【イベントレポ】MAN WITH A MISSION、メンバー登場に新宿ぺぺ広場が騒然のスペシャル上映会&トークイベント

ツイート

▲撮影:Daisuke Sakai (FYD Inc.)

2018年4月18日(水)数多くのアーティストの上映会が開催されていることで注目を集めている東京・西武新宿駅前のユニカビジョンにて、「MAN WITH A MISSION スペシャル上映会&トークイベント」が行われ、ファンが大集結してユニカビジョンのイベント史上空前の観客を集め、大盛り上がりとなった。

このスペシャル上映会は、MAN WITH A MISSIONが4月18日(水)に発売したニュー・シングル「Take Me Under/Winding Road」のリリースを記念して、2018年2月にロンドンで行われた単独公演から、この上映会でしか見ることの出来ない本邦初公開ライブ映像と「Take Me Under」のミュージック・ビデオが上映にされるもの。また、メンバー全員によるトークイベントも新宿ペペ広場にて行われ、シングルのアートワークに登場しているジャン・ケン・ジョニーによるサプライズ演出、さらには「重大発表」も予告されていたことで、上映時間前からファンが大集結。帰宅時間とも重なったこともあり、ただでさえごった返している周囲はとてつもない人、人、人で溢れかえっていた。

また、この日新宿ペペ広場に来ることができない人たちのために、スペシャル上映会のストリーミング生配信も実施された。ユニカビジョン公式サイト及び公式フェイスブック&ツイッター、またMAN WITH A MISSION公式フェイスブックとツイッターからもパソコンやスマートフォンで鑑賞することもできたため、おそらく会場を訪れた人の何倍もの人が画面からライブ映像、メンバーたちの登場を心待ちにしていたのではないだろうか。

新宿ぺぺ広場付近は続々と人が集まり、ちょっと異様な雰囲気に。20時半になると、ビジョンに新宿ペペ広場の様子が映し出された。観客たちは、ぺぺ広場のテラスを見上げる形で待機していたため、一斉に背後のビジョンを振り返る。すると、ビジョンには、どこかから中継でジャン・ケン・ジョニー(G, Vo, Raps)の姿が映し出された。


▲撮影:Daisuke Sakai (FYD Inc.)

「人間ノミナサマ!コンバンワ!私ハトアル場所ニ向カッテイマス」見ると、真っ赤なオープンカーの後部座席にマンウィズ飼育係の飼育好男と共に乗り、都内を走行中のようだ。車は「Take Me Under / Winding Road」ジャケットに登場しているものと同じタイプで、どうやらこれが「シングルのアートワークに登場しているジャン・ケン・ジョニーによるサプライズ演出」ということのようだ。走行中の車に乗りながら、最新作について「Take Me Under」は映画『いぬやしき』主題歌であり、疾走感のあるマンウィズらしい曲、と紹介。また、TVアニメ『ゴールデンカムイ』オープニングテーマの「Winding Road」については、重厚なヘヴィなロックナンバーでありながら美しいメッセージがある力強いロックナンバーに仕上がっているとのことで、「両方トモ、素晴ラシイ作品ニ仕上ガリマシタ。ゼヒ、聴イテクダサイ」とアピールした。

そして、今回このシングルの「初回生産限定盤」付属のDVDには、2018年2月23日におこなわれたUKツアー「UK TOUR 2018 - Live at The Dome London」の模様を収録しているとのことで、ロンドンでのツアーの面白エピソードを話せという飼育好男。しかしながらカナダ、フランスでのエピソードを話してボケるジャン・ケン・ジョニー。もしかして車の移動に時間がかかるため時間調整をしているのでは……と思ってしまったものの、最終的にロンドンのライヴには、布袋寅泰さんが観にきてくれて感激した、というエピソードを披露していた。

ここで、ロンドンでのライヴの模様がユニカビジョンで放映されることに。ソールドアウトとなった会場には、当然だが日本人の姿はほとんどない。そんな中プレイされた「Dead End inTokyo」で観客のシンガロングが起こる様子も。続いてハンドクラップから始まった「Freak It! feat.東京スカパラダイスオーケストラ」でも会場の熱狂ぶりが続く。

と、ここで新宿ペペ広場を埋め尽くした観客からどよめきが。見ると、テラスにジャン・ケン・ジョニーを除くメンバー、トーキョー・タナカ、カミカゼ・ボーイ、DJサンタモニカ、スペア・リブが姿を現したではないか。一斉にスマホを掲げる大観衆にテラスから手を振る4匹。この後、トークショーを行うとのことだが、とはいえ喋れるのはジャン・ケン・ジョニーだけ。はたしてどうなるのか注目される中、さらなるサプライズが。


▲撮影:Daisuke Sakai (FYD Inc.)

なんと、先ほどまでビジョンに映っていたジャン・ケン・ジョニーを乗せた真っ赤なオープンカーが広場に到着! 大歓声に迎えられ、野外ロックフェスばりに柵で仕切られた間を華麗に通り抜けて広場奥にある「Take Me Under / Winding Road」ジャケットアートワークの前でストップ。テラスへと駆け上がって行き、メンバーと合流して5匹が勢ぞろいとなり、ジャン・ケン・ジョニーがメンバーを順番に紹介して、「MAN WITH A MISSIONデス!今宵ハ、ナニトゾヨロシクオ願イシマス」と挨拶してトークがスタート。


▲撮影:Daisuke Sakai (FYD Inc.)

テラスには、「MWAM COUNTDOWN」の表示が。見ると、カウントダウンは5日後を示している。これは、「あるイベントを発表するまでのカウントダウン」ということで、予告されていた「重大な発表」とはこのことだったようだ。しかし、重大発表の中身を知っているのはジャン・ケン・ジョニーだけ。そこで、メンバーたちが順番にフリップにその答えを書いていくことに。まず最初に答えたのは、カミカゼ・ボーイ。答えは「カップラーメン」。「カウントダウン、ダトシタラ長ゲーヨ!麺伸ビチャウ」と突っ込まれるはめに。続いてスペア・リブは「プレステ5」と、イラスト付きで回答。「出ルノ!?5日後ニ!?ダトシタラ俺タチガ発表スルニハ荷ガ重イカラ!」とこれまた不正解。

ヒントとして、「トアル日ニ、我々ガライヴヲヤリマス」とジャン・ケン・ジョニーが告げると、観客からはどよめきが。しかも2年近く行っていない地域で結構レアな場所だという。さらに下手したらライヴを行ったバンドはいないかもしれない、という激レアな場所らしい。ヒントをもとにメンバーから出た答えは「マチュピチュ」(カミカゼ・ボーイ)、「東武動物園」(スペア・リブ)、「土星」(DJサンタモニカ)と、とてつもないふり幅となったが、すべて不正解。トーキョー・タナカの答えは「オレン家」。どれもまったく違ったようで、最終的にジャン・ケン・ジョニーがヒントをフリップに書くことに。そのヒントとは「アルプス」。「結構捻ッテオリマス。今日ハ教エルコトハ出来マセンガ、カウントダウンガ終ワル頃ニ、我々ノHPデ、キッチリ発表サセテイタダキマス」とのことで、Twitterで「#MWAMカウントダウン」とハッシュタグを付けて一緒に考えて楽しんでほしいという。


▲撮影:Daisuke Sakai (FYD Inc.)

ところでなぜ今日はユニカビジョンのイベントに登場したのかというと、「Take Me Under」が主題歌に起用された映画『いぬやしき』の舞台が新宿ということもあってのことだったそうだ。イベントの最後には、集まったファンをバックに、「1、2、3、ガウ~!」と記念撮影を実施。「本日ハ、オ忙シイ中集マッテイタダキアリガトウゴザイマシタ!「Take Me Under / Winding Road」聴イテヤッテクダサイ!」とジャン・ケン・ジョニーが締めの挨拶を行い、メンバーたちは去って行った。その後、ビジョンには「Take Me Under」のミュージック・ビデオが上映され、大盛況のイベントは終了となった。


イベント終了後、3人で参加していた女性グループに感想を訊いてみた。

――今日のイベントはいかがでしたか?

「目の前にジャン・ケン・ジョニーさんが通ったりして、すごく楽しかったです!」
「うん、楽しかったです」
「ビックリしました(笑)」

――そういえば、ちょうど通路になっているところに陣取ってましたもんね。

「全然、どこで何をやるかをわかっていなくて。そしたら真横を通ったので、めっちゃラッキーでした(笑)」
「横を通るなんて、本当に思ってなかったです」
「運が良かったよね!?」

――みなさんは、どんなお仲間なんですか?

「会場で会ったりするライブ友だちです」

――いつ頃からのファンなんでしょう?

「最近ハマったんです」
「この前、ツアーに行って」
「Zepp DiverCityに観に行きました」

――MAN WITH A MISSIONの魅力ってどんなところ?

「とにかく、カッコイイところです」
「カッコイイし、見た目とのギャップがね?(笑)」
「そうそう、カワイイ(笑)」

――今日発売されたニュー・シングル「Take Me Under/Winding Road」は買いましたか?

全員「もちろん、買いました!今持っています」

――今日はロンドンでのライヴ映像も流れましたけど、どう思いましたか。

「外国なのに盛り上がっててすごいなって。日本だけじゃなくて外国でも通用するんだな、すごいなって思いました」

――ライヴについての重大発表というカウントダウンもされていますけど、これからどんなことが実現してほしいですか?

「もう、普通にライヴで会えればそれが一番うれしいです!」

そう語って満足そうに会場を後にした3人。心からマンウィズが好き、ライヴを観たい、という気持ちがひしひしと伝わって来た。

ユニカビジョンでは、今後も様々な上映会が開催される予定となっている。上映予定のアーティストや上映日時などをユニカビジョンの Web サイトで確認のうえ、気になる上映会があったらぜひ参加してみてほしい。

取材・文●岡本貴之

<スペシャル上映会 上映曲目>

2018年4月18日(水)
<上映曲目>
1.Dead End in Tokyo(未発表映像)
2.Freak It! feat.東京スカパラダイスオーケストラ(未発表映像)
3.「Take Me Under」 (ミュージック・ビデオ )

■ニューシングル「Take Me Under / Winding Road」


▲「Take Me Under / Winding Road」<初回生産限定盤>


▲「Take Me Under / Winding Road」<通常盤>


▲「Take Me Under / Winding Road」<アニメ盤>

2018年4月18日(水)発売
<初回生産限定盤> SRCL-9718-19 CD+DVD ¥1,800+税
[CD]
1. Take Me Under(映画「いぬやしき」主題歌)
2. Winding Road(TVアニメ「ゴールデンカムイ」オープニングテーマ)
3. The Anthem(Microsoft Surfaceキャンペーンソング)
4. Dead End in Tokyo [Jagz Kooner Remix]

[DVD]
UK TOUR 2018 Live at The Dome London
01. Hey Now
02. My Hero
03. Dog Days

MISSION MOVIE
01. THE BLACK RIB前編
02. THE BLACK RIB後編

<通常盤> SRCL-9720 CD ¥1,200+税
1. Take Me Under(映画「いぬやしき」主題歌)
2. Winding Road(TVアニメ「ゴールデンカムイ」オープニングテーマ)
3. The Anthem(Microsoft Surfaceキャンペーンソング)
4. Dead End in Tokyo [Jagz Kooner Remix]

<アニメ盤> SRCL-9721 CD ¥1,300+税
1. Winding Road(TVアニメ「ゴールデンカムイ」オープニングテーマ)
2. Take Me Under(映画「いぬやしき」主題歌)
3. The Anthem(Microsoft Surfaceキャンペーンソング)
4. Dead End in Tokyo [Jagz Kooner Remix]
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス