【ライブレポート】ももクロ佐々木彩夏、12,000人を熱狂させた横アリソロコンサート

ももいろクローバーZの佐々木彩夏が、2018年6月24日に横浜アリーナにて3年連続となるソロコンサート＜AYAKA NATION 2018＞を開催。“あーりんの夏”をテーマにした今年のソロコンサートでは、12,156人が熱狂の渦に包まれた。本記事では、オフィシャルより届いたライブレポートをお届けする。

◆佐々木彩夏 画像（全40点）

ライブが始まる直前、佐々木は「今日は晴れましたし、ファンの皆さんと一足早い夏を一緒に楽しめたらと思います！」と気合い十分に語り、ステージはLEDで作られたヤシの木や波型のセットで飾られていて、開演前から本人も会場も、集まったファンを夏の熱気で迎え入れた。

開演時間になりSEの「あーりんちゅあ」が流れた後、グアムで撮影されたオープニングVTRが流れ、冒頭から真夏の雰囲気に。VTR終わりにミラーボールのように輝いたスカートを身にまとったあーりんがステージ上部から登場し、1曲目から新曲「Early SUMMER!!!」を披露。ライブの世界観にマッチした軽快でポップなサマーチューンに大きな歓声が上がった。その後も松田聖子の「夏の扉」、浜崎あゆみの「glitter」を続けて披露。

MCでは自己紹介や集まったファンにお礼をし、チアガール衣装の3B junior.をバックダンサーに迎えて松浦ゴリエの「Pecori♥Night」、「Mickey」を歌唱した。

一度ステージを離れた彼女は麦わら帽子にアロハシャツという夏らしさ全開の衣装で再登場。バックダンサーとともに、浮き輪遊びを楽しみながら西野カナの「Summer Girl feat.MINMI」を披露。曲中に花火の音が流れるといったこの日のための夏アレンジが施された自身の楽曲「キューティーハニー」、「My Humbarger Boy（浮気なハンバーガーボーイ）」、「My Cherry Pie（小粋なチェリーパイ）」を立て続けに歌唱し、会場を楽しませた。


バックバンドによる夏ソングメドレーからは、先ほどとは一転して黒の衣装に着替えたあーりんが登場。布袋寅泰のカバー曲を2曲披露し、その後はショッキングピンクカラーのエレキギターを弾きながらエリック・クラプトンの「フォーエヴァー・マン」、「いとしのレイラ」をパフォーマンス。「Remember rain」では傘を使いながら歌唱し、しっとりと会場を魅了した。


3B junior.によるダンスパーフォーマンスの後、夕焼けをイメージしたようなワンピース姿で「桃色空」、「Sunset ～LOVE is ALL～」を歌い上げた。続けて、レーベルメイトであるTeddyLoidの楽曲「Grenade feat.佐々木彩夏」が、ライブパフォーマンスとして初めて披露されると会場からはざわめきと歓声が同時に上がった。

その後、彼女は「みんなの近くに行きたい！」と話してトロッコに移動し、ぷにノフ（あーりん推しのももクロファンの総称）で満員の会場をぐるりと周回しながら、神田沙也加の「流星」、松田聖子の「一千一秒物語」を披露。メインステージへ戻った後は本編ラストの曲として「Hababi」を手話を混じえながら歌唱し、ステージを後にした。

アンコールでは昨年に引き続き、ニイルセンによる『あーりん講座 特別編』と題したアニメーションが流れた後、Hard Rock Cafeとのコラボレーショングッズであるタンクトップを着用し登場。1発目から「あーりんは反抗期」を披露し、会場に再び熱気を巻き起こした。その後は再びトロッコに乗り、「あーりんはあーりん」、「ヘンな期待しちゃダメだよ…？♡」と立て続けに披露した。



MCではアンコールの感謝を述べつつ、自身プロデュースのブランド『Chubby Bunny（読み：チュビー・バニー）』の立ち上げ、そしてその第1弾としてランジェリーの制作を発表した。こちらの詳細は追って発表される。さらにサプライズとして来年2019年6月23日に＜AYAKA NATION 2019 in Yokohama Arena＞の開催が告げられた。2年連続となる横浜アリーナでのライブ。1年後であるが今から楽しみなライブだ。こちらも詳細を待とう。

その後「ゴリラパンチ」、「Link Link」と次々と披露し、アンコールパートはまさにあーりんの“圧”を感じられるものであった。最後は佐々木彩夏ソロ曲であり、＜AYAKA NATION＞ラストの鉄板曲とも言える「だって あーりんなんだもーん☆」を歌唱し、この日一番の盛り上がりを見せ、まさに“1日限りのあーりんとの夏休み”は幕を閉じた。

なお、ライブ1曲目に披露された新曲「Early SUMMER!!!」は、レコチョク、iTunes、moraほか配信のサイト限定でリリース中である。