【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「メキシコ編その2」

みなさん、こんにちわ。＜Huit Etoiles＞のDJ／ProducerのQue Sakamotoです。2018年2月に行ったメキシコーツアー、今回はいよいよツアーの中盤に突入です。

もう一度、メキシコツアースケジュールはこちらです。



■メキシコシティー
■初の和物セットで盛り上がる

KIN KINの最高なギグを終え、メキシコシティーへバス移動。メキシコのCalipso Recordをトーマス・ジャクソンと運営しているIñigo Vontierが、奥さんと友達とともに連れて行ってくれたメキシカンシーフードレストランも最高だったし、マーケットでDigginし、発見した80sメキシカンラテンのレコードもゲット。グアダラハラもIñigo達のお陰で最高な時間を過ごせました。

「Thank u Iñigo.Sofia.」


またまた居心地のいいバスに乗り、およそ6時間かけてメキシコシティーへ到着。ここでは2泊、Airbnbを利用してステイします。朝7時に到着し、あまり寝れていなかったので、レコード屋が開くまでしっかりと睡眠しパワー温存しました。メキシコシティーでの空き時間の楽しみはもちろん、メキシコ盤のDiggin。この日はメキシコシティーのレコード屋を2軒周りました。知らない街を散策し、とてもエンジョイ＆いい思い出ができました。この街では7インチのメキシカン物サイケロックをゲット。夜はクラブ「Depertment」で和物セットを披露するため、早めに食事を済ませて、部屋でゆっくり待機です。

事前に連絡を取っていたCalipso Recordsのトーマス・ジャクソンが部屋までピックアップしてくれて、DepertmentのDark Pank Hippiesのメンバーであるヴィクトールがスタート時間前に現場に来てくれました。DepertmentはバンドのライブとDJのパーティを毎週木曜日に行っていて、今回は僕が日本人初ということで和物セットを披露することになったんです。ちなみに僕の前のライブも最高でした。

メキシコシティーの皆さんはもちろんほとんど聴いたことがない和物セット……そんなセットでも新鮮に感じてもらったみたいで、愉快にダンスをしてくれていたのが印象に残ってます。トーマスとヴィクトールのサポートのおかげで、楽しくパフォーマンスを披露できました。ちなみに翌日はヴィクトール曰く、マーケットにやばいレコードセクションがあるとのこと。ってことで、

「Thank u for Thomass&Victor.」

Que Sakamoto @ Departamento, CDMX from Departamento Studio Bar on Vimeo.

ところでマーケットに行ったこの日、地下鉄に乗ったらハプニングが起こり、またもや携帯を無くしてしまいました……本当に気をつけないとですね。

■自身のリミックス音源で
■「サカモト！」コールが



次の日は、DJデュオ“Zombies Miami”のCaniとJeniのホームであるアグアスカリエンテでのギグのために、またバスで移動します。今回は2日間、アグアスカリエンテのCani＆Jeni宅へステイさせてもらいました。旅の疲れもありましたが、ミュージアムにも連れて行ってくれたり、街を散策させてくれたり……とにかくアグアスカリエンテの町並みは最高でした。途中メキシカンフードを食べ過ぎたせいか体調を崩してしまいましたが（笑）、しっかり回復し、Caniとのワンナイトパーティを「Casa Segunda」にて行いました。


Caniがプレイしたオープニングの時間から徐々に盛り上がり、自分の前から、お客さんがいろいろと自分のテンションを上げてくれて、気持ちのワクワクを抑えきれないままDJプレイに突入します。僕がDJプレイしているときには、僕のこと初めて知るはずなのに、「サカモト」コールが幾度も起こり、そのときのお客さんとの一体感は本当に嬉しくて、すごく感動した瞬間でもあります。



ちなみにこの日かけた曲は、ドイツレーベルの“Hold Your Ground”からリリースされた「Deorbiting- Buttondemasu Que Sakamoto&NT Cho Baka Remix」。フロアも終始盛り上がっていて最高なパーティでした。とにかくここアグアスカリエンテも人が暖かくフレンドリーで、思い出に残るメキシカンバイブスで……その夜は本当に素晴らしいパーティで心が洗われたような気分に落ち入りました。ってことで、

「Thank u Cani,Jei For Everythings!」

翌日、ティファナへのフライトが早朝だったので、パーティが終わり、僕はその足で空港へと向ったんです。すると……。

続く。