LOVEBITES、世界最大級のメタルフェスティバルに出演「この場に立てて本当に幸せです!」
LOVEBITESが、8月4日(土)に日本人女性だけで構成されたヘヴィメタル・バンドとして初めて、世界最大級のメタルフェスティバル<ヴァッケン・オープン・エア 2018>に出演した。
◆LOVEBITES 画像
正午前という早い出演時間ではあったものの、彼女たちが立つ、1万人以上もの人数を収容できる6,350平方メートルの世界最大のテントとなるW.E.T.ステージは、ほぼ満員状態。現地スタッフは、「黒い衣装が当たり前のヘヴィメタルにおいて、白の衣装を着た日本人女性たちがメタルをプレイしているという他と全く違うアイデンティティに、メタルファンが注目しているのだろう」と分析する。
オープニングSE「ジ・アウェイクニング」に乗って、haruna(Dr)、midori(G)、miho(B)、miyako(G,Key)がステージに登場。スラッシュメタルの要素を多分に持つファストチューン「ザ・ハマー・オブ・ラス」で幕を開け、イントロでasami(Vo)が登場。「グーテン・モルゲン(ドイツ語で“おはようございます”)、ヴァッケン!」という掛け声で、オーディエンスとの距離を一気に縮めた。
「We are Lovebites and we play heavy metal!!」という口上に続き、「ザ・クルセイド」を披露。間髪入れずに「ドント・バイト・ザ・ダスト」へと流れる。ミュージックビデオにもなっているシングル曲の連続に、世界中から集まったオーディエンスもさらにボルテージを上げる。
「楽しんでますか? これが私たちの最初のドイツでのショウ。この場に立てて本当に幸せです! 新しいEP『バトル・アゲンスト・ダムネイション』が6月にリリースされました。手に入れてくれましたか? その作品からプレイしたいと思います。準備はいいですか!?」とasamiによる英語のMC中には、LOVEBITESコールが起こるなど、欧州でも確実にファンベースを築いていることがわかる。
そして、そのMCで紹介されたとおり、目下の最新作より「アバヴ・ザ・ブラック・シー」をプレイ。冒頭のmiyakoの泣きのギターフレーズが印象的なこの曲のサビ部分で、多くのオーディエンスが拳を高く突き上げるシーンは圧巻であった。
ラストは、彼女たち唯一のフルアルバム『アウェイクニング・フロム・アビス』のリード曲「シャドウメイカー」。中間部のmiyakoとmidoriのツインリードは、この日のハイライトのひとつとなっただろう。モッシュピットも生まれるなど、海外のメタルファンにも彼女たちの音楽は受け入れられたようだ。
今週8月10日(金)には英国のフェスティバル<ブラッドストック・オープン・エア>出演を控えるLOVEBITESだが、本日6日(月)より公式モバイルファンクラブ「LOVEBITES INC.」が開設された。こちらではチケットの特別先行、ブログや動画、ラジオ、おみくじなど、ファン注目のさまざまなコンテンツが随時提供されていくとのことだ。ぜひチェックしておこう。
撮影◎www.franzschepers.com
リリース情報
2018年6月6日(水)
商品形態: CD
価格: ¥2,000+税
▲2ndミニアルバム『バトル・アゲンスト・ダムネイション』
■配信情報
主要配信サイト及びApple Music、Spotifyなど主要定額制音楽ストリーミングサービスでも楽曲配信中。
ライブ情報
2018年9月28日(金)東京・渋谷TSUTAYA O-EAST
開場 17:00 / 開演 18:00
出演: LOUDNESS、HER NAME IN BLOOD、LOVEBITES、HELL FREEZES OVER
https://www.redbull.com/jp-ja/music/events/metal-mania
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