【インタビュー＆イベントレポ】アキシブproject、新体制でメジャーデビューシングル「Hola! Hola! Summer」をお披露目

■アキシブ project
■「Hola! Hola! Summer」発売イベント＠ラクーアガーデンステージ

8月19日（日）東京・後楽園「ラクーアガーデンステージ」にて、アキシブ projectメジャーデビューシングル「Hola! Hola! Summer」（2018年8月15日（水）発売）のリリースを記念したインストアイベントが行われた。

2018年春から約3ヵ月に渡って実施された新メンバーオーディションで新たに四人が加入し、総勢十人体制となったアキシブ project。7月1日のイベントでお披露目されたばかりの、新体制によるライヴ・パフォーマンスを一目見ようと、ステージ前には熱心なファンがリハーサル時間から大勢駆け付けていた。また、夏休み中の日曜日ということもあり、周囲は家族連れでごったがえしており、ひときわ賑やか。頭上をジェットコースターが行き交う中、イベント開始前から熱気に満ちていた。


15時になると、SEの乗せた観客の手拍子とコールに迎えられ、右腕を振り上げながらメンバーがステージに登場。「リリイベ最終日、一緒に盛り上がっていきましょう！」との宮谷の第一声から、「Eternal Blue～キミと僕と空と海の物語～」からミニライヴがスタート。爽やかなブルーの衣装が眩しい十人が踊り出した。“青いスカートなびかせて”という歌詞にピッタリとマッチした夏らしいオープニングだ。広場にはメンバーの名をコールするファンの声が響き、周囲を行きかう人たちも足を止めてステージを見つめている。また、アトラクションエリア等、上階からも多くの人々が彼女たちのパフォーマンスを眺めていた。


「みなさん、楽しんでますかー！？もっともっと楽しんでいきましょうー！」と計良日向子が呼びかけて、「真夏のセレナーデ」へ。“おまえが一番！”とコールしたり、フリ真似をしたりと、ステージ前の熱心なファンの盛り上がりで、ただでさえ暑いステージ周辺はさらに熱気を帯びてきた。


曲を終えると、メンバーそれぞれが自己紹介。

小此木流花「“るーるる”こと小此木流花です。今日はこんなにたくさんの人が集まってくれて、とっても嬉しいです。いっぱい頑張ります！」

菅野芹那「“せりり”こと菅野芹那です。たくさんの人が集まってくれて、本当に嬉しいです。リリイベ最後なので、楽しんでいきましょう！」

計良日向子「“ひなひ”こと計良日向子です。今日は本当にたくさん集まってくれてありがとうございます！ラストなので、今までで一番最高なリリイベにしましょう！」

田口未彩「“みぃちゃん”こと田口未彩です。今日はずっとずっと楽しみにしていたので、こんなに集まってくれて嬉しいです。遊びに来ているみなさんも、ぜひアキシブprojectのリリイベ、立ち止まって観て行ってください！」

津代美月「“ツシロ”こと津代美月です。昨日、風邪を引いちゃって出れないかと思ったんですけど、出ることができて良かったです。楽しんでいきましょう！」

福山梨乃「“りのまる”こと福山梨乃です。たくさんの人に見てもらえて本当に嬉しいです。そして、初めての人もアイドルを普段見ない方も、アキシブという名前だけでも覚えて行ってくれたらなと思います！」

星乃まひろ「“ほに”こと星乃まひろです。リリイベ最終日、たくさんの人に来てもらえて嬉しいです。いっぱい楽しんで行きましょう！」

真城里帆「“りったん”こと真城里帆です。リリイベ最終日にラクーアガーデンで出来たこと、こんなにたくさんの人が観に来てくれたこと、本当に嬉しいです。最後まで盛り上がって行きましょう！」

宮谷優恵「リーダーの“ゆえち”こと宮谷優恵です。こうやって、ラクーアガーデンステージでイベントをやるのは初めてですので、楽しみにしていました。初めましての方も、アキシブのライヴを楽しんで行っていただけたらなと思います。今日はラクーアガーデンステージをアキシブの曲でもっともっと熱くしていこうと思います！」

森下かのん「“のんちゃん”こと森下かのんです。今日は集まってくれてありがとうございます。ジェットコースターに負けないくらい、みんなで声を出していきましょう！」

ここで、計良がMCで8月15日にリリースとなったメジャーデビュー・シングル「Hola! Hola! Summer」について、「8月14日付けのオリコンデイリーランキング5位をいただきました！」と明かすと、ファンからは大きな拍手で祝福された。続いて、シングルカップリング曲「ユメハナビ」が披露された。会場ではファンが手拍子とコールで盛り上げる。和の様式美、情緒を感じさせるメロディと疾走感のある激しめなサウンドによって、歌の持つ切なさがより強調されており、グッと心を掴まれる楽曲だ。


「ラストは、この曲です！みんなで最後まで楽しんでいきましょう！「Hola! Hola! Summer」！」との宮谷の曲紹介で、静かな曲の立ち上がりからアップテンポになると、ファンは歌詞に合わせて合いの手を入れて盛り上げる。「ユメハナビ」とはガラリと変わったアゲアゲな曲調にイベントスペースは大盛り上がりだ。メンバーのパフォーマンスに合わせて手を振る観客たち。周囲を見ると、家族と一緒に眺めている小さな子どもたちも楽しそうに体を揺らしている。メンバーのソロパートでの熱唱を挟み、転調してエンディングに向かう曲展開に、会場一体となって盛り上がった。


「みなさん、今日は短い時間でしたけど、楽しんでいただけましたか？ みなさんのおかげでこうやってメジャーデビュー、そしてリリースイベントも最終日を迎えられました。本当に感謝しかないです。アキシブprojectはもっともっと大きくなって、みなさんに恩返しをできるように頑張って行きますので、これからもどうぞ応援よろしくお願いします！」（宮谷）


ミニライヴの最後は、集まったお客さんと記念撮影を実施。その後の特典会には多くのファンが列を作り、リリースイベント最終日は大盛況の中、幕を閉じた。

なお、アキシブprojectは2019年1月26日（日）にZepp Tokyoにて＜アキシブproject 6thワンマンLIVE＞を開催することが発表された。2016年8月22日に同会場で開催された＜アキシブproject 5thワンマンLIVE＞は台風直撃と重なる不運に見舞われており、またそれ以降はメンバーの卒業などもあったため、Zepp Tokyoでの単独公演は久しぶり。メジャーリリースを経て約2年振りに挑むZepp Tokyoワンマンライヴに俄然注目が集まりそうだ。

取材・文：岡本貴之