ギターブランド「RYOGA」1周年記念でワニ柄やダチョウ柄など個性的なカラーをラインナップ

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島村楽器のエレキギター・エレキベースブランド「RYOGA(リョウガ)」に、新たに3機種・5カラーのエレキギターが追加。ブランド立ち上げから1周年となる2018年8月3日に、RYOGA展開店舗で発売される。

RYOGAシリーズは、同じモデルに対して同じカラーを作り続けることはせず、生産ロットごとに新しいカラーを投入。また、巷にある既存のカラーはなるべく使わず、新たに開発したカラーを採用することもテーマとしている。今回追加される機種は各モデルの現行機が持つ特徴を踏襲しながらも、サウンド面やルックス面にひときわ光る特色を持たせ、1周年の節目を飾るにふさわしいギターとなっている。「CICADA(シカーダ)-T2」は1色展開で12本生産、「SKATER(スケーター)-MH3/ANV」、「SKATER-MH3」は各2色展開で6本ずつの少量生産。

■新たにトレモロアームを搭載、ホロウ構造採用の「CICADA-T2」


▲ボディ材はトップがライトアッシュ2P、バックがマホガニー2P。ネックはマホガニー1P。スケールは638mm/22F。カラーはCHA(チャコール)のみ。

「CICADA-T2」は、CICADAモデルのコンセプトである「軽量&コンパクトで弾きやすい、セミアコを彷彿とさせるサウンド」はそのままに、新たにトレモロアームを搭載、ライブでの表現の幅がより広がったマルチユースなモデルだ。現行機の「CICADA-G2」よりもボディが5mm薄く、ネックもスリムになったためプレイアビリティも向上している。

セミアコは大音量で歪ませた際にハウリングが起こりやすいという弱点を抱えているが、CICADAでは、ボディバックのマホガニー材を大きくくり抜いたホロウ構造を採用し、Fホールを開けない閉じた作りによってこの問題を大幅に改善。またクリーントーンでは、独特なエアー感あふれるマイルドなトーンに。一方、歪ませた際は豊かな倍音成分により、中音域に厚みのあるサウンドを得られる。さらに今回の「CICADA-T2」ではトーンノブを引くことでハムバッカーがコイルタップされるため、サウンドバリエーションが増加。638mmスケールならではのハリのあるサウンドも魅力となっている。

「CICADA-T2」のカラーは、CHA(チャコール)。アッシュ材をバーナーで焦がすことで木目が際立ち、天然杢の質感をよりリアルに表現。製品1本ごとに異なる表情も魅力だ。

■SKATER初のミディアムスケール「SKATER-MH3/ANV」&「SKATER-MH3」

SKATERは極めて軽量かつバランスに優れた設計のモデル。開発のコンセプトでもあるライブパフォーマンスへの貢献はもちろん、スタジオや自宅練習の場など、あらゆる場面で快適な演奏環境を提供する。24フレット仕様かつ大胆なヒールカットが施されたハイポジションの演奏性も大きな特徴。リードプレイだけでなく、高音域を多用する現代的な演奏スタイルにその実力を発揮する。今回の「SKATER-MH3/ANV」、「SKATER-MH3」は、SKATER初のミディアムスケール。ネックグリップもスリムにしてあり、手の小さい人にも弾きやすい仕様となっている。

2機種とも、弦を裏通しにしたノントレモロブリッジと厚さ38mmとエレキギターとしてはスリムなアルダーボディにより、スピード感あるサウンドを放つ。またレスポンスの良いハイミッドのトーンが、心地良さを与える。シンプルなコントロールながらサウンドの幅広さも魅力で、フロントピックアップを生かしたキレのあるコードカッティング、リアのハムバッカーを活かした歪みサウンドなど、これ1本でさまざまなシーンに対応する。


▲「SKATER-MH3/ANV」のCRO(クロコダイル)はワニ柄のシートを貼り付け。ボディ材はアルダー3P、ネック材はハードメイプル3P。スケールは628mm/24F

▲同じく「SKATER-MH3/ANV」、ダチョウ柄のシートを貼り付けたOST(オーストリッチ)。

カラーリングも非常にユニーク。「SKATER-MH3/ANV」は、ワニ柄のシートを貼り付けたCRO(クロコダイル)と、ダチョウ柄のシートを貼り付けたOST(オーストリッチ)の2色展開。CROはワニ柄をベースにファッショナブルなブラウンメタリックで塗装。OSTはドット模様のダチョウ柄とクールなブラックメタリックのコンビネーションにより精悍な印象だ。


▲「SKATER-MH3」のSMR(スミレ)。ボディ材はアルダー3P、ネック材はハードメイプル3P。スケールは628mm/24F。

▲「SKATER-MH3」のAYA(アヤメ)。いずれのカラーも視線の角度や光の加減で見え方が変わるため、実際の色は店頭でチェックを。

一方、「SKATER-MH3」のカラー名には花の名前を冠した。桃色がかった紫色が目を引くSMR(スミレ)と、クールな紫色AYA(アヤメ)の2色展開。塗装後にパール仕上げを施しているため、見る角度を変えると色の見え方も変化。ライブでは光の反射とパフォーマンスの動作でさまざまな表情が演出できる。こちらも「CICADA-T2」と同様、ボディに天然杢を使用しているため、製品ごとに異なる木目の柄を楽しめる。

いずれのモデルも以下のRYOGA展開店舗での発売となる。

<RYOGA展開店舗> 
札幌ステラプレイス店、新宿PePe店、ミーナ町田店、八王子店、大宮店、横浜ビブレ店、水戸マイム店、けやきウォーク前橋店、金沢フォーラス店、松本パルコ店、静岡パルコ店、名古屋ギターショールーム、イオンモール岡崎店、梅田ロフト店、広島パルコ店、イオンモール倉敷店、熊本パルコ店

製品情報

◆CICADA-T2
価格:246,000円(税別)
◆SKATER-MH3/ANV
価格:170,000円(税別)
◆SKATER-MH3
価格:184,000円(税別)
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