上野耕平、9/16 O.A.『情熱大陸』で特集。“荒れた少年”から、世界が認めるサックス奏者へ

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9月16日に毎日放送(MBS)で放送される『情熱大陸』で、26歳のサックス奏者・上野耕平が特集される。

上野耕平は、東京藝大在学中に国内で数々の受賞を重ねており、22歳でプロデビューすると、3年前には世界最高峰のコンクール「アドルフ・サックス国際コンクール」で世界2位となりその名を世界に轟かせた。と、一見すると順調なキャリアを築いてきたかのように思えるが、実は中学時代は「荒れに荒れた少年」だったという。通知表は「オール1」、やんちゃな性格から学校ともめ事ばかり起こしていたようだが、サックスの練習だけは絶対に欠かさなかったそうだ。



そんな上野が今、熱を入れているのが中学や高校の吹奏楽部でサックスを教えることだ。「(中高の吹奏楽部の)金賞を目指すだけのコンクール至上主義を変えたい。卒業後にわかりやすい目標がないせいで、能力はあるのに楽器をやめてしまう若者がゴマンといる現状に、音楽の未来はない」と、想いを述べた上野。思春期時代は、部活に所属することなく一匹狼でサックスと向き合い続けてきた上野であったが、世界に認められる音楽家となった今だからこそ、自らが持つこだわりを積極的に後進に伝えたいと感じているようだ。





今回の番組では、上野が中高生に熱心に指導する様子や、サックスの4重奏(ソプラノ・アルト・テナー・バリトン)での新曲づくりに挑む姿に密着している。さらには、誰もが知っている童謡などを、誰も聴いたことのない新たな美しい楽曲へと生まれ変わらせていく見事な手腕も余すことなく届けられる。

様々な分野で活躍する人たちを丹念に密着取材し、その活動や人生を深く紐解く『情熱大陸』ならではの見ごたえある内容になりそうだ。







【プロフィール】上野耕平/サックス奏者

1992年茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始める。東京藝術大学器楽科に入学。第12回ジュニアサクソフォンコンクール第1位、第7回・10回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞、など数々の賞に輝いたのち、第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、第1位(史上最年少)ならびに特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)を受賞。2014年11月、第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて(ベルギー・ディナン)において、第2位を受賞し話題に。趣味はプラモデルと鉄道で、鉄道車両を庭に置ける家を作るのが夢という26歳。


毎日放送(MBS)『情熱大陸』

[放送日]2018年9月16日
[放送時間]23:00~23:30
[出演]上野耕平
[番組URL]https://www.mbs.jp/jounetsu/2018/09_16.shtml

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