リーフ、18年ぶりの快作が完成

ロニー・ウッドの息子：ジェシー・ウッド擁する英国グラストンベリー出身のリーフが、再結成を経て18年ぶりのニュー・アルバム『レヴェレイション』をリリースする。

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ブリット・ポップ全盛の1990年代半ばに「プレイス・ユア・ハンズ」というブルージーなアメリカン・ロック曲をヒットさせたリーフは、2003年に解散してしまうものの、2010年に再結成公演を行ない、映画『Winter』のサウンドトラックのために新曲「バーキング・アット・トゥリーズ」を発表している。

その後ケンウイン・ハウス（G）が脱退するも、オーディションを経てロニー・ウッドを父に持つギタリスト、ジェシー・ウッドが加入、リーフは完全なる再生を果たすこととなった。ジェシー・ウッドは、＜フジロック2011＞で37年ぶりの来日を果たしたフェイセズのサイド・ギタリストとして、また、父ロニーがロンドンで行ったソロ・コンサートではベーシストとしてもプレイするなど、若くしてマルチな音楽的才能を発揮するサラブレッドだ。


本作『レヴェレイション』は、ブラック・クロウズとの仕事で知られるジョージ・ドラクリアスがプロデュースを手がけており、往年のリーフらしさあふれたクラシック・ロック曲が並んでいる。18年のブランクを全く感じさせない快作だ。

「急いでアルバムを発表して、その結果を見るようなことはしたくなかった。俺達は、可能な限り最高のアルバムを作りたかった」──ゲリー・ストリンガー（Vo）

曲作りに2年半もの月日をかけ楽曲を磨き上げる一方で、2度にわたる英国ツアーを行なう中で新曲を披露しオーディエンスの反応を得てきたという。公開中のリード・シングル「マイ・スウィート・ラヴ」にはシェリル・クロウがゲスト参加、ゲリーと鮮やかなデュエットを響かせている。

2003年以来となる来日公演が、大阪と東京で9月に予定されている。




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