【対談】DAISHI(Psycho le Cému) × 一聖(BugLug)「絶対デュエットしたいです」

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■ サイコ・ル・シェイムを作るために自分がやってたバンドも解散させたんです/DAISHI

── せっかくの機会なので、DAISHIさんに訊いてみたいことありますか?

一聖:最近、ハマってることって何ですか?

DAISHI:完全に筋トレですね。

一聖:マジっすか? いいですね。

DAISHI:今、鍛えだして1年5ヶ月ぐらいです。

一聖:鍛えることに憧れはあるんですよ。昨日もプロレス観に行って「やっぱカッケーな」って。

DAISHI:僕、NOAHのチャンピオンの中嶋勝彦くんと友達なんですよ。今年の正月初めのトレーニングはプロレスラーと一緒に(笑)。

一聖:すげえ(興奮)。

DAISHI:鍛え始めたのは完全にYOSHIKIさんの影響ですけどね。L.A.からいらしてむっちゃ忙しい中、トレーナーの方が夜中に待機してて「今からトレーニングする」って言うんで「嘘でしょ?」って。X JAPANさんより全然売れてなくて暇なのにって思って始めたんですよ(笑)。

一聖:そうなんですね。でも、すごい長続きしてますね。

DAISHI:僕、もともとダイエットが目的で行ってたんですよ。でも、体重が落ちると不思議なもので今度は筋肉をつけることにハマっていくんですね。なかなかつかないのでコツコツ、コツコツ。3〜4年かかるんじゃないかな。

一聖:そうなんですか?

DAISHI:そんな感じですよ。でも、筋肉は裏切らない。やった分だけ返ってくる(笑)。

一聖:筋肉をつけるための食べものってあるじゃないですか。鶏のささみとか。そういう食事ですか?

DAISHI:鶏の胸肉とかね。僕、白米食べないです。玄米とか十割蕎麦とか。ってなんの話してるんやろう?(笑)。逆に何にハマってるんですか?

一聖:ゲームとかですね。

DAISHI:おお。いまどきのコだな(笑)。

一聖:あとはプラモデルとか。

DAISHI:プラモデルはLidaくんと話が合うと思いますよ。

一聖:いっぱい種類があるけど、スターウォーズが好きなんですよ。マシーンみたいなのを一生懸命作ってます。

DAISHI:そうなんですね。僕、BugLugのライブ映像もPVもチェックしましたけど、アレンジが面白いなと思いました。今回のアルバム『KAI・TAI・SHIN・SHO』(5月1日発売)も曲の展開が多くて、豪華な作り方してるなって。1曲の中に入っているリフで2〜3曲できるんじゃないかって。

一聖:展開が変わる曲、大好きなんですよ。



▲アルバム『KAI・TAI・SHIN・SHO』初回生産限定盤

DAISHI:景色が変わりますもんね。あと、映像観てライブがええんやろうなと思いました。動きが機敏だなと(笑)。もともとどういうバンドにしようと思って結成したんですか?

一聖:最初は正直、音楽ありきじゃなかったんですよ。メンバーを決める時に、人間観察じゃないんですけど、自分の考えや相手の考えを模索していって、今のメンバーになるのに最終的に2年かかったんです。

DAISHI:え、そうなんですか!? 曲作ったりはしないで?

一聖:ドラムが後から加入したので最初は4人だったんですけど、ひたすら話し合ってました。「ホントに信頼できるな」、「この人とだったら一緒に音楽をやる価値があるな」って思えることが自分の中のキーだったので、ひたすら考えていましたね。

DAISHI:へえ〜。僕、真逆でサイコ・ル・シェイムのメンバー選んだ時は直感でしたよ。

一聖:直感ってスゴイですね。僕はモヤモヤしちゃうタイプなので、「どうしよう、どうしよう」ってふわふわしてて、ガンって決断することがあまりないかもしれないですね。

DAISHI:面白いですね。人間観察で決めるって。

一聖:サイコ・ル・シェイムは、今の5人はどういうふうに集まったんですか?

DAISHI:僕が、気になったメンバーをとにかく引き抜きましたね。当時、地元の姫路のバンドを3つか4つ解散させましたもん。

一聖:(驚く)。

DAISHI:とにかく地元のライブハウスに行って、ずっといろんなバンドを見てました。Lidaくんは幼馴染で、曲も書くから彼はもともと決まっていて、seekに関してはライブハウスの照明やってたんですよ。口ピ開けてタオル頭に巻いてパンクTシャツ着てて「BLUE HEARTSが好きそうなお兄ちゃんやな」っていう印象(笑)。スタッフをやりながらヴィジュアル系バンドのサポートでベースを弾いている姿がシュッとしててカッコよかったんです。年下3人組はそれこそ直感ですね。YURAサマ(Dr&Dance&Vo)はサイコ・ル・シェイムの前に僕がやっていたバンドのローディやってたんですけど、当時から「メンバーになるんやろうな」って勝手に思ってたらしいです(笑)。

── どこにもない強力な個性を持ったバンドを結成したかったんですね。

DAISHI:僕、サイコ・ル・シェイムを作るために自分がやってたバンドも解散させたんです。そのバンドでも東京に来ないかっていう話をいただいてたんですけど、「すごいカッコいいバンド作るから1年待ってください」って伝えて。勇気いりましたけどね。

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