ブラッド・ウィルク、パール・ジャムのオーディション体験を語る

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元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/現プロフェッツ・オブ・レイジのドラマー、ブラッド・ウィルクが、デビュー・アルバム『Ten』(1991年)をリリースする直前のパール・ジャム(エディ・ヴェダー)からバンドに加入しないかと誘われたときのことを振り返った。

◆ブラッド・ウィルク画像

ウィルクは『Let There Be Talk』ポッドキャストのインタビューでこう語った。「彼らが『Ten』をミックスするんで英国へ行くとき、エディ(・ヴェダー)から電話をもらい、“俺ら、ドラマーがいなくなったんだ。君に来てもらい、みんなに会って欲しい。曲のテープを送るよ”って言われたんだ」

「びびったよ。俺は外国へ行ったことがなかったんだ。パスポート取りに行かなきゃならなかった。俺は超若くて(23歳)、“これはチャンスだ。俺の時代がきた”とか考えてたよ。それで、ヨーロッパへ行って一緒にプレイした。俺とエディは前から付き合いがあったけど、他のメンバーにとっては、俺は単なる新参者だった。かいつまんで話すと、音楽的にしっくりいかなかったんだ。とくにジェフ(・アメン)とね。彼は素晴らしいベース・プレイヤーだよ。スゴイ奴だ。でも、どれだけ上手くとも、ケミストリーが全てだ。ピタッとこなかった。あの役目は俺じゃなかったんだ」

彼は1週間くらい試したあと、帰国したそうだ。そして同年、ザック・デ・ラ・ロッチャ、トム・モレロ、ティム・コマ―フォードとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを結成。一方、パール・ジャムにはデイヴ・アブラジーズが加入した。

また、ウィルクは現在、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバー4人の関係は良好で、リユニオンが実現するかしないかはわからないが、「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンと活動ができたら、俺にとってそれ以上にハッピーなことはない」と話した。

Ako Suzuki

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