竹内まりや、4年ぶりニューシングルは映画『あいあい傘』主題歌

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11月にデビュー40周年を迎える竹内まりやの約4年ぶり、43枚目のシングルとなる新曲「小さな願い」が、映画『あいあい傘』(10月26日公開)の主題歌に決定した。

◆『あいあい傘』ポスタービジュアル、竹内まりや画像

『あいあい傘』は、幼くして生き別れた親子が25年ぶりに再会する姿を通して、家族の絆や夫婦の愛を温かく描いた作品。タイトルの“あいあい傘”には、「親子も、夫婦も、人生を共に歩むのは楽しいことだけじゃなくて、お互い気遣って、肩寄せ合ってくっついて、一歩一歩あるいていく“あいあい傘”みたいなもの」とのメッセージが込められているという。

竹内に主題歌をオファーした映画のプロデューサーは、「主人公さつき(倉科カナ)の心情に優しく寄り添ってくれる歌声を想像したとき、竹内まりやさんしかいないと思った」と明かしながら、「まりやさんの音楽の中心にある“ミドル・オブ・ザ・ロード”という考え方。聴くだけで気持ちがホッとしたり、気分が明るくなったり、それは普通に暮らす人々の生活とそこに生まれる感情に寄り添う音楽。映画『あいあい傘』は運命に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を描いた作品で、まりやさんに台本をお読みいただき、映像をご覧いただいて、そこに生きる人々の想いを拾い、「小さな願い」として結実させていただけたことは、ただただ感無量です」と感謝の気持ちを述べている。

なお、今回も楽曲の編曲・プロデュースは山下達郎が担当しているとのことで、プロデューサーは「竹内まりやさんと山下達郎さんという、公私ともに長年のパートナーでいらっしゃるお二人に『あいあい傘』の主題歌を手がけていただいたことは、これもこの映画が持つご縁だと思うと非常に感慨深いです」とも語っている。

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■竹内まりや コメント

人が人を想う気持ち…映画『あいあい傘』の中でたびたび感じたそのテーマを歌にしたのが「小さな願い」です。
複雑な事情を背負いながら生きる人達、思いに任せぬ世の中を生きる人達など、この映画には心に荷物を抱えた様々な人間の姿が描かれているのですが、どこかに救いと希望が感じられるのは、それが宅間監督の“願い”だからだと感じています。人間はたとえ自分が幸せでも、愛する誰かが不幸せならば本当の幸福感は得られないからこそ、祈らずにはいられないのでしょう。そんな大切な人への“願いと祈り”を歌の中に込めました。
聴いて下さる方々に、どこか少しでもあたたかい気持ちになっていただけたら幸いです。

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『あいあい傘』

2018年10月26日(金)全国ロードショー
倉科カナ 市原隼人
入山杏奈 高橋メアリージュン やべきょうすけ
布川隼汰 永井大 金田明夫 大和田獏 / トミーズ雅
立川談春 原田知世

監督・脚本:宅間孝行
配給:S・D・P

(C)2018映画「あいあい傘」製作委員会
公式サイト:aiai-gasa.com
twitter:@aiaigasamovie Facebook:@aiaigasamovie Instagram :@aiaigasamovie

[ストーリー]
生き別れてしまった父と娘の
切なくも心に沁みる5日間の物語

恋園神社のある小さな田舎町。年に一度の祭りが近づいた日、さつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにその町へやって来た。宿に向かう途中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原隼人)と出会い、祭りの取材をしたいという嘘をついて町を案内してもらうことにする。散策しながら次第に明らかになる現在の六郎の生活。さつきは意を決して、父の新しい家族──奥さんの玉枝(原田知世)と彼女の一人娘に会いに行こうとする。

◆竹内まりや スペシャルサイト
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