【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・MORRIGAN、「辿り着いた答えは自己満」

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8月15日に池袋EDGEで行われる<千歌繚乱vol.18>に出演するヴィジュアル系バンド、MORRIGAN。

仙台を拠点に2015年から活動を開始したが、今年2018年9月28日に解散することが決定している。残念ながらBARKS主催イベント<千歌繚乱>へも最初で最後の出演だ。今回BARKSではMORRIGANにインタビューを実施。彼らが解散に至った理由や、これまでのバンド活動の思い出などを語ってもらった。

◆個人アーティスト写真

※本記事は8月15日(水)に池袋EDGEで開催される<千歌繚乱 vol.17>において、来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。

   ◆   ◆   ◆

――BARKS初登場なので、改めてMORRIGANとはどんなバンドかということを振り返っていきたいと思います。

ARYU(Vo):UNDERWORLDEND XISS『この世界でしか生きれない人の救済 自分の救済』というのがコンセプトです。

SETSUNA(Dr):ヴィジュアル系っていうと普通の人は「暗い」「闇深い」といったイメージだと思うんですが、MORRIGANの曲は意外とポップなものもあるので聞きやすいんじゃないかなと思います。ライブを見てもらえたら、「ヴィジュアル系」というくくりが壊れると思います。

KULOE(B):SETSUNAも言った通り、見た目はダークなんですけど曲はポップでそのギャップを感じてもらえたらと思います。

▲ARYU(Vo)

――確かに見た目はかなりヴィジュアル系全開ですよね。

ARYU:美しさは重要です。

SETSUNA:楽曲がポップなのは、作曲者がオールジャンルの音楽を聞くのでそういう影響もあるかもしれません。

――そしてみなさんは小学校の同級生同士とか。

SETSUNA:そうなんです。中学校の文化祭がはじめてのステージでした。そのときはKULOEではなくて他のメンバーがいたんですが。

KULOE:俺はそのときお客さんとして見てました。

ARYU:時その文化祭では自分はギターを弾いてましたね。

――そもそも音楽を始めたきっかけは?

ARYU:この世の中に自分の存在を残したくて色々考えた結果、音楽で存在を残すって答えにたどり着いたのがきっかけですかね。

SETSUNA:ARYUが元からヴィジュアル系が好きで。仙台のライブハウスに一緒に行ったときに、D'espairsRayさんやMUCCさんを見て衝撃を受けたんです。それでヴィジュアル系ってかっこいいなと思ったのがバンドを始めたきっかけでした。

KULOE:僕は高校に軽音部があったのがきっかけでした。友達がバンドやりたいって軽音部に入ったとき、僕も幼馴染だったARYUたちに「バンドやろうぜ!」って誘われて。ちょうどそのバンドにベースがいなかったので、ベースをやることになって…今に至ります。
――こんなに長く一緒にバンドをやってるって、なかなかないですよね。

SETSUNA:長いですよね~。ほかにあんまり聞かないですし。

KULOE:メンバー全員が幼馴染、って言うのはなかなかね。

――そこからみんながバンドを始め、やがてMORRIGANとして本格活動を始めたわけですね。

ARYU:前にみんなでやっていたバンドで得たもの、出来なかったことをもう一度表現したくて始めました。

――MORRIGANで活動している中で、最も印象に残っていることは何ですか?

ARYU:外国にいった事ですかね。刺激的でした。

SETSUNA:僕もやっぱりヨーロッパツアーです。

――なかなか経験できないですもんね。向こうの音楽文化って違いました?

SETSUNA:いいところでもありますが日本人のお客さんって周りに気を遣ったり恥ずかしがり屋だったりするんですが、外国のお客さんは自由にひとりひとり好き勝手に暴れて騒いでいるのがいいなと思いましたね。素直というか。

KULOE:僕は活動初期のころのステージでは、棺桶から登場してたんです。あの棺桶って自分で作ってたんですが、他のバンドの人からも褒められたりして。棺桶作りは思い出に残っていますね。

――逆に、活動していて悔しかったことは?

ARYU:KULOE:みんな北海道のお客さんはあつい、盛り上がるって言ってたのに、初めて北海道でライブしたとき全然盛り上がんなかったこと(笑)。

SETSUNA:僕は別にないかも。全部楽しかった。細かいこと言えばライブ中どうだったこうだったってありますけど。

――なるほど。MORRIGANはライブ本数もリリースも多くて順調に活動しているなというイメージだったのですが…解散を選んだのにはどのような理由があったのでしょうか。

ARYU:理由ですか…色々…色々あります。

KULOE:うーん、何と言っていいか。僕自身も解散するって思ってなかったんで。

SETSUNA:結構突拍子もなく決まったことなんですよね。でもいろいろ伸び悩んでもいましたし、そういう部分だと思うんですけど。解散の理由はよくある音楽性の違いとかでもないですし、不仲とかでもないです。

KULOE:もしかしたら自分たちで限界を感じてしまったのかもしれない。これだから解散、っていうはっきりした理由はなくて、いろんなことが影響しあっているんだと思います。

▲KULOE(B)

――地方でバンドをやっていく難しさ、というのもあるのでしょうか。

ARYU:地方だとか都内とかは関係無いと思います。バンドがカッコ良ければ。今の時代、CDやYouTubeなどで音楽もどこでも聴けるし、難しさとか感じた事はないです。

SETSUNA:僕たちの先輩バンドは「東京でお客さんがつけば仙台に帰ったときもお客さんが集まる」と言っていて。そういう考えで育っているので、東京で動員をつけないと戦えないとは思っていましたね。自分たちのホームである仙台でいい対バンイベントに出ても、東京からお客さんを連れてくる有名なバンドには勝てないんです。東京のお客さんをいかに動かすか、ということはずっと考えていました。

――といっても、東京に進出せずずっと仙台で活動していたというのは。

SETSUNA:仙台が好きだからですね。東京までも高速で5時間くらいだから、通えなくもないし。上京せずに全国へ進出した先輩バンドの背中も見てきましたしね。

KULOE:まぁあと僕とSETSUNAが人込み嫌いってのもある(笑)。

――仙台はいまもヴィジュアル系シーンがアツいですか?

ARYU:バンドが少ないのでなかなかイベントを組むのが辛いですね。

SETSUNA:どうなんでしょう。でもいまはどの地方も地元バンドが少ないので、イベントを打つのが厳しいとは言いますね。

――大都市だけでなく、全国各地でバンドシーンが盛り上がるといいですよね。

ARYU:そうですね。全国のビジュアルシーンを底上げしたいですね。

――解散を発表して、今の心境は?

ARYU:今は前だけを見てます。

SETSUNA:解散ってのは自分でも実感がないんですけど、決まってしまった以上、残りのライブはしっかり噛み締めてやっていきたいですね。

KULOE:実感、ないねー。たぶん当日の解散ライブやってるときに「ああこれで解散なんだ」と思うような気がしていますね。

――MORRIGANとして一番大事にしてきたことは?

ARYU:お客さんとのライブの一体感です。

SETSUNA:やっぱりライブ力ですかね。ライブってある程度慣れもないと最高のパフォーマンスを発揮できないと思うんですが僕たちバンド歴も長いですし、ライブ力はほかのバンドに負けないと思います。

KULOE:4人バンドとして始まったので、ひとりひとり個性を出すために棺桶の演出などキャラクター作りを大事にしてきましたね。今は棺桶から出てくる演出はないんですが、最後までにどこかで出てこれたらいいなと思っています。

――曲や詞から伝えたかったことはありますか?

ARYU:沢山ありますけど、どの位の人が見て聴いて感じてくれてるのかよく分かりませんが、辿り着いた答えは自己満ですね。それを感じてくれる数少ない人がいたときに嬉しさを感じます。

――自分たちの曲の中でいちおしの一曲も教えてください。

SETSUNA:「もしも黒い翼が生えたなら -ANGEL ver.-」です。最初のイントロからクラブっぽいノリで、テンションが上がります。ドラムも難しいことしてるわけではないんですが、跳ねるようなリズムが続くのでノリがとにかく好きです。

KULOE:自分でもよく聴くのは「SELFISH RUSSIAN」。弾いている立場なら「トランキライザ」ですね。シンプルだからこそ、刺さるものがあると思います。

ARYU:全部ですよ。全部。

――9月の解散ライブまでに、生で聴ける機会があるといいのですが…。

SETSUNA:これからラストワンマンに加え、東名阪と仙台をまわるワンマンツアーもありますので、ぜひ来てください。

▲SETSUNA(Dr)

――解散ライブへの意気込みも聞かせてください。

SETSUNA:最後のライブの日ですが、今まで活動してきていろんなお客さんに出会って、最後を観にきてくれるお客さんに「楽しいな」「来てよかったな」「MORRIGANに通っててよかったな」と思ってもらえるようなライブにしたいです。

KULOE:今まで応援してくれたファンのみんなと、あとスタッフさんだったり、自分たちを育ててくれた池袋EDGEに恩返しができるようなライブがしたいです。

ARYU:解散のツアーは過去最高のライブになるって良く耳にするんですが、自分達もそうなれるように俺は頑張ります。

――その前に8月15日、BARKS主催イベント<千歌繚乱vol.18>もありますしね!

KULOE:この日出演するバンドはみんなダークで個性的なんで、池袋が黒く染まりそうですね。

SETSUNA:仲いいバンドも多いですし楽屋は結構ホームな感じになりそうです。

ARYU:いいイベントになるように盛り上げます

――ライブ当日を楽しみにしています!最後にBARKS読者へのメッセージもください。

SETSUNA:はじめましてでこれでラストになってしまいますが、インタビューを読んでMORRIGANが気になった方は、<千歌繚乱vol.18>、ラストツアー、ラストワンマン、ぜひ足を運んでくれたら嬉しいです。

ARYU:こうやって自分達の言葉を今回、文章で綴っていただきましたが、残り少ないライブに足を運んでいただいて、是非、目で見て記憶にやきつけてもらいたいです。ありがとうございました。

KULOE:このインタビューも時間がたてば消えてしまうかもしれません。ちゃんとスクショ撮っておいてくださいね!(笑)。

取材・文◎服部容子(BARKS)

   ◆   ◆   ◆

MORRIGANが出演する<千歌繚乱vol.17>、チケットは現在イープラス
にて発売中。


<千歌繚乱vol.17>

日時:2018年8月15日(水)開場16:30 開演17:00
出演:ヴァージュ/CANIVAL/ギャロ/SAVAGE/ジグソウ/MORRIGAN
会場:池袋EDGE
料金:【一般チケット】3,800円 【当日券】4,000円 ※ドリンク代別途

【一般チケット】
7月9日(月)12:00~8月14日(火)
[イープラス]
チケット購入ページURL:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002263404P0030001

<MORRIGAN presents SETSUNA birthday 二部制ONEMAN LIVE「カレーが好き THE END」 >

2018年7月30日(月)池袋EDGE

一部
16:30/17:00
¥3,500/¥4,000
※限定Tシャツ付き

二部
19:00/19:30
※レトルトカレーを差し入れの方は無料入場
※一部のチケットをお持ちの方入場後入場

二部終了後撮影会あり(2shot)
※イベント終了後物販にて¥5,000以上お買い上げ毎に撮影券1枚配布

<MORRIGAN LAST ONEMAN TOUR「UNDERWOLRD END XISS」>

2018年9月02日(日)仙台HOOK
2018年9月07日(金)大阪アメリカ村BEYOND
2018年9月16日(日)新潟CLUB RIVERST
2018年9月23日(日)名古屋HOLIDAYNEXT
2018年9月28日(金)池袋EDGE

<千歌繚乱vol.18>

日時:2018年9月26日(水)開場17:30 開演18:00
出演:EVERSSIC/Soanプロジェクトwith芥/ヘルタースケルター/The Benjamin/More
会場:渋谷REX
料金:【先行チケット】3,500円 【一般チケット】3,800円 【当日券】4,000円 ※ドリンク代別途

・チケット受付
【先行抽選受付】
7月13日(金)12:00~8月19日(日)16:00
チケット購入ページURL:[チケットデリ] http://ticket.deli-a.jp/

【一般先着受付】
8月20日(月)12:00~9月25日(火)
[イープラス]
チケット購入ページURL:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002265279P0030001

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