BOSSからクリップ式チューナー/メトロノーム「TU-03」、ギター/ベース/バイオリン/ウクレレの専用モードも搭載
ギターなどの楽器に取り付けるだけの手軽さで、チューニングとメトロノームを使ったリズム練習ができるクリップ式チューナー/メトロノームが、ローランドBOSSブランドより登場。7月14日に発売される。
ギターやベースのヘッドに取り付けて気軽にチューニングでき、持ち運びにも便利なクリップオン・タイプのチューナーは、いまやプロ/アマ問わず多くのギタリスト/ベーシストに愛用されている。今回登場の「TU-03」は、小型サイズはそのままに、さまざまな弦楽器の調律に最適なモードを持つチューナーと、リズム・トレーニングに便利なメトロノームの機能を1台に搭載したモデルだ。
チューナー機能は、半音単位で音名を確認できる「クロマチック・モード」に加え、ギターやベース、バイオリン、ウクレレの各楽器専用モードを搭載。基準ピッチの調整(A4=430Hz-450Hz)や、半音/一音下げチューニングへの対応など、小型ながら本格的な機能を備えている。さらに本体にはスピーカーを内蔵。バンドのメンバーと一緒に基準ピッチを聞きながら、同時にチューニングすることも可能だ。
▲チューナー・モード画面。5つのボタンによるシンプルな操作で迅速かつ効率的にチューニング。楽器用の各モードではそれぞれの弦に対応して音名が表示される。
メトロノーム機能は、テンポ変更ができるのはもちろん、8種類のリズム・パターンを搭載。本体スピーカーでさまざまなバリエーションのビートを聞きながら本格的なリズム・トレーニングが行える。ビートはディスプレイにも針の動きで表示。リハーサルや本番のステージでは、音を出さずにディスプレイの表示のみでテンポを確認することも可能だ。
▲こちらはメトロノーム・モード。ビートは針の動きでも確認可能。対応テンポは30~250。
高い耐久性と信頼性も魅力。クリップ部分にはフレキシブルに角度調整が可能なパッドを採用しており、さまざまな弦楽器のヘッドに安全で安定した取り付けが可能。また、バックライトの搭載と反射を抑えたパネルの採用により、暗いステージから日差しの明るい屋外まで、あらゆる環境で高い視認性を確保できる。
電源はリチウム・ボタン電池(CR2032)1個を使用。連続使用時の電池の寿命は約8時間。約5分で電源が切れるオートオフ機能も搭載する。サイズは66×42×35mm(W×D×H)、重量は40g(電池含む)。
ギター・ケースのポケットや、鞄に入れて手軽に持ち運んで使える「TU-03」。メトロノームを使って効果的にリズム・トレーニングを行いたいが、機材を増やしたくないという弦楽器プレイヤーは要チェックのアイテムだ。
製品情報
価格:オープン(市場予想価格 2,200円前後 税込)
発売日:2018年7月14日
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