【連載】フラチナリズムの労働to武道館vol.17「平成30年6月度業績報告」

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アイドル「まなみのりさ」のバックバンドをしてきましたよ。

フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~


労働to武道館業績報告
THE梅雨明け宣言2018!いよいよ夏がやってきたぞー!
というわけでいかがお過ごしでしょうか?
夏派?冬派?は?何その質問??
四季折々があって初めて日本じゃろがい!!全部愛せよ。春も、、、夏も、、、秋も、、、冬も。
どうもフラチナリズムきっての夏好きモリナオフミ@TUBEです。
文章が一行改行されることによって人格が入れ替わったくらい逆のこと言っちゃってるモリですが。
今月もやってまいりました。一生懸命コラムを書いていきたいと思っております。

先日、僕らのミニアルバム「いきなりステキ」の販促キャンペーンで、「うれたらステキ」キャンペーンというのを実施しました。
内容的にはいきなりステキを一文字ずつ頭文字にして、おもしろキャンペーンをやるというもので、

「い」ンストアライブin越谷レイクタウン
※普通のインストアライブです。

「き」持ちよく歌いなよ!オープンマイク
※フラチナリズムの演奏でお客さんが歌うというイベントです。

「な」んでまたやっちゃうんだろう?24時間耐久販売テレビ
※24時間テレビをやりながらCD何枚売れるのか?という拷問です。

「り」ょうしんいち-良心市-
※CDを街中に放置し野菜の良心市の様に販売するイベントです。

「ス」ごいよ!太っ腹!マル秘DVDプレゼントライブ
※タケウチカズヒロ主演映画のDVDが特典です。

「テ」ゆうかカラオケいきません?カラオケマッチボックス
※カラオケ機を借りてライブハウスを巨大なカラオケボックスにしました。

「キ」ゅうきょくの形!四人四箇所同時ライブ
※メンバー四人がバラバラの場所で同時にライブをするイベントです。

「!」びっくりしただろ!いきなりワンマンライブ
※ライブハウスで普通のワンマンライブです。

と、まぁこんな感じの相変わらず突拍子もないキャンペーンなのですが、この中で一つ興味深い結果が出たのです。
というわけで、平成30年6月度実績報告いってみよー!


あの販売方法でCDが?
怖いなー怖いなー(稲川さん風)まさかあんなことになるとは思わなかったんだなぁ・・・
フラチナリズムがCD販売キャンペーンで繰り出した「良心市」これがおかしな現象を起こしちゃったんです。

良心市・・・良心市(りょうしんいち)は、農業を生業としていることの多い地方において設置される、無人販売所の名称(通称)である。高知県でこの名称が使用される例が見られる。
店員は不在であり、客は笊や空き缶などの所定の位置に購入する品物の代金を入れ、品物を持ち帰るシステムである。起源は明確ではないが、貨幣経済が浸透することが必要であるため、農業史の中では比較的新しいのではないかとみられている。この名称が広く見られる高知県においては、春野町でこの種の店舗が太平洋戦争前から存在していた。ただし、「出し売り」や「ダンマリ」といった名称を使用していた地域もあり、「良心市」という名称は『高知県百科事典』(高知新聞社、1976年)においては旧東津野村でこの呼び名を早くから使用していたという記述があるものの、一般に広まったのはさらに最近と推定されている。

ってwikipediaに書いてありました。

CD販売史上初の試みではないでしょうか?田舎出身者ならではのこの発想。街にCD置きっぱなしにしておけば売れるんじゃね??という浅はかな考えの元、半分冗談で走り出したこの良心市企画でした。まぁ売れても10枚かな?面白がってネタとして買ってくれる方がいるでしょうよ!ぐらいの予想でした。ネタ的に面白ければいいかな?という感じでした。

昨今のCD販売事情は直接メンバーが稼働してインストアライブやリリースイベントを行い販売していかない限りはなかなか売れませんし(売れっ子は除く)CD自体がそんなに売れるような商品ではなくなってきてますので、僕らぐらいのクラスのアーティストは直接稼働して手売りで販売していくのが一番売れます。だから良心市なんて真逆なので売り上げは期待できるわけがありません。
しかし、予想はあっさりとくつがえるのでした。

その前の週に24時間耐久販売テレビで販売したCDの売り上げ枚数が113枚。ありがたいことです。
しかし、メンバー直接稼働時間24時間に対して113枚。1時間辺りバンドで4.7枚です。四人組バンドなので、一人1枚強の売り上げです。
これだと30分のインストアライブで50枚~100枚販売する方が効率的ですよね。
普通に考えたらもう24時間やらなくてもいいんじゃね?と思いますが、面白ければやっちゃうのがフラチナリズムですから費用対効果のみで考えるのはバラエティ的に無し。
ところがどっこい今回の良心市、なんと稼働はほぼ無し。つまり0-ZERO-。永遠のゼロなわけです。
そして8時間街の道端に放置してみた結果。。。販売枚数なんと「71枚」
え?
は?
おかしくない?
稼働ゼロです。僕なんかCDを街中に放置して家で仮歌録音してましたからw

24時間必死こいて働いて113枚。かたや8時間放置して71枚。
皆さんならどちらを選びますか?
答えは簡単ですよね。正解は「両方」です。
とにかく面白いことをやりながら売れたらラッキーじゃん!ってな考えでこれからも変なことも普通の事も全力でやっていきたいと思います。
今回のキャンペーンで気付いたこと、それは、、、
良心市・・・意外とあるよ。マジで。



売れフェスseason1-6開催!!
2018年からフラチナリズム企画で始まりました「売れフェス」
今のところまだ売れているとは言えないけれども売れそう売れそうとは周りから結構言われるしまだまだ諦めずに売れたいと思っている人が集まるフェス←二度と言いたくないほど長いサブタイトルw
この「売れフェス」ももう6回目になりました。
最近イベント自体のファンが増えてきたという印象があります。

今回のゲストは、最後のグループサウンズ「ザ・キャプテンズ」、広島県じゃトップアイドル「まなみのりさ」
まずはいつも通りトークコーナーで、まるでうたばんの様な音楽バラエティが繰り広げられます。
ザ・キャプテンズのリーダー、薔薇から生まれた薔薇王子「傷彦」様の強烈なキャラクターに会場には大きな笑いが生まれていました。そしてライブセクションへ。

まずは広島県民認知度97%のまなみのりさが最強のハーモニーでアイドルから逸脱したステージを。


そして、傷彦ばかりに目がいきがちだけど実は全員やかましいザ・キャプテンズが失神必至のステージを。


最後にフラチナリズムが、東京の蕎麦屋ってこんな高いんだ?みたいな表情でライブパフォーマンス。


イベントのシメはコラボ企画!
今回はまなみのりさにちなんで「広島県出身アーティストカバーメドレー」を披露しました。
コラボレーションも結構時間をかけて作っているので、楽しめる要因の一つになっているのではないでしょうか?
今回も満員御礼。最高に楽しいイベントになりました。7月15日にも売れフェスあるので是非とも遊びに来てね。

ってな事で平成30年6月度のまとめ

・稼働日数 21日
・フラチナリズムを見てくれた人数 約1420名
・販売枚数(ハーフ&ハーフ2) 累計3330枚!目指せ5000枚!
・販売枚数(いきなりステキ)累計1750枚!

CD販売キャンペーンを結構重点的にやりつつ、東京、大阪、広島、栃木、北海道と全国津々浦々いろんな場所でライブをした月間でした。
しかしながら上半期のフラチナリズムは赤字でしたので、ここをしっかり下半期は取戻しつつ、それでいて面白いことを発信していけたら最高だと考えていますが、やはり数字も基本的には大事です。こればっかりは活動を続けていくために最低限必要なことです。
しかし、これを僕はとんでもない方法でひっくり返します。詳細は話せる時が来たら話します。
是非とも乗っかって下さい。また奇天烈で最高に楽しい事思いついたんです。
フラチナリズム モリナオフミ

<売れフェス season1-7>

2018年7月15日(日)東京・八王子Match Vox
開場 17:00 / 開演 17:30
出演:フラチナリズム / 絶叫する60度 / 藤田恵名
前売 ¥3,500(1D代別途) / 当日 ¥4,000(1D代別途)

Mini Album『いきなりステキ』

2018年4月22日(日)発売
FRCD-1001 / ¥2,000(税込)
1.いきなりステキ
2.シグナル
3.ふんどし男の夢花道
4.物怪ダンス
5.思い出と白い花
6.単純にイエイ

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