エリック・マーティン「来年、最後になるであろうMR. BIGのアルバムを発表する」

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エリック・マーティンが、MR. BIGの将来について語った。彼らは2019年にニュー・アルバムのリリースを計画しているが、創設メンバーの1人、パット・トーピー(Ds)を喪ったいま、これが最後になる可能性が高いという。

◆エリック・マーティン画像

マーティンは『KNAC』のインタビューでこう話した。「僕はいま、MR. BIGの長年のパートナー、Andre Pessisと共作してる。僕ら、MR. BIGのアルバムになるで“あろう”曲を作ろうとしている。2019年(リリース)を考えてる。僕らのラストになる可能性が高い。2019年6月にはツアーも行なうつもりだ」

「正直言って、パット・トーピーがいなくて、僕にはまるで張り合いってものがない。ビリー(・シーン)は(バンドが終わるのを)寂しく思うかもしれない。でも、彼はほかのことでも忙しいからね。ポール(・ギルバート)は多分、ツアーを止めるのを喜ぶだろう。家にいて、ソロ・アルバムを作るんじゃないかな。僕らは30年間、このバンドにいる。でもパット・トーピーがいなくて、虚しいばかりだ。パットに代わる人なんて見つからないと思う。不可能だ。ビリーが僕を説得しようとするかもしれないが…、どうだろうね」

トーピーは今年2月7日、パーキンソン病の合併症により、64歳で亡くなった。MR.BIGは5月に米カリフォルニアで追悼公演を開き、7月には、トーピーにとって最後のツアーとなった2017年“ディファイング・グラヴィティ”ワールド・ツアーからミラノ公演の映像と音源+日本ツアーからの厳選トラックなどを収めた『ライヴ・フロム・ミラノ+ジャパン2017オフィシャル・ブートレグ』をリリースした。

Ako Suzuki

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