＜男どアホウ サンボマスター＞、My Hair is Badを迎え約3時間の熱戦。レジェンド始球式も

サンボマスターの主催イベント＜男どアホウ サンボマスター 2018 ～夏の選手権～＞が、9月8日（土）、東京・STUDIO COASTにて開催された。

◆＜男どアホウ サンボマスター 2018 ～夏の選手権～＞画像

＜男どアホウ サンボマスター＞は、メンバーが愛読する人気野球漫画からインスパイアされたタイトルが示す通り、異例ともいえる野球試合形式で行われてきたライブイベントだ。今回はサンボマスター改め“サボ日大学園”とMy Hair is Bad改め“マイヘア　メイクアップアーチスト専門学校”の2校が、3ピースロックバンド同士の激闘を繰り広げた。以下、そのオフィシャルレポートをお届けしたい。

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まずは、両バンドならぬ両校の学校紹介映像が上映。その後、サンボマスター、もとい“サボ日大学園”のドラマー・木内泰史クンの球児らしい元気ハツラツとした選手宣誓が行われる。さらに大きなサプライズとして、今年の甲子園でも大きな話題となった“レジェンド始球式”が行われ、10-FEETのドラマー・KOUICHIさんが登場。客席にボールを投げ込んだ。その後、審判の「プレイボール」の声とともにサイレンが鳴り、先攻のMy Hair is Bad、もとい“マイヘア　メイクアップアーチスト専門学校”からライブがスタート。



サンボマスターをロックバンドとして深く敬愛する彼らは、ライブ中もサンボマスターへのあふれる思いをオーディエンスに伝え続け、満員の観客は彼らの思いと楽曲のメッセージをしっかりと受け止め続ける。ライブバンドとして圧倒的な人気を誇る彼らが放射する光は、満場の観客を魅了した。





圧倒的なパフォーマンスを終え、My Hair is Badがステージを降りると、ステージならぬグラウンドを整備するため職員がトンボ掛けを行い、ブルペンにいる投手がキャッチボールを行ったりと、後攻のサンボマスターの登場に向けて会場もさらなる熱気に包まれていく。


後攻のサンボマスターことサボ日大学園のライブは、「世界をかえさせておくれよ」からスタート。続く「光のロック」「青春狂騒曲」「ミラクルをキミとおこしたいんです」と、初っ端から観客の興奮はピークに。ライブ後半では2010年のリリースから約8年の時を経て再ヒット中の「できっこないを やらなくちゃ」などが披露され、山口の熱い語りかけに呼応するように、会場の熱気もどんどん上がっていく。本編ラスト、TBS系金曜ドラマ『チア☆ダン』主題歌としてロングヒット中の「輝きだして走ってく」では観客も合唱で応えるなど最高潮の盛り上がりを見せた。





さらにアンコールでは、対戦校・マイヘア　メイクアップアーチスト専門学校へ敬意を表して、My Hair is Badの名曲「いつか結婚しても」をサプライズ披露。両校のエールの交換に、会場は温かな雰囲気に包まれた。最後はヒット曲「可能性」で締めくくり、ライブバンド・サンボマスターの実力を思う存分見せつけるステージとなった。


サボ学のライブ終了後には両校が整列。ウグイス嬢によって、マイヘアが13対2でサボ学を下すことがアナウンスされると、サンボマスターのメンバーは膝から崩れ落ちた。

奇しくも今夏の甲子園決勝の大阪桐蔭と金足農業のスコアと同じ結果となった本試合。観客からは熱戦を繰り広げた両校もとい両バンドに惜しみない拍手が送られ、約3時間の熱戦は幕を閉じた。


撮影◎浜野カズシ

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激闘の余韻も冷めやらぬ中、本日9月12日には、初の日本武道館ライブを収録したライブBlu-ray / DVD『1st日本武道館　〜そのたてものに用がある〜』がリリースされた。dTVでは同作より、「できっこないを やらなくちゃ」「可能性」「ミラクルをキミとおこしたいんです」など7曲の独占配信も開始されている。