【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「バリ編・前編」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。

今回は6月に行ったインドネシア・バリでのツアーレポート前編です。

ちなみにバリの日程はこんな感じ。


<Bali Date June>

08.06 Bali-Mano Beach House
09.06 Bali-Red Ruby
10.06 Bali-Tuck&Trap
11.06 Bali- Studio Eksotika
16.06 Bali-The Den

■TANTRA主催のパーティでは
■ダンスフルでスペーシーなトラックで勝負

今回は待ちに待ったインドネシア・バリ。まずは成田から7時間フライトでデンパサール空港に到着です。ドライバーがピックアップしてくれて、アレックス・ケスラーに泊まらせてもらうので、車で移動します。


途中、ディナーにナシパダンを食べて、チリのスパイスで汗をかいて、デトックス。最高に美味しかったです。ディナー後はアレックスのチャングーの家に到着し、家でお酒を飲みながら、最近の話をしました。アレックスが彼女であるナオミの母の家が最高だから、そっちに宿泊しようと提案してくれて移動。するとそこは大きなプール付きの家でちょっと感動です。早速プールでひと泳ぎ、楽しく時間を過ごしました。

翌朝は、また景色が違って見えさらに感動。バリは本当に素晴らしい。朝からひと泳ぎして、ブレックファースト……時間が止まっているかのようなバリ独特のムードで、心身ともにリセット。自然と触れ合い、心が洗われて、自分と向き合うことができて、幸せを感じました。


金曜の1発目のギグは、2018年1月に1st Anniversaryのゲストとして呼んでもらったTANTRA主催のパーティ<Suku Mano Beach House>。ちなみにTANTRAは、BabaとE-Bumpからなる魅力的、かつ野心溢れるDJデュオで、テクノとディープハウスを混ぜたようなユニークなスタイルで人気があります。前回同様、バリのKedunguクルーのDr.Kessler、Riccardo Who、TANTRAクルーのKai、Onesと一緒に出演させてもらいました。

Mano Beach Houseでのギグは上げ目の曲が好きなお客さんが多かったので、がっつり踊れる曲で。トライバルな暖かいディスコからテッキーでスペーシーなテクノ、プログレッシブを選曲。このセレクトがかなりハマったみたいで、お客さん楽しそうに踊ってくれて……パーティが終わってから、いろいろなお客さんからナイスなフィードバックをたくさんもらったことはDJ冥利に尽きますね。


■バリのお客さんはみんな
■エネルギッシュでパワーがある

次の日は急きょ、ウルワツのUlu Cliff HouseにてTANTRAクルーとデイタイムにもプレイすることなりました。こちらは夜までのデイパーティで、素晴らしい海が目の前でリゾート感に溢れ、プールで楽しそうにお客さんがチルアウトしていたので、バレアリック、ファンク、ディスコを軸にユルめにプレイ。素晴らしいロケーションで楽しい時間を過ごしました。で、夜のRed RubyではこれマラDr.Kessler、Kai、Onesと共演です。



夜はバリの中でもアンダーグラウンドなクラブ“Red Ruby”でプレイ。ミラーボールとデザインにこだわった空間で良い感じのクラブ。Dr.KesslerのDJセットがお客さんを盛り上げていて、ナイスな空気が出来上がり、それに続くKaiとOnesのB2Bもお客さんの盛り上がりをキープします。ワクワクとモチベーションも高まったところで僕はラストの時間帯を担当します。ダークで浮遊感のあるテクノ、ボーカルなしのハメ系ディープハウスからニューウェーブ、エスニックものをプレイ。今回のバリツアーでは、このパーティが一番ハードコアな感じで楽しかったように思います。ラストの時間だったということもあって、いつもよりアゲアゲの選曲をし、クロージングタイムにはムーディなハウスやディスコにつなげます。バリのお客さんはみんなエネルギッシュでパワーがある感じでした。バリで充実した日々を送らせもらい本当に幸せです。ってことで、

「Thank u Alex,TANTRA Crew」


さて、日曜はTuck & Trapでバリに在住しビラを運営しているZuyak&Ibu Disco夫妻のサンデーパーティ<23 COUNTDOWN STORY #14 SCHOOL Banjarcampout After Party>。敷地から飛び出して、ガイドブックには載らない、載せない、辿り着けないという僕の超お気に入りスポットで、田んぼのとなりのオープンテラスなコンテナの2階建のベニューになります。


この日は僕とDr.Kesslerとのユニット“Quessler”として出演しました。バイナルオンリーでのサンデーパーティという内容だったので、気持ちよく、僕らが面白いと思うことをテーマにプレイしました。アレックスが80sジャーマンレアグルーヴ、ニューウェーブをかけると、僕が変化球で和ディスコ〜イスタンブールでディグしたターキッシュレアグルーヴ、テルアビブでディグした80sニューウェーブという流れがうまくハマり、お客さんが、こう来たかー!といった微笑みを感じます。セット終始なかなか、自分で言うのもなんですが、バッチリでよかったです。この選曲がこの場、この雰囲気にかなりハマったみたいで、みんなすごく喜んでくれたのが印象的なバリの夜になりました。

続く。

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