齊藤 工×笹川美和、映画『blank13』から感じる音楽の力

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笹川美和と齊藤 工が、5月11日にシネマート新宿で行われた映画『blank13』生歌唱付きトークイベントに登壇した。

◆イベント画像

映画『blank13』は俳優・齊藤 工の長編監督デビュー作で、放送作家のはしもとこうじの実話を基にした家族の物語だ。13年前に失踪した父親の死から始まる感動的なストーリーで、主人公を高橋一生、失踪した父親役をリリー・フランキー、齊藤 工自身も主人公の兄を演じる。主題歌には笹川美和が歌う「家族の風景」(ハナレグミのカバー)が起用されている。

映画本編の上映後に行われたトークイベントでは、まず笹川美和が登場。映画の切ない雰囲気のまま、ピアノを弾きながら「家族の風景」を歌唱する。映画の余韻とそこに優しく響いてくる歌声に、会場では涙を流すファンの姿も。続いて登壇した齊藤 工も彼女の歌に拍手を送りながら、「夢のようです」と。


齊藤 工は笹川美和のこの楽曲を聴いて映画を作ることにしたという。ラストシーンにこの楽曲がかかるというのが条件でもあり、誰よりも先にキャスティングしたのはこの曲だったとのエピソードも明かされた。実際に映画を制作するにあたっても、曲を聴きながらロケハンしたとのこと。まさに笹川美和の歌の力が、この素敵な映画を作り出すきっかけとなっていたのだ。

謙虚な笹川美和は「申し訳ないくらい」「とんでもない」と述べるのだが、齊藤 工は「この曲がある意味、主人公の作品です」と自信をみせる。一方の笹川美和は、オファーが来たとき「なぜ齊藤 工さんが過去の私の曲を?」とただただスタッフ一同騒然となったという。そして作品を見てすごく良い使われ方をしていたことに感動、「これだけみなさんに見ていただいて愛されて、長くみなさんに接してもらえるのが嬉しい」とコメント。


お互いのリスペクトを基にした和やかなトークは映画のこと、音楽のことと続き、最後に齊藤 工は自身の制作について「自分は楽曲が最後にあるということに向かって作品を作っていく人間だなということに気づいた」そして「いかに音楽に頼っているかということと、それが間違いでないということが確証としてある」と述べた。笹川美和も「音楽って目に見えるものでも触れるものでもないんですけど、でもなぜかそこからイメージが膨らむという不思議なもの」と語る。映画に関するトークイベントではあったが、笹川美和の歌の力と齊藤 工の考え方に、音楽がもたらす力を改めて感じられる機会となった。笹川美和も「いつでも機会があったら頑張ります」と述べていたので、また彼女の歌が誰かの創作のきっかけになることを期待したい。

なお、笹川美和は5月13日に日本橋三井ホールにて<笹川美和 Concert 2018 〜新しい世界〜>を行う。

写真◎田中聖太郎
取材・文◎服部容子(BARKS)


<笹川美和 Concert 2018 〜新しい世界〜>

日程:2018年5月13日(日)
スペシャルゲスト:安藤裕子・池田綾子・冨田恵一・村上ゆき・城南海
会場:日本橋三井ホール
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 5F
開場 16:00/開演 17:00
料金 ¥5,500(税込・全席指定・ドリンク代別途 ¥500)
※3歳以上チケット必要・3歳未満入場不可
info. HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

日程:2018年5月27日(日)
会場:心斎橋JANUS
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋2-4-30 5F
開場 16:15/開演 17:00
料金 全席自由 ¥5,000(税込・整理番号付き・ドリンク代別途 ¥600)
※3歳以上チケット必要・3歳未満入場不可
info. 夢番地(大阪):06-6341-3525

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