Ken Yokoyama、約3年ぶりアルバムはセルフコンピレーション盤+10月より全国ツアー開催

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Ken Yokoyamaが10月10日、単独名義のアルバムとしては約3年ぶりとなるセルフコンピレーション盤『Songs Of The Living Dead』をリリースすることが発表となった。これに加えて、同アルバムを引っ提げたレコ発全国ツアー<Songs Of The Living Dead Tour>が10月18日よりスタートすることもアナウンスされている。

◆Ken Yokoyama 画像

横山健がKen Yokoyamaとして、1stアルバム『The Cost Of My Freedom』を発表してから約15年もの月日が経過した。当初は“ハイスタ健”としてのイメージが強く、違和感を覚えるファンも多かったというが、がむしゃらにライブを重ね、絶え間なく音源を発表し、自らのアティチュードを示し続けた結果、“Ken Yokoyamaの横山健”という立ち位置を確立。有無を言わせぬ存在感と圧倒的なギタープレイでパンクスの大脳皮質にそのスタンスを叩き込んだ。

「コンピ用の曲や未発表の曲とかを集めて、いつか1枚の作品にしたいんだよね」とは、Ken Yokoyama活動初期からの言葉だ。当時は、その実現こそ先の話ではあったものの、遂にその日を迎える。つまり、約15年にわたる地道な活動が今作のリリースを可能にしたのだ。

『Songs Of The Living Dead』──ゾンビのような楽曲たち。Ken Bandの旧メンバー在籍時の楽曲も多数収録されている今作にはふさわしいタイトルかもしれない。長い時を経た今、この世に蘇ったという意味で。収録は全20曲。コンピに提供したもの、録音までしておきながらライブでしか披露しなかったもの、WEB上で期間限定公開されたもの。そのどれもがオリジナルアルバム未収録の力ある楽曲たちだ。

注目すべきは、今作のために新たに録音された5曲にある。オープニングを飾る新曲はストレートなメロディックパンクチューン「I Fell For You, Fuck You」。6月にリリースされたNAMBA69とのスプリット盤『Ken Yokoyama VS. NAMBA69』はオールドスクールなパンクロックで固めたが、Ken Bandらしいメロディを活かした楽曲だ。一方、もうひとつの新曲「Swap The Flies Over Your Head」は近年の流れを組むロカビリースタイル。今のKen Yokoyamaを両輪で支える2つのサウンドが、今後も活動の主軸となっていくことが伺える。

ほか3曲の新録曲はカバーだ。「Nervous」はSnuffのドラム&ボーカルDuncanが1990年代初期に参加していたメロディックパンクバンドの代表曲にして超名曲。原曲に忠実なアレンジからも、この楽曲とバンドに対する横山の愛情がうかがえる。そして、NO USE FOR A NAMEのカバー「Soulmate」には、6年前に急逝した同バンドのボーカリストTony Slyへの深い愛情が感じられる。作品のエンディングに選ばれているのもそんな思いの表れだろう。残るカバーはVince Taylorの「Brand New Cadillac」。ゲストボーカリストにチバユウスケを迎えて制作されたという驚きも。今夏開催されたツアー<乱シリーズ2018>でもThe Birthdayと対バンするなど、近年、共演機会が増えていた両者は、実はHi-STANDARD結成以前からの知り合いだ。30年近い時を経て、こうして音源で共演する日が来るとは実に感慨深い。当然、楽曲もチバを意識して選ばれたものだろう。

語るべきポイントに事欠かないのが、セルフコンピレーションアルバム『Songs Of The Living Dead』だ。一般的には“Bサイド集”と呼ばれるかもしれないが、その枕詞は同アルバムには似つかわしくない。横山自身はこれを“セルフコンピレーションアルバム”、6.5枚目のアルバムとして捉えているとのこと。ベスト盤などにありがちな懐かしさも、この作品にももちろんある。しかしそれ以上に、今なおギラついている横山のロックンロール魂がゆらゆらと立ち昇っていることを感じられる仕上がりだ。

現在進行形のKen bandと、Ken bandの歴史の一部であるアルバム未収録の楽曲群が融合し、深みを増したひとつの作品。改めて、Ken bandが歩んできた道筋と、歩みを止めず次へと向かおうとする強い意志を感じさせる一枚の完成だ。

なお、同アルバムを引っ提げて、10月18日の川崎 CLUB CITTA'を皮切りに12月6日の新木場 STUDIO COASTファイナルまで、全17公演のレコ発全国ツアー<Songs Of The Living Dead Tour>の開催も決定した。チケット最速先行受付は8月17日(金)21:00よりSATANIC ENT.会員先行にて。中学生以上18歳未満限定の餓鬼割先行も併せて受付開始。一般発売は9月15日より。

■セルフコンピレーションアルバム『Songs Of The Living Dead』

2018年10月10日リリース
PZCA-85 2,500yen(without tax)
01.I Fell For You, Fuck You (新録/オリジナル)
02.My Shoes (コンピ参加曲/オリジナル)
03.What Kind Of Love (コンピ参加曲/カバー)
04.My Day (コンピ参加曲/オリジナル)
05.Nervous (新録/カバー)
06.Don't Wanna Know If You Are Lonely (完全未発表/カバー)
07.Swap The Flies Over Your Head (新録/オリジナル)
08.If The Kids Are United (コンピ参加曲/カバー)
09.You're Not Welcome Anymore (コンピ参加曲/オリジナル)
10.Walk (コンピ参加曲/カバー)
11.Sayonara Hotel (コンピ参加曲/カバー)
12.Going South (初CD化/オリジナル)
13.Brand New Cadillac (新録/カバー)
14.Dead At Budokan (初CD化オリジナル)
15.Hungry Like The Wolf (コンピ/カバー)
16.Nothin' But Sausage (LIVE DVD収録音源未発表/オリジナル)
17.Living After Midnight (コンピ/カバー)
18.A Stupid Fool (コンピ/オリジナル)
19.A Decade Lived (コンピ/オリジナル)
20.Soulmate (新録/カバー)

■全国ツアー<Songs Of The Living Dead Tour>

10月18日(木) 川崎 CLUB CITTA'
10月24日(水) 福岡 DRUM LOGOS
10月26日(金) 鹿児島 Caparvo Hall
10月27日(土) 熊本 Be.9
10月29日(月) 広島 CLUB QUATTRO
10月30日(火) 松山 WstudioRed
11月03日(土) 秋田 Club SWINDLE
11月04日(日) 青森 Quarter
11月06日(火) 仙台 Rensa
11月07日(水) 郡山 HIPSHOT
11月12日(月) 高崎 club FLEEZ
11月13日(火) 長野 CLUB JUNK BOX
11月15日(木) 金沢 EIGHT HALL
11月16日(金) 新潟 LOTS
11月27日(火) 大阪 なんばHatch
11月28日(水) 名古屋 DIAMOND HALL
12月06日(木) 新木場 STUDIO COAST
※全公演ゲストバンド有り
▼チケット
【SATANIC ENT.会員先行】
受付期間:8/17(金)21:00〜8/21(火)23:59
受付URL http://satanic.jp
【餓鬼割先行】
受付期間:8/17(金)21:00〜8/21(火)23:59
受付URL http://pia.jp/v/kenyokoyama18gs/

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