【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「ヨーロッパ編・その4」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。

今回はヨーロッパのレポート第四弾です。

ちなみにヨーロッパの日程はこんな感じ。



■マルセイユは一言で言うと
■“悪くてセクシーなハウス”がハマる?

パリからフランス最大の港湾都市・マルセイユへフライトし無事到着。マルセイユのクラブ“La Dame Noir”のフレッド・ノアールの家に1日ステイします。フレッドの家に着いて早速ビーチと街を散策。マルセイユは海も街も奇麗で最高! 早速レコード屋で3枚のフレンチディスコをゲットしました。海で泳ぎつつ、近くのレストランで優雅にランチ。夜までビーチや街を散策した後、フレッドとLa Dame Noirへ向かいます。



マルセイユは一言で言うと“悪くてセクシーなハウス”が経験上ハマるので、それを意識してハウス〜ディスコをメインにプレイしてみました。一緒にプレイしたLa Dame Noir Djsもみんな素晴らしいプレイで、一晩通してマルセイユのクラブシーンを感じた一夜になりました。

翌日は再びパリにフレッドと電車で移動し、フレッドと別れてホテルにチェックインです。この日は僕がプレイするGarageにて、彼らLa Dame Noirのショーケースがあったので、軽く下見をしに行きました。Garageは噂通りかなりエネルギッシュなお客さんが多く、相当な盛り上がりをみせていました。明日のギグのため、早めにホテルに戻りましたが……う〜ん、残念。



さて、楽しみにしていたGarageでのギグを迎える日。昼間からパリの街を散策し、夜のギグに備えます。この日はメキシコのアップカマー“Paulor”とLa Dame NoirのRemainと共演の予定となっている。オープニングタイムだったので、お客さんの入りをみながら、ディスコ〜ハウス〜テクノを中心にプレイをスタート。お客さんが入って盛り上がってくるまでは、様子見ながらのプレイでしたが、お客さんがもっと盛り上げてと、DJブース前から期待して声をかけてくれて、僕もスイッチが入り、ガッツリと盛り上げて、バトンタッチ。パリの中でも、ここGarageは最近人気があるクラブなので、ピースでアッパーなお客さんがダンスして楽しんでくれたのが印象的……とても思い出の残るギグになりました。

さあ、ブリュッセルのギグまで一週間。体力を温存するために友達のスコッティーの家に宿泊させてもらいながら、パリのレコ屋を回ったり街を散策してゆっくりと過ごしました。

■スイスの地方都市ルツェルンで
■Open To Lastの素晴らしいギグを堪能!

ベルギーはブリュッセルまでバスで移動です。着くなり早速のレコ屋巡りでは、ベルギーのニューウェーブものをメインにディグして新旧合わせていいのがゲットできて大満足。

2日間はAirbnbにてステイ。かなり素敵な部屋で景色もロケーションも素晴らしかったです。今晩のギグの前はKiosk Radioにてこの都市最初のプレイをスタート。



Kiosk Radioが終わると、今回で3回目となるミュージックバー“Bonnefooi”でOpen To Lastがお待ちかね。ここでは和モノからディスコ、ダブ、ファンク、ハウス、テクノ、ニューウェーブ、 ポストパンクなどいろいろな展開をしながら、あっと言う間の8時間のプレイを堪能しました。楽しかった〜。

ギグが終わると仮眠を取ってスイスはチューリッヒにフライトです。チューリッヒ空港にウクライナ出身のDJ/プロモーターのSandroがピックアップしてくれて、山々に囲まれたスイスの小さな都市ルツェルンまで車で移動しました。そのルツェルンではSandro同様DJ/プロモーターのBeatが待ってくれていて、ホテルにチェックインして、ディナーをして地元のナイトクラブ“Klub Kegelbahn”の近くのカフェでクラブオーナーたちとまったりした後、現場に向かいました。



ここKlub Kegelbahnは200人くらいの小箱サイズでサウンドシステムも素晴らしく、かなりワクワクしてきました。この日もOpen To Lastのプレイ。SandroとBeatがサポートしてくれていたのでかなり安心感があって楽しくプレイができました。ルツェルンのお客さんの質は素晴らしく、暖かいバイブスと素晴らしいサウンドシステムとスモークとライティングで、最高に楽しいギグになりました。お客さんと共に一夜を作ったという感覚で、涙が出るほど感動しました。本当に素晴らしいギグでしたね。何をかけたか記憶がなくなるくらい素晴らしいパーティでした。



翌日は、ルツェルンの街を散策して遅めのブレークファースト。湖が一望出来る最高なロケーションで昨夜の話をしながら、素晴らしい時を過ごしました。みんな本当に喜んでくれて嬉しかった。ポーランドの<Garbicz Festival>まで、チューリッヒのSandroの家にステイし、自然を感じる最高な日々を過ごしました。

さあ、僕のヨーロッパツアーも後半戦に突入します!

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