アリアナ・グランデ、9・11テロで亡くなった婚約者の父のナンバーをタトゥに

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アリアナ・グランデは、婚約者でコメディアンのピート・デヴィッドソンの亡き父に敬意を表し、左足首に「8418」という4桁の数字のタトゥをいれたそうだ。

◆アリアナ・グランデ画像

デヴィッドソンの父親はニューヨーク市消防局に勤務していた消防士で、2001年同地で起きたアメリカ同時多発テロ事件で殉職した。そのとき彼がつけていた消防士のバッジの番号が「8418」で、デヴィッドソンも左腕にそのタトゥをいれている。彼は、父親が亡くなったとき7歳だった。

デヴィッドソンは先月、アリアナのアルバム『Dangerous Woman』(2016年)のアートワークにインスパイアされたバニーと彼女のイニシャルAGのタトゥをいれた。

彼は最近、アリアナと交際前のことだが、彼女がコンサートを開いた英国マンチェスター・アリーナで起きた爆破事件にからんだ冗談を言っていたことが発覚し、犠牲者家族から非難された。同じくテロ事件の犠牲者家族の1人で、長年トラウマに悩まされたというデヴィッドソンは、父の死に関連した事柄を冗談にすることもある。3年ほど前になるが、彼は『NY Times』のインタビューで、「僕はダークだったり気まずい事柄を面白くしたいんだ」「僕がジョークにしないものはない。それは僕が体験したことのせいだと思う。あれは最悪な出来事だった。(それを冗談にできた)いまは“だから、どうした?”って思える」と話していた。

Ako Suzuki
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