルソングとともにカバーソングも大事にしてきたFUKI。4月25日、クリス・ハートの「I LOVE YOU」のオフィシャル・カバーをタイトル曲とした4曲入りの配信EPをリリースする。カップリングは、昨年リリースした秦基博の「アイ」、SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」、Rakeの「100万回の『I love you』」のカバーをリアレンジして収録。FUKIの歌声で、2000年代の数々の名曲がよみがえる。

◆FUKI~画像&映像~

■女性の方が男性よりも別れにポジティブですからね
■そういうのも表現できたかなと思います


――ラブソングはFUKIさんの代名詞とも言えると思うんですけど、カバー曲作品を作るといえども、そこはブレないんですね。

FUKI:はい。私はこれまで色々な形の「愛」を歌い、ラブソングを作って来たので。

――カバーも定期的にやっていますね。

FUKI:自分にとってカバーというのは意味があるものなんです。実はデビュー前にも、カバーアルバムをインディーズからリリースしていたんですよ。今もライヴでは、カバー曲を結構歌っています。

――カバーすることに対してどんな意味を感じていますか?

FUKI:カバーを歌うことによって自分自身の”歌”を見つけてきていると思っています。デビュー前も20曲ほどカバー曲をリリースしてきて、そんな中で自分がこれからやっていく”音楽”を見つけることができたんです。その経験があったから、今があるのかなぁと。

――いろんな曲を知って行く中で、濃い自分の表現ができるようになったということですね。

FUKI:そうですね。


――カバー曲を選ぶ時って、どういう観点で選ぶんですか? 歌っている人の場合、自分の得意な音域だったり、声が綺麗に聞こえるとか、そういう選び方もあると思うんです。好きな曲と歌いやすい曲は違うこともあると思うので。

FUKI:確かに! でも私はそうではなく、純粋に今の自分が歌いたい曲、聴きたい曲で選曲することがほとんどです。

――好きかどうかということですね。

FUKI:単純にそこだけです(笑)。

――ということは、カバーする曲と向き合ってみて初めて、「この曲、難しいな」と思うこともあるわけでしょう?

FUKI:それは、めちゃめちゃあります!「こんなんだったんだ!」みたいな。今回カバーした「I LOVE YOU」もそうでした。どうやって歌っていいか、途中でわからなくなってきて。

――どういう部分で?

FUKI:とても切ない歌詞なんですけど「あなたと出会えて良かった」みたいな、どこかポジティブにも捉えられるようなメッセージが込められていると思ったので、切なく歌っていいのか、よりポジティブに歌うべきなのか……というのがわからなくなって。カバーさせて頂いたからこそ、どう歌おうか表現の部分で考えました。

――迷わせる歌詞ですよね。自分が失恋直後なら、その前向きさとかは出ないかもしれないし。

FUKI:そうですよね。いつも自分に重ね合わせて歌いますから。クリス・ハートさんの原曲はすごく切ないんですよ。私は逆に、この曲でポジティブさを表したくて。この曲と向き合った時、私自身がすごく前向きだったので。

――声のトーンが切ないトーンじゃないですものね。温かいというか。実は、聞いていて、「あなたと出会えて良かった」という前向きさは歌から感じました。相手への感謝が詰まっているような。別れて、相手を恨むのではなく。この前向きさは、女性だからこそ出せるのかなぁと。

FUKI:確かに。女性の方が男性よりも別れにポジティブですからね。そういうのも表現できたかなと思います。

――女性目線だからこそですよね。男性は女々しいと言われていますから。女性はすぐに次!となるから、ポジティブにならざるを得えない。FUKIさんがそういうタイプだからこういうポジティヴさが出るのかな?

FUKI:そうですね。時間が経てば、そう思えるから。そういうことって相手にはなかなか伝えられないですよね。「出会えてありがとう!」なんて。

――言えないですよね(笑)。

FUKI:ですよね。私は言えないから。でもこの曲から、そういう思いを感じ取ったので、歌で代弁しようじゃないかと。

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