POP ETC、2年ぶり新作を携えて日本公演開催決定

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POP ETC(ポップ・エトセトラ)が10月16日(火)、東京・代官山SPACE ODDにて単独公演を開催することが発表された。同月リリースされるニュー・アルバム『ハーフ』を携えての、一夜限りの日本公演だ。

◆POP ETC画像、試聴動画

10月3日(水)に発売される『ハーフ』には、これまで海外で配信されてきた「Both Directions」「Fingerprints」などの楽曲に、日本のためだけに書き下ろされたという新曲やカバーなどを加えた全14曲を収録。日本でのみ、CDおよびデジタル配信のアルバム形態で発売される作品だ。彼らにとっては、『スーベニア』(2016年)以来約2年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。




アルバムの前半はアコースティック主体のシンプルな構成、後半はエレクトロニックで作りこまれた楽曲と、ふたつの要素を持ち合わせた作品に仕上がっているとのこと。このうち、シングルとしての配信も予定されているという「We’ll Be OK」は、これまで作品やライブなどを通して親交を深めてきたBird Bear Hare and Fishの尾崎雄貴(Vo,G)とクリストファー・チュウ(Vo)による共作曲だ。ボーナストラックとして、尾崎がヴォーカルをとった「We’ll Be OK “月と太陽Version”」の収録も決定している。

『ハーフ』のボーナストラックにはこのほか、POP ETCのお気に入りの楽曲だという「ばらの花」(くるり)、「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」(YEN TOWN BAND)の英語カバー、さらに初めて日本語で制作されたオリジナル楽曲「思いだしていた(First Try)」が収録される。

クリストファー・チュウ(Vo)は新作について、「僕たちは日本が本当に大好きなんだ。僕が日本で生まれたからかもしれないけど、いつも特別なつながりを感じていて、とにかく覚えている限り、日本で過ごす時間を持ちたいといつも思っていた。幸運にも、過去2、3年間でその夢が実現し、頻繁に公演を行ったり、何人かの日本人アーティストをプロデュースする機会にも恵まれた。本当に僕たちにとって、日本は第二の故郷みたいに感じているんだよ。だから今回、日本のファンに何か特別なものをお返ししたいと心から思ったんだ」とコメント。

さらに、「僕と弟のジョナサンが中国人の父を持ち、アメリカ人の母を持っているという“ハーフ”であることもアルバムに影響を与えている。アルバムは、“ハーフ”である、という僕たち自身のアイデンティティーの異なる面からインスパイアされているんだ。音からもそれが簡単にわかってもらえると思う」とも語っている。


2年ぶりの日本公演に向けて、バンドからは次のようなメッセージが届けられた。

「“日本に行きましょう!”僕たちの大好きな場所、日本に戻るのが待ちきれないよ!ニュー・アルバム『ハーフ』からの曲をたくさん生で演奏するのは初めてだから、僕たちにとってもさらに特別で、より楽しみなライヴになるよ!そしてもちろん、昔のPOP ETCやモーニング・ベンダーズの曲もいくつか演奏するつもり。日本でみんなに会えるのを楽しみにしているね!
愛をこめて。」──POP ETC

<POP ETC 日本公演>

2018年10月16日(火) 東京・代官山SPACE ODD
開場 18:30 / 開演 19:30
TICKET オールスタンディング¥6,500(税込/別途1ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売:9月15日(土)
[問]クリエイティブマン 03-3499-6669
詳細: https://www.creativeman.co.jp/

ニュー・アルバム『ハーフ』

2018年10月3日(水)発売
SICX-111 ¥2,400+税
※解説:尾崎雄貴(Bird Bear Hare and Fish)、新谷洋子 / 歌詞・対訳付
1.When Push Comes To Shove
2.Sleight Of Hand
3.Fingerprints
4.Enough
5.Never In Love
6.Both Directions
7.Broken Record
8.Routine
9.So Far Away
10.We’ll Be OK
[Bonus Tracks]
11.We’ll Be OK “月と太陽 version” (featuring Bird Bear Hare and Fish)
12.ばらの花 (Quruli Cover, English Version)
13.Swallowtail Butterfly あいのうた (Yen Town Band Cover, English Version)
14.思い出していた (First Try)


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