マドンナ、2パックからの手紙の競売差し止め請求、認められず

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昨年、マドンナが90年代半ば、当時恋人だった2パックから受け取った手紙が競売にかけられることが発覚し、マドンナは、元友人が彼女の承諾なしに持ち出し出品したとして、競売の差し止めを請求していたが、裁判所はこれを却下したという。

◆マドンナ画像

オークション主催者Gotta Have It!は昨年7月、マドンナの友人でアートディーラーのDarlene Lutz氏から提供された、その2パックの手紙をはじめ、写真、下着、ヘアブラシなどマドンナの私物22アイテムを競売にかけた。しかし、マドンナが、Lutz氏は彼女の信頼を裏切り勝手に出品したとLutz氏とGotta Have It!を訴えたため、オークション終了前に全アイテムが出品リストから削除されていた。

『New York Daily News』によると、裁判所は月曜日(4月23日)、マドンナは長年、Lutz氏がそれらを所持していることを知りながら、オークションが始まるまで返却を要求していなかった、もはや彼女の所有物ではないと判断したという。

マドンナは2004年、Lutz氏との関係を解消する際、これらアイテムの所有権を放棄すると記された書類に署名していたと伝えられている。

これを受け、Gotta Have It!は7月にオークションを再開するそうだ。2パックが刑務所からマドンナへ送った手紙には、2人の関係が彼のキャリアとイメージに傷をつけると別れの言葉が記されており、昨年オークションに出品した際には10万ドル(約1,000万円)の値をつけていた。

Ako Suzuki

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