アズサ爆誕、まるで「ケイト・ブッシュ meets スレイヤー」

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アズサが、初のアルバム『ヘヴィ・ヨーク』をリリースする。

◆アズサ泳動&画像

アズサは、2017年に惜しまれつつも解散してしまったアメリカのザ・ディリンジャー・エスケイプ・プランのベーシスト:リアム・ウィルソンと、ノルウェーのプログレッシヴ・デス/スラッシュ・メタル・バンド:エクストルのメンバーが集結して結成されたバンドだ。

エクストルの大ファンであったリアムが、彼らのアルバムで使われているベースの音の秘密を知りたくて、Facebook経由でコンタクトをとったのが交流のきっかけだったという。アズサの話は2013年頃にエクソトルからリアムに持ちかけられ、リアムもこれを快諾し、その後、女性シンガーの必要性を感じたことで、ベルギーの実験的ポップ・デュオ、Sea + Airでヴォーカルやチェンバロ、ドラムなどを担当していたエレーニ・ザフィリアドウが迎え入れられた。

アズサの音楽を一言で表現するならば「ケイト・ブッシュ meets スレイヤー」もしくは「アネット・ピーコックとデスのコラボレーション」といったところだろうか。2018年の音楽シーンにおいて、未だ斬新かつ独創的な音楽性を標榜しているバンドだ。テクニカルで複雑、そしてヘヴィなサウンドに、ささやきからグロウルまでを変幻自在に操る神秘的な女性ヴォーカルが絡み合う、深く新しい世界観を放っている。ディリンジャー・ファンはもちろん、エクストリーム・ミュージック・ファン必聴の作品となっている。


なお、「アズサ」というバンド名は日本語のような響きでもあるが、日本とは関係がない。18世紀、南カリフォルニアに断食と祈りで人々の病を治すことができたとされるコマ・リーというネイティヴ・アメリカンの女の子がおり、「アズサ」という名は、彼女の神秘的な力で病が治ったという部族の長老が与えたもの。彼らトングヴァ族の言葉で「祝福された奇跡」という意味を持ち、現在もその地には「Azusa Street」という通りが存在している。


アズサ『ヘヴィ・ヨーク』

2018年11月14日 日本先行発売予定
【50セット通販 限定直筆サインカード付きCD】 WRDZZ-795 / ¥3,500+税
※日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1. インターステラー・アイランズ
2. ハート・オブ・ストーン
3. ヘヴィ・ヨーク
4. ファイン・ラインズ
5. ロスト・イン・ジ・エーテル
6. スペルバインダー
7. プログラムド・トゥ・ディストレス
8. エターナル・エコー
9. イニクイタス・スピリチュアル・プラクシス
10. サカム・トゥ・ソロウ
11. ディスタント・コール
12. スカル・チェンバー ※日本盤限定ボーナストラック

【メンバー】
リアム・ウィルソン(ベース)
エレーニ・ザフィリアドウ (ヴォーカル、ピアノ)
クリスター・エスペヴォル (ギター)
デイヴィッド・フスヴィック (ドラムス)

◆アズサ・レーベルサイト
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