【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパ編・その1」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。

今回はツアー真っ最中のヨーロッパのレポートをします。

ちなみにヨーロッパの日程はこんな感じ。



■ヨーロッパのDJ仲間と
■連日のランチ&ディナー!

7月6日から9月まで、長期に渡るヨーロッパツアーのため、まずはベルリンにフライト。ベルリンでは東京のDJ友達・さとみちゃん(Satomicus)の家に数日間ステイ予定なので、大変助かります。さとみちゃん、ありがとう。

フライトは順調で初日は深夜に到着したので、着いて直ぐに床につきました。さて次の日、ベルリンでの行動開始です。まずは<Huit Etoiles>にゲスト出演してくれた経験のある、ルーマニア出身ベルリン在住のユニット“Khidja”とランチ。タイミング良くKhidjaのときに出演したMustache Xさんと、世界中で活躍している日本人フォトグラファーのYoshiki Suzukiさんとロシアチーム(ファッション、音楽関係)と合流し、みんなでランチと相成りました。



そしてこの日の夜は<Huit Etoiles>にも出演してくれた日本大好きDisco HalalのMoscomanとMoscomanの彼女・Nupher、それにZigaとディナー。クラブミュージックのことをはじめ、味のある話をたくさんして、充実した1日を過ごしました。

ゆっくり寝てパワー温存できました。2日目は、朝からベルリン市内を散策し、夜にヨーロッパツアー中のZombies In Miamiと会う約束があったので、お世話になっているSatomicusちゃんと公園で待ち合わせして、ビールを飲み最近の会話の流れで、メキシコの友達のアーティストがやってるから、Water Gateに行こうという流れになり、行ってみました。ケルンのギグに向かうのが早朝のフライトだったので、結局寝ずにフライトすることとなりました。

短い日数のベルリン滞在中に<Huit Etoiles>とご縁あるアーティストたちに会えたのは<Huit Etoiles>のみんなのおかげです。感謝!

■異国で勝負する友人たちに
■たくさんの刺激をもらう


無事ケルンに着き、バリの<Air Festival>で一緒だったComemeのBryan Kesslerがピックアップしてくれて、彼の家にステイ。寝ていなかったので、夕方まで寝て、軽くステイ先の前のレコ屋で80年代のジャーマンエレクトロニックをディグ。ナイスな収穫もできたので、近くのレストランで食事をして、自転車で街を散策したり……ケルンの街を満喫です。


翌日は、昨年Salon Zur Wilden Renateで行ったギグに来てくれて、そのベルリンで活動しているSub Human BrosのYutaka Sakamoto君とケルンで合流です。Yutaka君は自主レーベルでプレスしたレコードをレコ屋に自ら足を運んで販売するのが目的。一方の僕はいろいろなレコ屋をディグをしながら回りました。欲しかった80年代ジャーマンエレクトロニックもゲットできたし、ベルリンよりバイナルが安いし、欲しいのにも出会えたし、次回はもっと時間をかけて良いレコードをゲットしたいなと思いました。


この日の夜は、AcephaleなるハコでBryanと2人会。日本に住んでいた経験もあるケルン出身の友達・アンナたちもパーティに来てくれて、場も和み良い雰囲気の中、ディスコ〜ファンク〜ハウスをベースにバーに合うセットで終始楽しくプレイを堪能できました。みんな酔っ払ってしまい、こんな感じなケルンでした。

さて5時間の睡眠を取り、ベルリンへ戻ります。ベルリンに到着すると、再びSatomicusちゃんの家で夜までゆっくり寝てパワー温存。するとしっかり疲れも取れて、この日の夜プレイする“Kater Blau”の出演者、スタッフたちとディナーです。今回僕をブッキングしてくれたDada Discoのふたりにも会えたし、良い感じでプレイ出来そうな気配……。そうそう、ベルリンのクラブは写真撮影は禁止、パーティの写真は一切取れなかったのが残念ですけど。Mustache Xさん、ロシアチーム、Tomoki Tamuraさん、Kenji Tazaki君、Satomicus、その他いろいろ、事前にメッセージをくれた人たちがサポートしてくれたのが心強い。ちなみにプレイ時間は朝5時から8時まででした。


この日はDada Discoが100bpm〜110bpmくらいの分かりやすいディスコをプレイしていたので、それに合わせて想像していたよりもハッピーバイブスなディスコ〜ハウスをプレイしてみました。さらにこの感じなら和モノもハマると思ったので、最後は和モノを数曲かけたところ、クロージングはかなり盛り上がりました。ケルンもベルリンも訪れていたお客さんに選曲がハマって気分が良かったです。自分のプレイが終わって、みんなで乾杯。いろいろとナイスなフィードバックももらえて、うれしかったですね。


パーティが終わって今回はKenji Tazaki君の家にステイ。Kenji Tazaki君もベルリンに住んでいて、異国で、音楽で真っ向勝負している姿にはいろいろな意味で刺激をもらいます。夕方からはMoscoman、Ivan Smaggge Fantastic Twins、Autarkic、ManfredasたちがプレイするELISEなるハコに足を運びました。いつも、チャットで音楽の情報をやり取りしたり、音楽的にも僕の好きな系統のアーティストたちばかりなので最高に楽しいパーティでした。またベルリンを拠点に移したKinky GrooveのYoshiki Funatsu君と久しぶりに再会したことも楽しさ倍増のポイント。ベルリンは、本当にたくさんのチャンスがあるし、刺激もあるし、音楽の聖地だと僕は思います。

さあ、いよいよ来週は6つのギグがあるので、遊び倒した後は体調管理のため、しっかりとゆっくりと休みます。次のレポートをお楽しみに!

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