【連載】vistlip 海の「裏側の観え方。」#7 バースデーソング

お久しぶりです、というかお久しぶりになってしまい申し訳無い。vistlip、海です。

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我々は今まさに全国ツアー＜SUPER Good vibes CIRCUIT Ⅱ＞が開始したところです。…と書いてますが実はこれ一ヶ月前、＜均整を乱す抗うは四拍子＞が始まる前くらいに書いてて文章がまとまらずそしてそのまま雪崩れ込んできた諸々により今に至ります。

もう先に宣言しておかないとまた先延ばしになりかねないので先に言っておきます。今月は二回更新します。なんだったらすぐもう一つ書きます。 今回の＜SGvCⅡ＞ツアーの少し前にあった話…もしくは現在進行形の話を書こうかな。


とりあえず今回は先日…というには少し遠いですが1月にあった＜HAPPY BIRTHDAY TO CENTER LINE＞で誕生日を迎えた智（Vo）、Tohya（Dr）に対してYuh（G）と瑠伊（B）と3人でバースデーソングをプレゼント？披露？したんですが、その経緯やら作曲やらに関してを書き綴っていこうかなと思います。

とりあえず我々3人はオリジナルのバースデーソングの弾き語りをやりました。 経緯としてはまあ当然何やろうか、って話にはなるんですよ。12月に入ったリハーサルかな？その時に俺が機材の組み替えしてる時だったと思うんですが、Yuhと瑠伊とサブルームでそんな話になったらしいんですね。で、機材の組み替え終わってサブルームに行った時に、やる事きまった！ってニヤニヤしながら言ってきたんで、まあこの二人でなんか悪巧みしてる時って割とわけわからない事言ってきたりするので不安は感じたんですが内容を聞いてみたらバースデーソングをオリジナルで作って弾き語りするから歌え、と。

あれ、全然まともな事言ってきてる。けど単純にハードル高い事言ってきてる、って思ったんですが前回はスリーピースでThe Beatlesのバースデーソングのカバーをやったしそれとはベクトルの違った物となるとまあ確かに良いのかもなあ…とも思いまして。じゃあちょっと作ってみます、と。でも出来るとは言い切れないって言ったら出来なかったらYuhか瑠伊が作るけどどんなのでも歌ってね、と。これは間違いなく意味わからん事ぶっこんでくるな…と思ったんでなんとか頑張りますと伝えてそこから作曲にとりかかります。まあアコースティックな弾き語りの曲ならバンドの曲を作るよりは幾分作りやすいし、と挑んでみました。


ここから今回の作曲過程。僕が作曲する時ってコードや楽器からのパターンからとメロディからのパターンがあります。昔はメロディからしか作れなかったんだけどそれだと形にならない事が多かったので最近はギターで色々リフやらコード弾いて何か良いのが掴めたらそこから少しづつ広げてってやり方で作る事が多いかも。それこそ「LEVEL1」とか「BLACK BOX」なんてイントロのギターのフレーズ思いついてそこから広げていった曲ですね。

ここで問題に気付きます。明るい幸せな楽しそうな曲ってなかなか自分で作れる気がしない。普段作ってるものがやや暗かったり哀愁が漂うような曲、そういう響きのコード進行が好きだからどうしていいかわからんぞ、と。

とりあえずひたすら世に言うバースデーソングを聴いてみたり響きの明るい、楽しそうな印象のコードをアコースティックギターで鳴らしてみます。その中で気に入ったコードから色々進行の展開を試して弾いて良い形になってきたら録音、そしてメロディをのせてみる、で歌のせたらなんかここのコード違うなあとなってまたギター撮り直し、そこにまたメロディのせ替え、というなんというか三歩進んで二歩下がるような作り方でした。むしろ三歩進んで三歩どころか四歩下がってる時もあったんじゃないかなと…。


まあそんなこんなでコードとメロディがなんとなく形になってきた所で歌をラララで歌った物をYuhと瑠伊に送りました。それこそこのライブのためリハの朝かな？送ったその日に会って話したところ、瑠伊がこれにベースとリズムをつけるからボンゴかコンガをやりなよ、絶対面白いよ、って言って来たんですね。やりなよじゃねーよ。面白いよじゃねーよ。面白い曲でもねーよ。

結構日も近付いてきていました。そこで一番の難題です。歌詞です。歌詞…どうしたらいいんだと。書いて歌ってみて歌いにくかったら書き換えて、場合によってはメロディ変えてみて結果もうあれだね。ステージで言われて納得してしまったけどあいつら二人に向けたただの手紙でしたね。以下その歌詞です。もう曲すら覚えてないという方もいらっしゃると思いますが。

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とーやは少し太り過ぎたから
不定期に無茶なダイエットするね
たまに心配しているから
少し身体労って下さい

智は少し痩せ過ぎだから
少しだけ身体鍛えよう
たまに心配されてるから
少し身体労って下さい

けれど 誰にも作れない曲を書いて
誰よりも素晴らしい声で歌って

（HAPPY BIRTHDAY TO YOU）
こんなにも 沢山の
皆からの祝福は
普通じゃ考えられなくて
（HAPPY BIRTHDAY TO YOU）
こんなにも あふれてる
皆からの愛情を
受け止めれて 幸せな1日だね


たまには嫌な日もあるね
たまには落ち込む事もあるけれど
だけどそんな時は思い出して
皆がいる事

（HAPPY BIRTHDAY TO YOU）
こんなにも 沢山の
皆からの祝福は
普通じゃ考えられなくて
（HAPPY BIRTHDAY TO YOU）
いつまでも 笑ってよう
素敵な一年になる事を
心から願うよ おめでとう

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毎年＜CENTER LINE＞の時の出し物ってドラム叩いたりとかバースデーソング作って打楽器やりながら歌うとかなんか毎回俺ばっか難度の高いチャレンジしてねえか…。



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