ビリー・ジョエル、キャリア最後の公演は「ソファに寝転がってTVを見るだけ」

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ビリー・ジョエルがライブ活動から引退するのはまだまだ先のことだが、彼はラスト・ツアーに関し素晴らしいアイディアを思いついたそうだ。

◆ビリー・ジョエル画像

キャリアを振り返りヒット曲満載の中、ファンに感謝し、名残惜しくさよならを言うのではなく、「二度と来るものか!」と思わせたいという。

彼は、『Vulture』のインタビューでこう話した。「ステージ・セットは、リビングルームだ。ソファ、テレビ、コーヒーテーブル、食べ物を置いとく。で、僕とオーディエンスの間には防弾ガラスを設置する。ステージに現れた僕はソファに横になって、テレビを見始めるんだ。数分したら、オーディエンスは“なんだこれ”ってなり、ガラスに向かってものを投げつけるだろう」

どんなにブーイングが起ころうとも、ずっとそのままだそう。「僕は、オーディエンスとの間にこんな関係を築くわけだ。僕の公演のためには、もう二度と、絶対に一銭も払わないってね」

ジョエルは、いまは引退について考えていないが、過去にそういう思いがよぎったことは何度かあるという。しかし、「自分はこの世で最高の仕事に就いている。起きて、いっぱい音出して、女の子たちからキャーキャー言われ、お金が入る」と思い直したという。

2014年からNYマディソン・スクエア・ガーデンで毎月一回定期公演を開催中のビリー・ジョエルは、今月18日、同会場において前代未聞、通算100回目の公演を開いた。



Ako Suzuki
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