全米アルバム・チャート、カニエ・ウェストが初登場1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、カニエ・ウェストの新作『ye』が初登場で1位に輝いた。カニエにとって、セカンド・アルバム『Late Registration』(2005年)から連続7枚、ジェイ・Zとのコラボレーション『Watch The Throne』(2011年)を合わせると計8枚目の全米No.1。ヒップホップ・アーティストでは、ジェイ・Zの14枚に次ぐ、またエミネムと並ぶ2番目に最多となった。

◆カニエ・ウェスト画像

2位は、ポスト・マローンの『Beerbongs & Bentley』がキープ。ゴーストの4枚目のスタジオ・アルバム『Prequelle』が3位に初登場した。ゴーストは本国スウェーデンでは、セカンド『Infestissumam』(2013年)以降3枚全てが1位を獲得しているが、アメリカでは前作『Meliora』(2015年)が初めてトップ10入り(8位)。『Prequelle』はツアー・チケットとのセット販売も功を成し、それを上回り、アメリカにおける新たな最高位をマークした。ゴーストは前作『Meliora』からの1stシングル「Cirice」で2016年、グラミー賞最優秀メタル・パフォーマンスを受賞した。

今週新たにトップ10入りしたのは、カニエとゴーストの2枚だけだったが、カントリー歌手Luke Combsのデビュー作『This One’s For You』がデラックス盤の発売により先週の39位から4位へ大きく再浮上している。

Ako Suzuki
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