THE ALFEE高見沢俊彦、初の小説『音叉』刊行決定。書き下ろし短編も収録

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THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦の初の小説『音叉』(読み:おんさ)が7月13日に書籍刊行される。

「高見澤俊彦」名義で執筆された『音叉』は、学生運動やフォーク、ロック喫茶など、若者文化が花開いた70年代が舞台。バンドとしてプロデビューをめざす若者の恋と葛藤を描いた青春小説だ。

2017年8月22日発売の小説誌『オール讀物』9月号(文藝春秋)にて第1話を発表、11月号で第2話、2018年2月号で第3話、最終話となる第4話が4月号に掲載された。7月に発売される単行本では、この4編に加えて書き下ろしのスピンオフ短編も収録される。

通常版と愛蔵版が用意され、8月には都内でサイン会の開催が予定されているという。詳細は文藝春秋のHPで発表されるので続報を待とう。

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■高見澤俊彦 コメント
処女小説「音叉」の発売が7月13日に決定しました。少年期から密かに憧れていた小説家。その夢が還暦を越えてやっと叶ったようです。

「音叉」は70年代を舞台にしたロックバンドの物語。これは自伝でも私小説でもありません。あくまでもその時代の生きた若者の青春群像として描いてみました。

同じ時代を生きた方は勿論のこと、その時代をまったく知らない世代の方にも是非読んで欲しいと思います。

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※高見沢俊彦の執筆名「高見澤俊彦」の「高」は「はしごだか」が正式表記

『音叉』

2018年7月13日(金)発売
文藝春秋刊
■通常版 四六版上製
¥1,700+税
※通常版のみ購入者特典【オリジナルしおり※数量限定】
対象書店:山野楽器、紀伊國屋書店、くまざわ書店、三省堂書店、TSUTAYA、楽天ブックス

■愛蔵版 四六版上製函入り / スペシャルブックレット(高見澤俊彦ロングインタビュー、撮り下ろし写真など収録)付き
2018年7月25日(水)発売
¥7,200+税
※数量限定生産
※取り扱い店:山野楽器と文藝春秋直接販売部のみでの限定販売

[応募抽選サイン会]
2018年8月に都内某所で開催予定
対象:通常版または愛蔵版購入者
※応募方法は文藝春秋HPにて後日発表
https://books.bunshun.jp/articles/-/4195

[あらすじ]
舞台は学生運動の火も消えようとしていた1973年。私立の聖マリアンヌ学院大学に通う風間雅彦は、高校生の頃から同級生とバンドを組みギターを弾いていた。メンバーはドラムの古澤啓太、キーボードの神林義之、ベースの佐伯美津夫。彼らのバンド『グッド・スメル』はアマチュアコンテストでの準優勝がきっかけでプロデビューを持ちかけられていたが、レコード会社からデビューの条件としてあることを言い渡される。やりきれない気持ちを抱えたまま、夜の原宿に足を向けた雅彦。そこで彼は、忘れられなかったある人物と再会する……。

メンバーを襲う思いがけない悲劇、魅力的な女性たちとの恋愛関係など、大人への岐路に立つ若者たちの青春群像劇。
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