エルヴィス・プレスリー、新作ゴスペル・アルバムで娘リサ・マリーと“共演”

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(C)ElvisPresleyEnterprises

エルヴィス・プレスリーが歌うゴスペル・ソングを集めたニュー・アルバム『Where No One Stands Alone(ホエア・ノー・ワン・スタンズ・アローン)』が、8月10日(金)にリリースされることが明らかになっている。

◆エルヴィス・プレスリー、リサ・マリー・プレスリー画像

同新作は、生前エルヴィスが録音したヴォーカル・トラックに、新たに録音された演奏とバッキング・ヴォーカルを重ねるかたちで制作されたという14曲入りのアルバムだ。1965年にトップ5入りのヒットを記録した「Crying in the Chapel(クライング・イン・ザ・チャペル)」をはじめ、「How Great Thou Art(偉大なるかな神)」や「You’ll Never Walk Alone(ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン)」、賛美に満ちたゴスペル調ロックの「Saved(セイヴド)」、伝統的な讃歌や霊歌の「So High(ソー・ハイ)」「Stand By Me(スタンド・バイ・ミー)」「In The Garden(イン・ザ・ガーデン)」「Amazing Grace(アメイジング・グレイス)」など、彼が愛したゴスペル・ソングの数々が収められる。

▲ニュー・アルバム『Where No One Stands Alone』

アルバムのプロデュースはジョエル・ウェインシャンカー、リサ・マリー・プレスリー、アンディ・チャイルズが手がけ、バッキング・ヴォーカルには“’68カムバック・スペシャル”で初共演したダーレン・ラヴや、スウィート・インスピレイションズのメンバーとしてステージで共演したシシー・ヒューストン、さらにジ・インペリアルズのテリー・ブラックウッド、アーモンド・モラレス、ジム・マレー、ザ・スタンプス・カルテットのビル・ベイズ、エド・ヒル、ドニー・サマー、ラリー・ストリックランドら、エルヴィスとステージやスタジオを共にしてきた音楽界のレジェンドたちが参加している。

そしてタイトル・トラック「Where No One Stands Alone」では、リサ・マリーとの時空を超えた親子共演も実現。リサ・マリーはアルバムのライナーノーツの中で、「父と歌うのは、とても力強い、心を動かされる経験でした」「歌詞が私に語りかけ、魂に触れるのです。父にもほぼ同じように語りかけていたと確信しています」と述べている。

(C)Alex J Berliner ABImages

自身の音楽的な原点とも言えるゴスペル・ソングについて、かつて「2歳の頃から僕はゴスペル・ミュージックしか知らなかった。人生のとても大きな一部になって、踊るのと同じくらい自然なことだったんだ。悩みから逃避したり、僕なりに自分を解放する手段だったね」と語ったエルヴィス。リサ・マリーは今作のライナーノーツで「これが父のお気に入りのジャンル。それは疑いようがありませんでした」「父はゴスペルを歌っているときが一番情熱的で、心穏やかに見えました。家で自分自身と私のためだけに歌っているときであろうと、ステージで何千人ものファンを前に歌っていたときであろうと、本当に活き活きしていたものです」と振り返っている。

エルヴィス・プレスリー『ホエア・ノー・ワン・スタンズ・アローン』|『Where No One Stands Alone』

2018年8月10日(金)発売
※CD、12インチ・アナログ盤
(国内盤CD:9月発売予定)

【収録曲】
01. アイヴ・ゴット・コンフィデンス(信じる心)
02. ホエア・ノー・ワン・スタンズ・アローン (duet with リサ・マリー・プレスリー)
03. セイヴド
04. クライング・イン・ザ・チャペル
05. ソー・ハイ
06. スタンド・バイ・ミー
07. ロック・マイ・ソウル
08. 偉大なるかな神
09. ハレルヤ・ジョン
10. ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
11. ヒー・タッチト・ミー
12. イン・ザ・ガーデン
13. 淋しき足音 (ゴスペル・ヴァージョン)
14. アメイジング・グレイス

iTunes予約リンク:
https://itunes.apple.com/jp/album/id1396258105?at=10lpgB&ct=886447124031_al&app=itunes

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