【イベントレポート】個性豊かなアーティストたちが集結した<musicるFES>

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テレビ朝日系の音楽番組『musicるTV』が主催するライブイベント<musicるFES 2018 - Summer Edition ->が、7月15日(日)に東京・Zepp Tokyoにて開催された。新しい学校のリーダーズ、ちゃんみな、BiSHら、個性豊かなアーティストが集結した本公演について、オフィシャルからレポートが届いているので紹介したい。

◆<musicるFES 2018 - Summer Edition -> 画像

会場が暗転し、突如として流れ出したチャイムの音。Zepp Tokyoには似合わないその違和感の中、登場したセーラー服の女子たち。彼女たちは、オープニングアクトが最大の武器だと言っている、ダンスパフォーマンスユニット“新しい学校のリーダーズ”。世間から個性と自由ではみ出し続ける4人組だ。


「私たちの全力を、みなさまの目に焼き付けさせていただきます」。そう放つと一曲目「最終人類」でライブスタート。メンバー自らが考えているという独創的な振り付けを全力で披露した。曲終わり、突如SUZUKAにピンスポットが当てられ、彼女のアカペラが始まる。そして、二曲目「毒花」へと続く。


最後は、「以上、新しい学校のリーダーズでした!」と、下校のチャイムが鳴るなか「musicるFesは終わりではなく、始まりです!」と叫びつつ、閉店ガラガラの動きを醸し出し、逃げるように去っていく4人。約10分間、最初から最後まで“新しい学校のリーダーズワールド”全開のパフォーマンスで会場を置き去りにしていった。この違和感と強烈な個性から生まれる中毒性が、彼女たちの一番の魅力である。


新しい学校のリーダーズのパフォーマンスが終わり、オープニングVTRが流れると『musicるTV』のMC、ヒャダインがステージに登場。イベントタイトルを唱えると、<musicるFES 2018 - Summer Edition ->がスタートした。


トップバッターは、今回のフェスで唯一のバンドセットとなる、全力エンターテインメント・ガールズバンド“Gacharic Spin”。F チョッパー KOGA(B)の鋭いスラップから始まったのは、一曲目「赤裸ライアー」。凄腕プレイヤー4人による圧倒的なアンサンブルとパフォーマーによる奇をてらったド派手なパフォーマンスに会場が沸くと、勢いそのまま「ハンティングサマー」へ。この曲では、プレイヤーそれぞれの見事なソロが披露された。


さらに、曲終わりには、ライブ恒例である1号 まい(Performer)によるけん玉パフォーマンス。一瞬静粛につつまれた会場は、まいのけん玉成功により一層の盛り上がりを見せた。


「もっともっと熱い空間を作っていきましょう!」と放つと、会場は暗転し「JUICY BEATS」へ。この「JUICY BEATS」では、暗闇の中、メンバーの指先が七色に輝きながらのパフォーマンスを披露した。


続いては、2018年4月11日(水)リリースの最新アルバム『G-litter』より「Redline」。はな(Dr,Vo)のドラムセットはLEDにより赤く染まり、パフォーマーの手からは赤いスパイダーテープが放たれた。さらに「ダンガンビート」ではタオルを振り回し、会場は一体に。彼女たちの勢いとエンターテインメント性にどんどん飲み込まれていく。


ラストは、5分間耐久曲「WINNER」。会場とともに、曲中ただひたすらもも上げをするという疾走感と達成感を具現化したかのようなダイナミックな曲でパフォーマンスを締めくくった。ライブという一言では収まらないほどの盛りだくさんなエンターテインメントを見せてくれたパフォーマンスだった。


続いて登場したのは、19歳のトリリンガルラッパーでありシンガーの“ちゃんみな”。ステージ中央に掲げられた2つの大きな旗、3つの椅子、1人のDJと8人のダンサー。それらが妖艶な照明に照らされると、大きな心臓の鼓動音が流れ出し、旗の後ろからちゃんみなが登場。彼女のステージが始まった。

一曲目「MY NAME」で自身の世界観を完璧に作り上げると、「FXXK YOU」と放送禁止用語をこれでもかと放ちまくる攻めた楽曲「FXXKER」を続けて披露。「私のステージを見ろ!」というかのごとく、圧迫的で攻撃的なパフォーマンスを繰り広げた。


「私は、デンジャーです」と言い放った彼女が、次に披露したのは、代表曲「CHOCOLATE」。さっきとはうって変わって、少し切ないメロディラインと歌詞が印象的な楽曲の世界観を見事に表現。実は、彼女が生み出すすべての楽曲は、自身の実体験から生まれている。続いては、親友に恋をしてしまった楽曲「BEST BOY FRIEND」。友情が恋に変わる心の戸惑いを、語りかけるかのように歌い上げた。


「私たちは、今からアイドルです!」。ひらひらのスカートに衣装チェンジし、次に披露したのは、ガーリーな楽曲「LIGHT IT UP」。言語だけでなく、幅広い楽曲への表現力も彼女の武器である。


「自由に楽しんでください!」。アイドルファンが多い今回の会場に気遣いをしつつ、最後は激しいダンスとともに、「LAST NIGHT」、「LADY」を続けて披露。会場のハートを一気につかんだ。およそ19歳とは思えない、スキル、表現力、そして気遣いを持った“LADY”のステージを目の当たりにした。


続いては、BiSHも所属するWACKとavexの共同プロジェクトにより始動した新星グループ“EMPiRE”。今年5月1日(火)に東京・マイナビBLITZ赤坂にて行われた初ワンマンより6人体制となった彼女たちが、<musicるFES>のステージに登場。


「みなさん! 初めまして! わたしたちは、EMPiREです! よろしくお願いします!」そんな初々しい挨拶を済ますと、流れ出す神秘的なエレクトロサウンド。一曲目「Black to the dreamlight」から彼女たちのステージが始まった。“もがき苦しみながらも前に進んで行く”、そんな力強いメッセージが込められた曲に、会場は引き込まれていく。


続けて披露したのは、「EMPiRE is COMiNG」、「FOR EXAMPLE??」、そして「オシリペンペン」の歌詞がインパクト大の「Buttocks beat! beat!」。アップテンポなビートに会場のテンションも急上昇。サビでは、みんなが拳を高く掲げ、今しかない“ライブ”を作り上げていく。


続けて、アップテンポな楽曲「MAD LOVE」を披露し、ラストは「アカルイミライ」。会場からはコールや手拍子が飛び交い、一体感のあるステージで幕を閉じた。

今回、彼女たちのステージは、全6曲MCなしのノンストップで行われた。結成1年でありながら堂々としたステージを披露した彼女たちだったが、時折見せた声の詰まりや震えには、まだまだ果てしない伸び代の中を、必死に前に進むアイドルの“リアル”を感じられた。


<musicるFES 2018 - Summer Edition ->、トリを務めたのは、楽器を持たないパンクバンドとして今最も世間を賑わせている6人組“BiSH”。

突如流れ出したパンクなサウンドとともに飛び出してきたメンバーたち。ハシヤスメ・アツコのシャウトから始まったのは、一曲目の「GiANT KiLLERS」。曲中では、シンガロングが起こり、登場数秒で会場は一気に彼女たちのペースに。そのまま続けて、「SMACK baby SMACK」へ。どんどん増す彼女たちの勢いに会場は手拍子、ダンス、ジャンプ、コールのフルコースで答えていく。


次のクリーンなロックチューン「HiDE the BLUE」までノンストップでいくと、ここで一旦MC。「最後までよろしくお願いします!」と放ち、続いて披露したのは「Life is beautiful」。BiSH初のラブバラードであるこの楽曲のテーマは“人生”。まるで、一つの劇が繰り広げられているかのような振り付けが、曲のメッセージをより強く会場に届けていく。

そして、彼女たち代表曲の一つである「プロミスザスター」へ。メンバーへのコールがより一層大きく響く中、サビでは、振り付けをコピーしたファンがメンバーとともに踊りあげる。“一体感”を超えた、メンバーと会場が“融合”した瞬間だった。


勢いはそのまま「Hey gate」、そして事前告知なしのゲリラリリースで話題となった「NON TiE-UP」へ。SF映画のクライマックスかのような絶望感と壮大なスケール感を感じるサウンド、そして彼女たちの気迫に会場は圧倒されていく。

ラストは「BiSH-星が瞬く夜に-」。モモコグミカンパニーから放たれた「おまえら、最後まで楽しもうぜー!」の声に、会場はさらにヒートアップ。最後の最後に、Zepp Tokyoが揺れるほどのハードなヘドバンがかまされた。


今年は、神奈川・横浜アリーナでのワンマンも経験し、さらなる上のステージへ登ったBiSH。彼女たちの圧巻のパフォーマンスで、約3時間にも及んだ<musicるFES 2018 - Summer Edition ->は幕を閉じた。

このイベントの模様は、テレビ朝日系『musicるTV』にて放送が決定。詳細は、改めて紹介される。

文◎squire neo はっとり

<musicるFES 2018 - Summer Edition ->

7月15日(日)東京・Zepp Tokyo
[出演アーティスト]
新しい学校のリーダーズ / EMPiRE / Gacharic Spin / ちゃんみな / BiSH(※50音順)
MC:ヒャダイン

◆『musicるTV』 オフィシャルサイト
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