HYDE、12年ぶりソロシングル緊急リリース＋MVにジキルとハイドの二面性

L'Arc-en-Ciel、VAMPSのヴォーカリストのHYDEが、8枚目となるソロシングル「WHO’S GONNA SAVE US」を6月20日(水)にデジタル先行配信、6月27日(水)にシングルCDリリースすることが、本日6月6日午前0時に緊急発表となった。2006年リリースの「SEASON’S CALL」以来、約12年ぶりのソロシングル発売となる。

◆HYDE 画像

同シングルのタイトル曲は「WHO’S GONNA SAVE US」、直訳すると“誰が僕たちを救ってくれるんだ”という意味を持つ。人が困難や苦しみに直面し、まわりが手を差し伸べてくれないような現状は、自分で打破していくしかないというメッセージを乗せた楽曲に仕上がっている。

カップリングには、HYDEソロとしてリリースした2ndオリジナルアルバム『666』(2003年発表)収録曲「MIDNIGHT CELEBRATION」のリアレンジバージョン「MIDNIGHT CELEBRATION II」が収められる。以前からHYDE自身に“「MIDNIGHT CELEBRATION」をリアレンジしたい”という強い気持ちがあったとのことで、ソロ活動再始動をきっかけに再レコーディングが行なわれ、同曲が新たに生まれ変わった。

この発表と併せて「WHO’S GONNA SAVE US」のミュージックビデオ情報が公開となった。HYDEが今回のミュージックビデオ制作の軸にしたことは、SNSで溢れかえっている社会の中で「興味を持ち続けて見てもらえる」映像を作りあげること。それはすなわち、最初から最後までじっと見続けられるストーリー作りであり、映像ラストの大どんでん返しに思わず息を飲むはずだ。

ミュージックビデオの内容は鬼才スタンリー・キューブリックの名作『シャイニング』をオマージュしたもの。未来の日本で追い込まれるHYDEと、HYDEを追いかける殺人鬼を登場させ、人の心の中に宿るジキルとハイドの二面性を演出した。迫り来る恐怖とそれに対峙する心を描いた同ミュージックビデオのフルバージョンは、今夜6月6日23時30分から配信されるAbemaTVの『HYDE特番』で初公開される予定だ。

HYDEはシングル「WHO’S GONNA SAVE US」リリース直後、6月29日(金)のZEPP TOKYOを皮切りに8月1日(水)のZEPP OSAKA BAYSIDEまで、ライブハウスツアー＜HYDE LIVE 2018＞をスタートさせる。そして間髪入れず、8月5日(日)に＜ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018＞、8月25日(土)には＜音楽と髭達2018-ONE STORY-＞出演も決定しているなど、12年ぶりのソロ活動をいよいよ本格化させる。続報もお楽しみに。