スティーヴ・ペリー、曲の使用許可を求め、ジョージ・ハリスン未亡人と緊張の対面

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(C) Myriam Santos

スティーヴ・ペリーは、10月に発表するニュー・アルバム『Traces』で、ザ・ビートルズの「I Need You」(1965年 ジョージ・ハリスン作)をカバーしたが、この曲をどうリワークしたらいいかはティーンエイジャーのときから考えていたそうだ。

◆スティーヴ・ペリー画像

彼は、米ラジオ局Q104.3のインタビューでこう話した。「すごく若いときに初めてこの曲を聴いた。彼らはボサノヴァ風のヴァージョンをやってて、僕は“これなに? すごくクールだ。でも、この曲はもっといいはずだ”って思ったんだ。僕は若いのに、すでに音楽を批評してたんだよ。僕の頭の中では、(『Traces』で)僕がレコーディングしたようなR&B風のものが流れてた。16とか18の時だったと思う。ティーンエイジャーだった。もっとビッグな曲に聴こえたんだ。実際そうなんだよ。ジョージ・ハリスンは素晴らしい曲を作った。ザ・ビートルズのもいいけど、僕は、R&B風にしてよりビッグにできるって思ったんだ」

それは正しかったようだ。曲の使用許可を得るにあたり、ハリスン未亡人から直々にゴー・サインを貰えたという。「僕の友人Steve Ferroneはオリヴィア・ハリスンと親しいんだ。だから、“いつか、僕はこの曲を彼女に聴かせて、承諾を得たい。彼女に訊いといてね”って言ってたんだ。そしたら、(Ferroneから)“彼女と話したよ。これが彼女のメルアドだ。電話欲しいって”って返事が来て、僕は“なんだって?!”だよ」

「突然、オリヴィア・ハリスンにメールすることになって、ものすごく気をつかって、“お話できますか? 曲を聴いてもらっていいですか?”って尋ねたんだ。彼女、すぐに返事をくれた。ビューティフルだったよ。彼女のオフィスへ行って、曲をかけたんだ。すごく緊張した。だって、ジョージ・ハリスンに縁のある環境にいると、彼を感じるからね。それにオリヴィアだ。彼女は曲を一度聴くと、すぐにリモコンをつかんで、かけ直した。僕は“彼女が気に入りますように”って願ってたよ。で、2回目、半分ほど聴いたところで、彼女はこう言ったんだ。“ジョージはこのヴァージョンを気に入ったでしょうね。だから、私はあなたに、許可しますって言うわ”ってね」

スティーヴ・ペリーの24年ぶりの新作『Traces』は、10月5日にリリースされる。

Ako Suzuki
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