デイヴ・デイヴィス、兄レイの“キンクス再結成”発言に「まだ早い!」

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デイヴ・デイヴィスは、兄レイが6月終わり、英国のTV局チャンネル4のインタビューで「キンクスは再結成する」と発言したのを見て、「なにいい加減なこと言ってんだ?」と思ったそうだ。

◆レイ&デイヴ・デイヴィス画像

事実に反するわけではないが、デイヴはまだ公表すべき段階ではないと考えていたという。彼は英国の新聞『The Telegraph』紙のインタビューでこう話した。「俺ら、キンクスの新曲に取り掛かってみようかって話はしてた。でも、俺は“まだ公表すべきじゃない。俺らには解決しなきゃいけないことがいくつかあるから”って言ったんだ。彼は“そうだな”って言ってたよ。そのすぐ後、彼はTVに出て、俺らはやるって言いやがった。レイらしいよ」

2011年、同紙のインタビューに応えた際、デイヴは「レイといるのは1時間が限界だ」と、キンクスのリユニオンを笑い飛ばしていたが、今回はこう話したそうだ。「俺らはお互いのことがあまり好きじゃない。でも、おかしなことに、一緒に何かやるのは楽しいんだ。時は人を変える。年を取ると、全ての出来事には理由があると考え、俺らの関係のよくない部分も受け入れてみるべきだって気になる」

デイヴはまた、キンクスの新曲は「いまの時代や文化を反映したものができたら、上手く行くかもしれない」と話した。「俺は、俺らのキャリアを哀れな老人たちが昔を振り返るって状態で終わらせたくないんだ」

レイは、チャンネル4のインタビューで「キンクスは再結成するのか?」との質問に「あとでパブでね」と冗談をまじえつつも、「ああ、正式に…」と答え、音楽ニュースのヘッドラインを飾った。

Ako Suzuki

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