浦沢直樹、ビートルズ『リボルバー』ジャケットのルーツを追う
漫画家・浦沢直樹の欧州来訪に密着したドキュメンタリー番組『ノンフィクションW 浦沢直樹〜天才漫画家の終わらない旅〜』が6月23日(土)17:30よりWOWOWにて放送となる。
◆『ノンフィクションW 浦沢直樹〜天才漫画家の終わらない旅〜』画像
2018年春、フランスで個展を大展開した浦沢直樹。本番組は彼の本業に密着するだけでなく、浦沢がこよなく愛する“音楽=ロック”の側面からも彼のクリエイティブの源泉を探っていく。個展の合間をぬって訪れたのは独ミュンヘン郊外。ビートルズの最重要アルバムのひとつ『リボルバー』のジャケットデザインを手がけたクラウス・フォアマンの工房だ。両者は出会うやいなや、熱い握手を交わした。
取材前は「リボルバーに関する取材はこの数十年に山程受けてきたので勘弁して欲しい」としていたが、絵を描き音楽を愛して止まないという共通点で、二人はすぐに意気投合。ビートルズファンの間では周知の事実だが、世界で最も有名とも言われるLPジャケットが生まれた背景については、フォアマン自身の言葉で語ってもらうことに、日本のTVメディアとしてはおそらく初めて成功した。さらには、フォアマン曰く「描くことが大変難しかった」というジョージ・ハリソンの顔のイラストへ、写真から切り抜いた顔の一部のパーツを貼付けた、その原紙をも映像として撮影させてもらう幸運に恵まれた。
その後は、即興で一枚の白紙にイラストを描き合う、という貴重なセッションが40分に渡って行なわれた。80歳にして今なお精力的に活動するフォアマンと、浦沢直樹による“熱い交流”の模様は番組の大きな見どころだ。随所にちりばめられたビートルズやボブ・ディラン等の名曲が、番組をさらに盛り上げる。
■番組使用楽曲
Like a Rolling Stone / Bob Dylan
20th Century Boy / T.Rex
Tomorrow Never Knows / The Beatles
Eleanor Rigby / The Beatles
Here, There and Everywhere / The Beatles
『ノンフィクションW 浦沢直樹 ~天才漫画家の終わらない旅~』
詳しくは番組HP:特集:浦沢直樹
http://www.wowow.co.jp/special/013758
◆「特集:浦沢直樹」番組ページ
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