ウェーブテーブル音源搭載でEDMなど最新の音楽シーンに対応したiOSアプリ「KORG ELECTRIBE Wave」登場

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1999年に登場し、直感的な操作性でスピーディにトラックメイクできる楽器として進化してきたELECTRIBEシリーズの最新版がiOSアプリで登場。「KORG ELECTRIBE Wave」がApp Storeでダウンロード販売がスタートした。


ハードウェアで培った直感的な操作性はソフトウェアでさらに進化。強力なウェーブテーブル音源、素早い入力が可能なシーケンサー、和音を指一本で鳴らせるコード・パッドなどの新機能を搭載。EDM、Future Bass、Trapなど、最先端のダンス・ミュージックをスピーディに制作できるソフトウェアとなっている。対応デバイスはiPad Pro、iPad(第五世代)、iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 4、iPad mini 3、iPad mini 2。iOS 10.3以降で動作する。


▲ウェーブテーブル音源とPCM音源を搭載。最大同時発音数は32音+8音。パート数はシンセ8パート、ドラム8パート。エフェクトは各パートで使用できるインサート・エフェクト1系統(29種)と、マスターエフェクト1系統(29種)を備える。

サウンド面での最大の特徴は、最新の音楽シーンで多く使用されるウェーブテーブル音源を搭載したこと。ウェーブテーブル音源は、PCMシンセとは異なり、音の要素となる短い波形の断片を繰り返し再生したり、再生中に波形の位置を変更することが可能。豊富なウェーブテーブルと、強力なフィルター、2基のモジュレーションを組み合わせることで、PCMシンセでは得られない、斬新で鋭く攻めたサウンドが作り出せる。パラメーターを厳選しているので、シンセに詳しくなくてもカンタンにサウンドを調整できるのもポイントだ。


▲画面下部に16ステップのパッドを配置。上部はMIXER、SOUND、SEQUENCE、MOTION、UTILITYをタブで切り替えて使用する。写真はSOUNDでドラムサウンドのエディット中。

素早いトラック・メイクを可能にしているのが、進化したユーザーインターフェイス。シリーズでおなじみの16ステップのパッドでスピーディにリズム制作。さらにコード/スケールに対応したキーボードを新たに搭載し、音楽の知識がなくても音を外すことなくトラック・メイクが楽しめる。また、シーケンサーでは、シンセ・パートにステップ入力専用キーボード、ドラム・パートにさまざまなノリが加えられるGrooveを搭載し、グラフィカルなインターフェイスで快適に入力ができる。Grooveは計25種のグルーヴ・タイプから好きなものを選択。ドラムのパートごとに効果を調整することで、カンタンにノリを変えたり、16ステップのグリッドから解放された有機的なドラム・トラックが作り出せる。シーケンサーには、パターンを並べることで曲としてさまざまな展開を作り出せるソング・モードも搭載する。


▲こちらは画面上に各パートの音量やパン、エフェクトを設定するMIXERを表示した状態。S1~S8でパート選択、シンセパートではキーボードを表示。コード・パッドへの切り替えも可能。

楽器経験がない人にうれしいのが、和音を指一本で鳴らせるコード・パッド。「Fetch」機能を使えば、制作中の曲からコードを自動的に抽出してパッドにアサインできるので、制作スピードは格段にアップ。お気に入りのコードを自分でアサインして保存することももちろん可能だし、アルペジエーターを使用すれば、新たなフレーズを生み出すのもカンタンだ。

ツマミの動きを記憶して再現できるモーション・シーケンスも健在。シンセ、ドラム・パートのそれぞれに搭載し、音色に時間的な変化を与えられる。さらに指先一つで大幅にサウンドを変化させるKAOSS PADを使えば、カンタンに時間的変化を記憶できる。

「KORG ELECTRIBE Wave」の発売を記念して、期間限定セールが実施中。9月30日まで33%オフの2,400円で購入が可能となっている。このチャンスをお見逃しなく。


製品情報

◆KORG ELECTRIBE Wave
通常価格:3,600円(税込)
特別価格:2,400円(税込) ※2018年9月30日まで
発売日:2018年8月27日
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