テイラー、ボリュームとサスティンを両立した「V-Classブレーシング」採用の714ce&614ce発売

これまでアコースティックギターに採用されてきたXブレーシング構造をさらに進化させ、世界中で話題となっているテイラーの「V-Class」ブレーシング採用モデル。先に発売された3モデルに続き、700・600シリーズから「714ce V-Class」と「614ce V-Class」が登場した。

▲従来のXブレーシングではできなかった、硬さと柔軟性を兼ね備えたV-Classブレーシング。サウンドボード上に複数の音波が発生しても互いにキャンセルされることなく届くのが特徴。
NAMM Show 2018で注目を集めたV-Classブレーシングは、弦楽器のボリュームを生み出すサウンドボードの柔軟性と、長く持続するサスティンを生み出す硬さ、相反する二つの要素を兼ね備えたシステム。ボリュームはより大きく、サスティンはより長く、そしてこれまでプレーヤーがあきらめていたイントネーションを劇的に改善。どのポジションを押さえてもピッチの狂いを感じさせないアコースティックギターを実現した。
5月に発売された「914ce V-Class」「K24ce V-Class」「Builder's Edition K14ce V-Class」に続いて、700シリーズ、600シリーズがレギュラーラインナップとして先行発売がスタート。グランドオーディトリアム(GA)シェイプの2モデル「714ce V-Class」と「614ce V-Class」がリリースされた。
「714ce V-Class」はルッツ・スプルースのトップにインディアン・ローズウッドのバック&サイド、トロピカルマホガニーのネックを採用。「614ce V-Class」はトレファイド・シトカ・スプルースのトップにメイプルのバック&サイド、ネックを採用。いずれもV-Classブレーシング・モデルの目印であるBlack Graphiteのナットを採用。ピックアップにはテイラーのExpression System 2 (ES2) を搭載、DLX Hardshellケースが付属する。
製品情報
価格:500,000円(税別)
◆614ce V-Class
価格:550,000円(税別)
発売日:2018年6月中旬より出荷
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