GLIM SPANKY、TVドラマ『警視庁・捜査一課長』で路上ライブ

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GLIM SPANKYの「All Of Us」がTVドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』主題歌として起用されている。5月17日放送の同ドラマ第6話にGLIM SPANKYの松尾レミと亀本寛貴がゲスト出演することが明らかとなった。

◆GLIM SPANKY 画像

ゲスト出演は2017年放送の『警視庁・捜査一課長 season2』に続いて2度目。今回も共演を果たした主演の内藤剛志は、“season2”主題歌担当以前から彼らのファンだったことを公言する“GLIM SPANKYフリーク”だ。

第6話でGLIM SPANKYの2人は、ストリートミュージシャンの“宇多子”と“義太雄”としてドラマ終盤に登場。アコースティックギターを手に路上で主題歌「All Of Us」を熱唱するほか、捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と小山田管理官(金田明夫)から聞き込みを受け、犯人を決定づける重要な証言をもたらす役どころを演じる。

ゲスト出演は“season2”の通行人役に続き2回目とあってリラックスした表情で撮影現場に入った2人は、リハーサルでも本番でも「All Of Us」をパワフルに何度も熱唱。出演シーンの最後にはスタッフやキャストから熱い拍手が贈られた。ドラマ初出演となった1年前のGLIM SPANKYの演技について「100点!」と評していた内藤だが、今回は「点数をつけるのはもはや失礼」と太鼓判。昨年同様ガッチリ握手を交わして撮影が終了した。

以下に、GLIM SPANKYの松尾レミと亀本寛貴、内藤剛志、金田明夫のコメントをお届けしたい。


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「昨年はものすごく緊張したのですが、今回は愛用のギターを持っての撮影だったので、安心感があってリラックスして楽しめました。内藤さんは尊敬する俳優さんですが、“いいロック仲間”だと思っています。いつも肌がツルッと光り輝いているので、実は美容について聞きたいなと思っているんです。シワもないし、62歳だなんて信じられないです!
 この世界のどこかに希望があってほしい…。そう思いながら私自身、曲を作っているのですが、このドラマも同じだなと感じています。20年後30年後、このドラマを違う時代の人が観たときもいいなと思ってもらえるよう、いい意味で年齢も国籍も関係なく通じる普遍的なテーマを書こうと考え、皆さんに届くようにと、主題歌「All Of Us」を作りました。
 このドラマとはマインドが通じているので、私たちの出演も馴染んでいると思います。とにかくいいコラボレーションになっている“画(え)”を見ていただきたいな。劇中で路上ライブを披露しているので、ライブとしてもぜひ楽しんでほしいですね」──松尾レミ (GLIM SPANKY)

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「昨年はドラマの撮影現場がどんな雰囲気かもわからず、“もし罵声が飛び交っていたらどうしよう…”という緊張感を持って現場に入ったのですが、今回はもうそんな恐ろしい場ではないことがわかっていたので(笑)、緊張はしたものの、前回よりリラックスして演じることができました。内藤さんは若々しすぎて、僕にとっては“ロック好きのおじさん”という印象です!
 今回の主題歌「All Of Us」はこのドラマのために書き下ろしたものですが、今、自分がやりたいと思っているロックサウンドを追求し、日本だけでなく地球全体、広い世界を感じられるように作った曲でもあります。『警視庁・捜査一課長』の世界観に合った曲になったなと思っています。
 今回のゲスト出演ではアコースティックギター2本で生々しくライブをしたので、その演奏を聴いていただけたらうれしいですね!」──亀本寛貴 (GLIM SPANKY)

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「GLIM SPANKYの演技は、素晴らしかったですね! お2人とは普段からよくお会いするので、“かわいい娘&息子”のように思っているのですが、今年は演技に点数をつけるのはもはや失礼だと思いました! いい意味で“ランキング外”の演技でしたね。
 なんといっても、今年は自信に満ちていて、すごく輝いていたし、いいパワーを放っていました。やはりたくさんの方々に認められ、武道館のライブも決定し、それが人間としての自信につながっているのだと思います。ミュージシャンから俳優に転身する人も多いし、そろそろ軽く潰しにかからないといけないかも(笑)。“女性刑事とルーキー刑事”のミステリードラマなんかはじまっちゃったら大変だからね(笑)。
 (松尾)レミちゃんに昔、「ロックって何だと思う?」と聞いたら、「ラブ・アンド・ピース」と答えてくれました。僕が芝居をする原点も同じで、この『警視庁・捜査一課長』は“刑事ドラマ”ではありますが、僕たちは皆さんにハッピーになってもらいたいし、“人生には生きる意味がある”ということを伝えたいと思って取り組んでいます。そんな思いを2人の主題歌が支えてくれている。ドラマと主題歌で“思い”が共通しているので、合体してよい効果が生まれているのだと思います。
 この2人は、どんなときも本気なんですよね。彼らが出演するシーンはドラマの中では一瞬かもしれませんが、レミちゃんは本気で歌っていました。正直、こういうゲスト出演って適当にこなしちゃう人もいるのですが、彼らは「全力でいきます!」って言ってくれてうれしかったですね! 彼らの思いを視聴者の皆さんにぜひ見てもらいたいですし、僕も大いに刺激を受けました」──内藤剛志

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「お2人が出演してくださるのは1年ぶりですが、内藤さんと「昨年とオーラが全然違うね」と話していたほど、セリフの言い方ひとつとっても、自信に満ちあふれていることをすごく感じました。一人の俳優としてライバル意識を抱きましたよ。カッコよかったし、素晴らしかった!
 GLIM SPANKYの主題歌は、“また明日から頑張って生きよう”という希望が感じられる楽曲で、このドラマにふさわしい。しかも今回は武道館でライブするほどのアーティストが、“おっさん刑事”2人の前で歌ってくださるなんて、この上ない喜びでした。こんな貴重なライブはないですし、超レアなライブですので、もったいないですから絶対見てください! もう保存版ですよ!」──金田明夫

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■TVドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』

テレビ朝日系24局ネット
毎週木曜 午後8:00~午後8:54放送
※5月17日(木)放送の第6話に、主題歌を歌うGLIM SPANKYがゲスト出演
▼第6話あらすじ
 ジョギングウェア姿の不動産会社社長・荒井輝路(ベンガル)の死体が発見された。被害者はジョギングが趣味らしく、事件当夜は来月開催の社内マラソン大会に向け、秘書の鈴村美加(逢沢りな)を伴ってランニングを開始。美加が体調不良で途中でリタイアした後も、荒井はひとりで走り続け、夜10時頃、近くの廃工場で殺害されたようだ。
 犯行時刻、ショッキングピンクのジョギングウエアを着た不審な人物が現場から走り去る姿が目撃されていたが、その人物は走るのが異常なほど遅かったことが判明。捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、被害者の周辺に“ゆっくり走る人物”がいないか、谷中萌奈佳(安達祐実)に捜査を命じる。
 まもなく、萌奈佳は現場からゆっくり走り去ったピンクの人影が、社員の北園晴美(柳原可奈子)であることを突き止める。本人は否定するものの、晴美はショッキングピンクのウエアを所持しており、自身のサイズのほかにもう1着、ひと回り大きめのものを購入していたこともわかった。晴美は自身とお揃いのウエアを、男性にプレゼントしたのだろうか…!? だとすると、自分と同じピンクのウエアを着た男をかばおうとして、わざとゆっくり走った可能性も考えられる…。

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